AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

M

2020年07月05日 | 晒しな!日記
昭和9年9月25日 ~ 令和2年6月29日。


まぁ傍から見てて多趣味な人やったと思う。とにかく貪欲さがハンパなかった。
この人の生命力はズバリ貪欲さからきてたと思う。
戦前の人やったからか、思い立ったらすぐ実行。なんでも自発的にやらはる人やった。
やり方は我流かつめちゃくちゃで、計画性がなく、他力本願なところもあり、周りに迷惑かけまくってたけど。


バイク、タバコ、ギター、写真の現像、もの書き、プラモデル、盆栽、絵画、登山、宅建、ガーデニング、ヨガ、料理、カラオケ、釣り、サイクリング、読書、映画、株、パソコン・・・etc


酔っぱらうと玄関でようギター弾いて歌ってた記憶がある。
なぜか愛用してたのはクラシックギターだったが。




ちょっとした軍事オタクで、私もけっこう影響受けてて学校の(ガチの左翼)先生に「右翼の子供」呼ばわりされてた時期もあったっけ。
ガチの右翼が朝日新聞とるかいな。

ドイツ軍の戦車のプラモはよう作ってた。
モーターで走るように改造して木津川の砂場で一緒に走らせに行った記憶がある。




戦車とあと、紫電改に異様な執着があったな。



音楽はもっぱらジャズ。



私が聴いてたような音楽にはほとんど興味を示さなかったが、ある日車でイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のテープをかけたらめちゃくちゃくいつてきて、曲終わったら巻き戻しのボタン押してリピート再生しよるのにはまいった。しかもボリュームめっちゃあげよるし。
「ホテル・カリフォルニア」しか収録されてない編集テープも自分で作っとたな。

ジャズ以外では、谷村新司、高橋真梨子などのポピュラーな歌謡曲も好きやった。




身罷る日の前、姉がなんかの植物を拾ってきてペットボトルにさして食卓に飾ってあったんだが、そこに青虫がくっついていてまぁほっといたら、そいつがいつの間にかサナギに変化していて、身罷った2日後の朝(イノダコーヒに行った日)に見事羽化しよった。




不思議なことだが、以前から親族の者が亡くなると、どこからともなく家に蝶が舞いこんでくる。
うちの家紋が蝶だからだろうかと。





虫魚禽獣、死ねばどれもみなおなじ・・・・・

人が仏になるなら・・・生けとし生けるものはみな仏・・・

(我王  『火の鳥 ~鳳凰編~』より)





お元気で。
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いけないチェリーパイ

2019年12月31日 | 晒しな!日記
今年ももう終わりですね。

9連休中ですが、別に何もしてませんしこれからの予定も何もありません。
遊んでくれる人もいませんし。
1年を振り返ってみても、何かあったかなぁ~~って。

そういえばレコードプレイヤーを購入しましたね。
だから今なおアナログ盤が増え続けているありさまです。
ホント助けてほしい・・・


モンキー・パンチ先生が亡くなったのも、今年でしたっけ?
まぁ自分『ルパン三世』にはそんなに思い入れはないんですが。




一昨日は京都をなんとなしにぶらついておりました。
四条河原町OPAの上にあるブックオフでなんかないかなぁ~て。
まぁ結局アナログ盤をずっと漁ってて何も掘り出せなかったんですけどね。

でもその帰りに・・・・


ギャっ?



ギャーーーーっ!!!



ギャーーーーっ!!!



ギャーーーーっ!!!



いや、自分別に楳図かずおマンガのファンでもなんでもないんですが。
一品一品がめっちゃ安かったので、ついつい・・・・
レジに持っていたら3千円超えておりましたけど。




もういい加減、これ以上クリアじゃないクリアファイルを購入するのはやめにしなければ・・・
(まぁでもこれはべつに全然かさばらないのでいいじゃないですか)



ということで・・・・・みなさま、






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新年の挨拶(理由なき更新 明日又明日)

2019年05月20日 | 晒しな!日記
遅ればせながら、令和元年あけましておめでとうございます?

いやいや、新元号になって一応挨拶的な記事は最初にアップせなあかんなーとは思ってましてんけど。
GW9日間どっこも行きたいところもなくヒマやったんですが、それだけに書くネタがない。
元号変わる間際に突如やりだした平成ベスト必死で書いてて精根尽き果てた状態にありまして、まぁ一種の燃え尽き症候群ってやつですか?
こんなことやってても一銭にもならないのが悲しいですね。
まぁ誰のニーズにも応えてないので当たり前なんですが。


平成最後の日。
新元号を迎える20分ぐらい前、突如「あ、そや。平成最後となるアイテムをなんかゲットしとかんと!」と思い立ち、車とばして最寄りのローソンに赴きました。
そう、平成最後の新聞を買うためです。うちは新聞をとってないので。

ところが、最寄りのローソンの新聞カゴはすでにスッカラカン!
クソ田舎やのに、みんなおんなじ事考えるんやなぁ~(それともクソ田舎者やからか?)

で、もうちょっと町外れの国道沿いのセブイレまで車走らせて一応のぞいてみたら、オオ!まだ残ってた!
とりあえずテキトーに2紙をカゴにほうりこんだ。
ついでに、なぜかたぶん今まで一度も購入したことない(平成最後の)週プレまでカゴに入れてしまっていた。




で、これは先日朝日新聞で配達のバイトしてるツレに取り寄せてもらった平成最後の朝日ウィークリー(英和新聞)。


先月米カリフォルニア州で開催されたコーチェラ・フェスティバルで撮影され、AP通信が配信した1枚。
中にガッツリコーチェラでのPerfumeのライブレポートが掲載されてるんやろうとワクワクしながら開けたら、表紙だけで拍子抜け。


新元号に変わってからは、とくに行きたいところもなく、テレビはくだらないし、近所のサテンに行くにしても読みたい本もない。
まぁでもこのままずっと部屋でボケーーっと過ごすのもあれだし、家族とも険悪になってたので、祇園のメタルバーに顔出しにいくついでに10年以上ぶりに真夜中の八坂神社に詣でてみた。とくに目的もなく。




八坂からの(ジーク)祇園。



向かいにあったローソン、外人旅行者向けのドラッグストアになってた。
ギオンの栄光も地に落ちたもんだ。




祇園からの帰り、ちょっとでも令和元年らしい記念品をと、天皇陛下御即位記念乗車券を購入。
これ改札通る時、駅員さんにハンコ押してもらったり、乗り越し料金払ったりでとっても使いにくい。



てな感じで、令和になってもブツブツ不平不満をまき散らし、世の中を呪いながら非生産的な記事を更新していく所存であります!
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オペしましょ!

2018年10月06日 | 晒しな!日記
しばらくぶりでございます。あましんです。
ここ最近何をしていたかというと、また入院してました。
今度は手術のための入院です。人生初手術です。

もう去年の12月くらいに主治医から「このままやったら腸閉塞起こしかねんから、もう腸を切って拡げて繋げた方(狭窄形成術)がええんちゃうか」みたいなこと言われてたものの、そん時は内視鏡的バルーン拡張術という、腹は切らずに口から内視鏡つっこんで風船で膨らませて腸の幅ムリヤリ拡げるゆう術式で済んだんですが(これが結構きつかった)、もう今回は割腹待ったなしといった状況やったみたい。
まぁ小腸ってのは、口からいってもケツからいっても中途半端な位置にあるので、もう腹切って腸を引きずり出した方が早いという事なのだと思う。


内視鏡的バルーン拡張術






まぁこのクローン病、なるべく手術せんように薬物療法や食事療法で病状を維持していく方法しかなくって、私がもう最近全然食事に気を使ってなくて不摂生ばっかしてた報いですわ。エレンタールもサボりがちで狭窄起こしてる部分に未消化の食いもんがかなり詰まってたみたい。

主治医から手術の決断を迫られた時は、「マジですか?」というかつてない不安の念と共に、「オペしましょ!」っていう、徳弘正也著の『ターヘルアナ富子』の全然はやらなかった決めゼリフが脳裏をよぎった。


手術日の前日の午前に病院にチェックイン。
難病指定を受けているので、前回個室をあてがわれても上限額の範囲内で収まったので今回もいけるかなと最初個室を希望した私の考えはあますぎた。
前回はたまたま相部屋が空いてなく一泊だけだったので通ったみたいで、個室はやっぱ適応外とのこと。
またイヤホン生活を余儀なくされるのか・・・・


入院一日目は私の大嫌いなモビプレップ責めの禊。
このなんとも形容しがたい飲み心地の腸管洗浄剤飲料を時間をかけて2リットル飲まなければならない。


今回は特にコンディションが悪く、エズきまくりで1リットル飲むのがせいいっぱいだった。


点滴を受けながら担当の看護婦さんに手術の説明を受ける。
その日になっていきなり“T字帯”なるものを用意せいとのこと。
T字帯とは、なんのことはない。ふんどしのことである。
それが病院と提携してる1階のローソンに売っているとのこと。
ほんでなんでか白いタイツも履かなあかんという。これも自費やろか?
そして若い看護婦さんにギャランドゥーを際どいところまで剃髪される。

その夜はわりと良く眠れた。


9月26日、手術日。
術式は12時30分からとのこと。

朝は心を落ち着かせるため、ベッドに横たわり音楽でも聴くことにした。
手術前に相応しい曲は何か?やはりカーカスの「手術器具」だろうか?



ただ、その日の朝はなぜか滅多に聴かないデフ・レパードの音源をランダムに聴いていた。


いよいよ手術の時間がやってきた。
看護婦さんに付き添われ1階上の手術室へと向かう。
エレベータのところで看護婦さんに「緊張されてますね」と言われたが、その時はそれほどでもなかった。
ただ、手術室に入った瞬間、金属質の冷たさとやけにだだっ広い部屋の殺風景さになんともいえない恐怖を覚えた。

「こ、これから腹を切り刻まれるんだ。眠ってる間にいろんなことされるんだ」



ベッドに横たわり、腕に点滴針を注射されたとたんすぐに意識はなくなった。


おそらく、意識を失っている間の約2時間半、手術室では下のような苛烈なオペが繰り広げられていたに違いない。






一瞬、姉の顔を見た記憶がある。
それから病室で目が覚めた時は、酸素マスクをあてがわれ、痛み止めの点滴を腕に打たれていた。
その日は寝たきりで体は動かせない。鼻水が詰まって息苦しかった。
まぁ術式は成功だったみたいだ。あーよかった。


難病指定を受けているので、手術費用も心配なかった。




ただ、その夜に気づいたのだが、看護婦さんが来るたびにベッドの下でチョロチョロやってるのはなんなのかと思ったら・・・・

なんと、いつの間に私のロッドに管が通されているではないか!!

ふんどしを買わされたのはその為だったのだ!

なんという責め苦!なんという辱め!・・・・

もうお婿にいけない。


今日の1曲:『治療不可』/ Rainbow
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炎症性腸疾患、経腸成分栄養剤(1-1)散による療法

2017年08月14日 | 晒しな!日記
4月の始め頃から腹部に今までにない激痛を感じ始め、10年以上も病院に世話になってなかった私もさすがに「これはヤバいな」と、近所の大病院にかけこんだ。
最初診てもらった初老の内科の医者は私から症状を聞いて、「なんやろなぁ~~??」と、首をかしげながらもとりあえずビオフェルミンを2週間分処方した。

それからも、腹の痛みは一向に治まる気配はなく、屈辱的な内視鏡大腸検査に、エズきまくった胃カメラも飲んだ。
それでも相変わらず、内科の医者は「なんやろなぁ~~??」と首をかしげつつビオフェルミンを処方するばかりであった。

その医者もついにサジを投げ、水曜にしか病院に出勤しないという消化器の権威ある外科の医師にバトンタッチすることとなった。
その先生は、最初の内科医とは見るからにレベルの違いが見てとれた。
そして私からひと通りの症状を聞き、触診してすぐにこう診断を下した。


私は「クローン病」であると・・・・


クローン病てなんや?!


私は「クローン病」と聞いて、手塚治虫の『火の鳥』の生命編しか思い浮かばなかった。



で、クローン病とは・・・・

大腸や小腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍を引き起こす原因不明の病気をまとめて「炎症性腸疾患」と呼び、クローン病もこの炎症性腸疾患のひとつとされる。
1932年、マウントサイナイ病院の内科医ブリル・バーナード・クローンらにより「限局性回腸炎」として初めて報告された。

Dr. Burrill Bernard Crohn



まぁ他に症例を見ない病気らしく、国から「難病」指定を受けていることからも、なかなかやっかいで珍しい病気であることが窺い知れるであろう。
通常は身体を防御するために機能している免疫に異常をきたすことで、この病気が生じると考えられている。
例えば、健康な人の場合、食事を摂ったらその食物は栄養となって体内に入っていくが、クローン病に犯されていると、その摂り入れた一部の食物(タンパク質)をなんでか異物と勘違いしよるらしいのだ。そして免疫生体物質ども(TNF-α)がそれを攻撃することによって炎症を引き起こすという。
私の場合、小腸に炎症が生じ、それによって小腸の管が「狭窄(狭くなる)」という合併症を起こしているという類のものらしい。


で、この病気、今のところ完治させる治療法はないとのこと。
現在は無事退院して腸の炎症も治まり「寛解期」という安定した時期に入っているが、また食生活が乱れたり、ストレスなどをため込むと、TNF-αが活発化し出し、再熱するという。そして再び入院&絶食するハメとなる。
なので、「寛解導入療法」と「寛解維持療法」という二療法によって、できるだけ病状を抑えるしかないという。


ま、食事療法、栄養療法、薬物療法で一生やりすごすしかないと。
つまり、私の今までの不摂生な食生活を大いに脅かす病気ってことなんですわ。


食事療法として、食物繊維の多いものはなるべく避けなければならない。
ごぼう、たけのこ、レンコン、セロリ、コンニャク、茸類・・・・
私の大好きな蒟蒻畑ももちろんダメなんだろうな。
またしても、私の快適なマンナンライフが奪われてしまった・・・・

麺類でいいのはうどんくらい。そばもあかんし、カップラーメンなどもってのほかみたい。




入院前、スーパーで買い込んでたこいつらはいったいどうしたらいいんだ?



最近は、朝昼晩と主食はほぼお粥である。
退院後五日間なんて、おも湯のみでっせ。

おも湯とは、お粥の水分だけのやつである。
こいつを飲み干した後は、ひもじさしか残らない。



まぁでも、クローン病になって、なにも辛いことばかりではない。

そう、エレンタールとの出会いである。


エレンタール(配合内用剤)とは、成分栄養剤の一種で、食事制限で不足しがちな栄養分をこいつで補うってわけである。
退院2週間前などは、こいつを一日6袋分摂取するのみの食生活であったが、それによって点滴がとれ、やっと味のあるものを口に入れらる喜びで毎日グビグビやっていた。
けっこう苦手な人もいるようであるが、私は水泳部時代、顧問に「おまえは浮力となる脂肪が足りない」といって毎朝プロテインを強制的に飲まさされた時期があって粉モンには免疫がついているのか、けっこういける口だった。
もちろんエレンタールをそのまま飲むってのはまず無理で、フレーバーという味付け粉末を混ぜ込ませることによって飲みやすくするのである。
ヨーグルト味、パイナップル味、グレープフルーツ味、オレンジ味、さっぱり梅味、コーヒー味、マンゴー味、トマト味と色々な味があって、入院中ほとんど試してみたが、コーヒーとトマト味以外はいけた。


エレンタールは、クローン病を患っている者しか与えられない特別な飲み物である。

「いやぁ~、エレンタールの味を知らないなんて、人生損してますねぇ。」

なんて、今度酒場とかで妙に勝ち誇っている飲んだくれ野郎に言ってやろうかと思う。

NO ELENTAL NO LIFE.


今日の1曲:『腐ったはらわた』/ CARCASS
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Hospital Hallucinations Take One

2017年06月22日 | 晒しな!日記
今月始めより、人生初、入院という事態に相成りまして、現在、絶食&快適な点滴ライフを送っております。

もちろん快適なワケはなく、一日ほぼベットの上で本読んだり音楽聴いたり屁こいたりしてるわけですが、それでもなかなか時間を持て余し、ずっと同じところにいるのはなかなか辛いものがあります。


二日目から、静脈点滴に切り替え。
軽く縫合手術されて、今首に管が刺さってます。



数ヵ月前東京遠征した際に、ジュクのユニオンで特価値段で購入して全く読んでなかったニコラス・シャッフナー著『ピンク・フロイド ~神秘~』を家より持参。
夜は殆ど寝付けないので、枕元の電気つけて本書を熟読してたら看護婦さんに注意された。



主食は薬5錠です。



まぁ、一日過ごす中で一番の楽しみといっていい食というものを一切断たれているワケですから、もうこれは辛い以外のなにものでもない。
テレビ見ててもマンガ読んでてもグルメなシーンはホンマに目の毒。




マクドのバリューセット、神座のおいしいラーメン、COCO壱の ロースカツカレー、情熱ホルモン、ドリンクバー、ポテトチップスコンソメ味・・・・


一日も早い元の暴飲暴食生活に戻れるよう、今はこの発狂しそうな退屈極まりない入院生活を、ただひたすら耐えぬくしかないのでございます。




今日の1曲:『ラーメンたべたい』 / 矢野顕子
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逝く年

2016年12月31日 | 晒しな!日記
ここ数日、ジョージ・マイケル、キャリー・フィッシャー、その母デビー・レイノルズと、立て続けに著名な人物が天に召され、喪に服してるうちに今年もあと一日となってしまいましたね。

いやー、今年もたくさんの偉人が逝ってしまいました。
デヴィッド・ボウイ、プリンス、ジョージ・マーティン、グレン・フライ、キース・エマーソン、グレッグ・レイク、レナード・コーエン、モハメド・アリと・・・・・
上の画は2016年に亡くなった著名人達が登場する『サージェント・ペパーズ』風アートワークだそうですが、レミーは去年だろ!


日本でも今年、島木譲二さんをはじめ、たくさんの著名な方が亡くなられましたし、世界的にみてもそこそこ激動の一年だったと思われるんですが、私自身といえば、年々物事に関心がなくなり精力も衰え、これといった変化もなく、もう最近は寝ることが一番の楽しみみたいな感じになってきていて、はっきりいって人生終わってるので私も上の画に加えてもらいたいくらいです(なにも成し遂げてないけど)。
最近ではこのブログの記事書くのも億劫になってきてて、年々更新が減ってきていることもみなさんお気づきでしょう。ていうか、もう誰も閲覧してないかと。


毎年の行事であった今年リリースされた個人的音楽アルバムベスト5を決めるAMASHINレコード大賞も昨年ついに途絶えてしまいました。
いや、もうね、毎年決まりきった自分の好きなアーティストのアルバムしか買ってないんで、毎年そんなのがランクインしててそんなランキングを見て誰がおもしろいのかと。
で、その好きなアーティストの作品も近頃ちっともおもしろくないものだから、もうこの企画限界だったんですよね。


一応今年買った新譜は以下のものです。
これらの作品をほとんどブログでレビューしなかったのも、まぁ、そういうことです。



まぁでも今年よく聴いた作品といえばダントツでこいつでしょう!
KING CRIMSONのライブアルバム『RADICAL ACTION』。


いや、想定以上に聴きごたえあった!
普段なら映像あったらそっちばっかで、ライブ音源なんて聴かないタチなんだが、今回のはK2HD HQCD?っていうの?よくわからないが音質が非常にいいのもあるし、オールタイムベストな選曲でそれを7人がかりであらゆる小道具やテクニックを駆使して見事なまでに再構築しており、アレンジも面白いし(特に「EASY MONEY」の間奏部分がサイコー!!)、まぁ『RED』の曲なんかは当時のレコーディングの方が断然迫力あってもの足りないんだが、ほとんど聴いてないヌーヴォメタル期の曲や、全く関知してなかった近年のクリムゾン・プロジェクトの楽曲がライブになると非常にカッコよく映えており、あまり聴いてない分やけに新鮮なんだな。
やっぱクリムゾンはライブバンドなんだ!と再認識させてくれた一枚(いや、三枚)。




ライブは今年は昨年に比べてあんま見てませんね。
平城京跡で矢井田瞳とリンドバーグをタダで見るなんてなかなかプレミアなライブにも行ったけど。
心から楽しめたのはTTFでのWHIPLASHと、原始神母くらいかな。

    

毎年大阪江坂で開催されるマニアックなスラッシュイベントTTF。そこにWHIPLASHが大トリで初来日。
演奏力もしっかりしており、1st中心のハードコアスラッシーな楽曲群の応襲で我々スラッシャーのアドレナリンを噴出させてくれた。
いや~、心よりモッシュを楽しませてくれるバンドは偉大である。
来年のTTF開催もすでに発表されており、S.D.I.やDARKNESSなどの出演が決定している。
つかスラッシュ・ドミネイションどこいった?

原始神母はたかがトリビュートバンドなんだけど、まず日本にいる限り生で体験できないであろうピンク・フロイドの珠玉の楽曲群を、惜しげもなく生演奏で疑似体験させてくれる誠に貴重なトリビュートバンドなのだ。
私今回が2回目なんだが、やっぱ興奮したもんな。やっぱフロイドの曲を生演奏で体感するのはいいもんなんですよ!


映画はなんといっても岩井俊二監督の久々の最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』。
この一本につきる。


久々に映画館で心揺さぶられたもんなぁー、しかも何?このミステリアスで予測不能な話?
ランバ・ラルとは一体誰だったんだ?
なんといってもCoccoのミステリアスな役どころ、自然体な演技が素晴らしかった。
そして、ラストの衝撃的ドンデン返しで身体をはった演技を披露したシンガーソングライターであり女優のりりィさん。
彼女も今年11月、4月から患っていた肺がんのため64歳の若さで逝去されました。
ご冥福をお祈りいたします。



ちなみにワースト作品は『スターウォーズ ep.7 フォースの覚醒』。
といっても、今年観た映画はこの2本くらいですけど。
旧三部作でレイア姫を演じ再びこの新シリーズで母役で登場したキャリー・フィッシャーさんの突然の死が報じられたのもつい数日前。
上の画にも急遽加えられましたけど、ウマいこと加えたなぁ~~旧三部作ファン泣かせ。

まぁ来年も我々が愛した著名なミュージシャンや役者さんたちの訃報が続くんでしょうね。
なんか毎年イヤになるね。

て、今から伊勢行かんとアカンので、こんなしみったれた記事書いてる場合やおまへんねん!

ほな、ま、よいお年を!


今日の1曲:『私は泣いています』/ りりィ
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No Anaesthesia!

2014年03月01日 | 晒しな!日記
風邪をこじらせてから一週間、熱や筋肉の痛みなどは一日で退いたが、咳が一向に止まらんくて仕方なく薬局でヴィックスドロップを購入してなめな~め。
したら今度はそのビックスドロップが原因で左奥歯の虫歯がモラホラ疼きだすという負の連鎖に見舞われた。
学校の定期検診のとき医者に「真っ白できれいな歯やねぇ~」っていつも感心されるほど、昔から歯は丈夫な方で、この十数年歯医者には縁がなく、これまで「歯痛は気合でなおす!」ということをモットーとしてきたが、そんな無知な信念を貫き通すレベルの痛さではなかったので、仕事終わってから20代んとき以来行ってない歯医者さんへとかけこんだ。

夜遅くまでやっているということで、会社の近くのイオン内の系列店的な歯医者に飛び込みで入ったのだが、なんかしばらく行かんうちにすげーシステム化されてんのには驚かされた。
5番の部屋に案内されてドアを開けると、小奇麗なねーちゃんがひとり立っているだけではないか。え?この人がドクター?入る店を間違ったか?と、戸惑いを禁じえなかった。
その子に「今日はどういった・・・?」と問われ、「あ、フルコースで」と言いかけて、ちがうちがうとひととおり症状を告げた。その後、レントゲン写真やらいろいろテキパキと作業をすすめていき、若いのにデキる子じゃないかと感心してたら、歯の直接検査になってちょっと年配の女性に交代した。指名でも入ったのかと思ったが、やっぱりさっきのは助手の子だったんだなと。
昔はどんなんだったか忘れたけど、設備も今では進歩して簡単操作になって、考えればさっきくらいの作業は誰でもできる仕事だなと。
ただ、ニュース番組の女子アナやお天気おねえさんと同様、助手もルックスで選んでいるんだろうなということは容易に察せられた。とくにこのようなシステム化された所では。
歯ぐきを金具でチクチクされたが、歯周病診断みたいなものだったのかな。それが終わると今度は男の医者がでてきてここからやっと本題に入っていった。

やはり左奥歯の虫歯がかなり進行しており、麻酔して神経を取り除く作業を数回要する治療が必要だとのこと。ま、長年放置してきたから仕方なかろう。
しかし、麻酔やらドリルやらの治療を受けるのは小学生の時以来ではなかろうか。昔から他の人と比べると歯医者に対する恐怖心はあまりなかったが、麻酔薬を打たれるときはちょっとビビった。
麻酔打ってしばらく時間をおいて、いよいよドリルで削る段に入った。キュイイイ~~~ンと、いやな摩擦音が響く。「ん?なんか痛いぞ!」と先生に訴えかけると、「もうちょっと、舌の辺りにも麻酔打っときますか」と、再び麻酔注入をさっきよりも入念にされた。私は内心「いや、最初に打った麻酔がまだ効いてきてなかっただけとちゃいますか?」と思ったが、こっちはシロウトだし、だいいち口を開きっぱなしでは、ロクに話もできない。
で、その麻酔薬の濃厚な液体がノドの方まで流れてきて、たまらず「ウオエッ!」と、痙攣ぎみにエズいてしまった。この無様な姿を助手のねーちゃんに見られてるかと思うと、情けない気分に陥った。さらに先生が「痛くないですか?」とかの問いに答えるとき、液体がノドにたまっているものだから「はい」という返事がうがいしたみたくゴボゴボという声音になるので、カッコわるいことこの上ない。助手のねーちゃんも吹き出すのをこらえていたのではないか。まぁこのような患者の状況は見慣れとるとは思うけど。

荒っぽくて屈辱的な治療がようやく終わり、その後はまた助手のねーちゃんとふたりきりになり、あれやこれやと説明を受けた。効率性を考えてのことだろうが歯ニートラップ的な意味合いを感じないでもなかった。まさか延長料金とかかかってねーよな?
最初歯医者通いなんて一週間くらいで終わるだろうと考えていたが、次の予約を取り付けに行ったらなんと20日後しか空いてないと!んなアホな!ここいらの住民は歯ニートラップにかかりすぎなんとちゃうか?

助手のねーちゃんの説明で、食事は麻酔が切れてからにしてくださいと言われたんだが、2、3時間経っても麻酔が切れる様子は一向になく、治療後歯痛みたいなんのには見舞われたが左下唇、および舌の感覚は午後0時を過ぎても戻ることはなかった。このひもじさをどうしてくれようか!
やっぱさっきの麻酔打ち過ぎやって!


さらに、長時間口を開けっぱなしだっため、顎の関節がおかしなことになって食物をうまく噛めないという、予想外の三次災害に見舞われた。





今日の1曲:『No Anaesthesia』/ STONE
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古きものたちの墓

2013年12月31日 | 晒しな!日記
今年もあと数分となりましたね。
2013年最終日の今日は、プリンタと無線ルーターを買いがてら、近くの古墳公園をプラプラ散策して、ガストのドリンクバークーポンを消化するという、いたって心穏やかな一日を過ごしておりました。
大掃除なんてすでにあきらめました。私ももう、あきらめの歳です。

ほな、ま、2013年をタラタラ振り返っていくことにしましょうか。

まぁ、オズフェス出演効果で人間椅子まさかの大ブレイクも大事件といえますが、今年一番世間を騒がせたことといえばやはり、ブライアン・アダムス死亡騒動じゃないでしょうか?
実はブライアンズタイムという競走馬が死んだというニュースを、誰かがアダムスと空目してその誤報がネットで流布しただけだったんですが。これにはうちの姉もまんまとひっかかってました。

R.I.P

「僕の自宅に日本からたくさんの悼辞が送られてきたんで、一体何のことかと思ったよ」と、ブライアンさん。

そういえば、今月も5億円もする馬が毒グモに噛まれて死んだってニュースがあったな。来年の干支なのに、こりゃ2014年なにかよからぬ大事件が起きるっていう、お告げかもしれませんぜ。

毒グモに噛まれたといえば、やはりスレイヤーのギタリスト、ジェフ・ハンネマンの死が悔まれます。もう最近はスレイヤーの音楽から遠ざかっていたので、ジェフの訃報を聞いた時はメチャメチャショックというわけではなかったのですが、やはりスラッシュ界きっての偉大なリフメイカーであったことは紛れもない事実だし、私も大いに影響を受けた。

Jeff Hanneman R.I.P



今年行ったライブを振り返ってみますと、TTF、The Crimson Project、TICA、VAN HALEN、サマソニ、人間椅子、筋肉少女帯、KISS、Perfumeくらいだったか。
正直、印象に残ったライブは皆無に近いんだが(もう俺ライブを楽しめない人間になったのかも)、灼熱地獄のサマソニで、人生初となったMETALLICAのライブがやっぱモッシュとかヘッドウォーキングとかして一番楽しかったかな。やっぱスラッシュのライブはいいもんだ。
メタリカにとっても今年はデビューして30周年という節目の年。私のフェイバリットアルバム『KILL 'EM ALL』完全再現とかひそかに期待してたんだけど。
で、今月ついに前人未到の南極ライブも敢行しちゃいましたしね。ほんまアホとしかいいようがありませんわ。
まぁ客(一部の金持ちとスタッフか?)はあんな至近距離からメタリカのライブを楽しめてさぞご満悦のことだったろう。

Metallica - Freeze 'Em All: Live in Antarctica (FULL CONCERT) [HD]


じゃあ次回は意表をついて、うちの近所の古墳公園でってのはどうですかい?たぶんまだ誰もやったことないと思うし。
いにしえの墓の前でライブってのも乙なもんですぜ。“Master Of Puppets”とかやったら絶対映えると思う。




そういや、南極ライブの客席の中に、ウミユリ状の先住種族の姿はなかったな。
あの古きものどもは、やはり人間に知られることなく氷の遥か下の墓で眠っているのかしら。

<古きもの>といえば、世界的に有名な評論家であり、作家のコリン・ウィルソンさんが、今月5日に亡くなられたことをしばらく経ってから知りました。
つか、最近まで生きていらっしゃったことも知りませんでした。
ちょうど、彼のクトゥルー神話もの『古きものたちの墓』を読んでいるところだったので、感慨深いものがありました。
コリン・ウィルソンのことは、過去の記事にも書いてるし、また別枠で追悼記事を書こうと思ってるが、この人の文章は専門家的でいささかテンポが悪く(昔購入した『オカルト』っていう著書も途中で放り出した)、おまけに本にコーラをぶちまけてヨレヨレになったのも手伝って、このクトゥルーものをなかなか読み進めないでいた。
つかこの人、もともと評論家でエッセイストだし、宇宙的な神話向きの作家ではないのだと思う。
でも、ま、先週この作品をイオンのトイレの個室にて読了できたことは、彼へのせめてもの手向けになったのではないかと。
今頃はコリン星で、ラヴクラフト御大とダーレス編集長とで、明晰夢討論でもやっていることでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。

Colin Wilson R.I.P



今日の昼下がりの午後、この古色蒼然たる古墳公園の周りを散策していると、どこからともなく一匹の猫が這い寄ってきた。
そして私がカメラを向けると、歩みを止め「はい、どうぞ」とばかりにすましてくれるではないか。



いやはや、なんとも不可思議で異界的な場所である。それでいてなんだか懐かしいような居心地のいい場所でもあるのだ。
実はここいらは猫たちの楽園的な場所で、彼らもあまり人を恐れない。
私は、このかつて山だった住宅地のどこかにウルタールへ通じる異次元の扉があって、猫たちはそこからやってくるのではないかと思っている。
いや、本当はここがウルタールなのであって、異次元に迷い込んだのは、実はこの私自身だったのかもしれない。
だからここいらの住民たちは、誰も猫に危害を加えようとはしない。

ウルタールでは何人たりとも猫を殺してはならないと、今月初めのクトゥルフ神話試験にも出てたもんね。



ほんじゃ、ま、よいお年を。


今日の1曲:『SUMMER OF 69』/BRYAN ADAMS
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Skeleton In The Closet

2013年01月10日 | 晒しな!日記
いやいや、晦日から無謀にも着手してしまった「クローゼット大改造計画」が想定以上に長引いてしまった。
開かず側のクローゼットの中とか、あれこれ掘り返してみた結果わかったことは、80%実用的でないものばかりだということ。まぁこれらのものが火事なんかで消失したとしてもなんら困ることはないし、惜しむこともないだろう。

まず、捨てれずにいたB!誌を半分くらい処分できた。B!誌に関しては、やっぱ80年代のはなかなか捨てる気にはなれんのだが、90年代以降のは躊躇なく捨てれた。この頃からのメタルバンドに対しての思い入れの薄さがわかるというものだ(つーかB!誌はほとんど姉が購読してた)。



あとは、埃まみれになった電化製品の箱、黄ばんで一生着ることのない衣類、カビだらけのビニ本などなど。上の棚からはMDのケースが大量に出てきて、これも全部処分した。だってMDはもともとケースに包まれてるものだからね。
しかしこんだけ処分しても部屋のゴチャゴチャ感は以前とほとんど変わらないのが悲しい。

仕分けするにあたって一番悩んだのが、こういったスターウォーズ関連の景品。せっかく当選したので捨てる気にもなれなくて、その辺に飾ってても埃まみれになるだけやし・・・
だいたいこいつら、映画の中と違って何の役にもたたんのですよ!



ま、今回大きな前進になったのは、長年放置してきたクローゼットの上の棚の傾きを修復できたことかな。いや、ここに引越してきてから程なくして支えの木が右下がりにずってきましてん。年々上に積み重ねてる物が徐々にずってくるわ、本は横倒しになるわで(トップのビフォアー写真参照)、触れるのも怖くて上のもんもよう整理できずにおりましてん。
年明けに日曜大工店でハンガーなどをかけるつっぱり棒みたいなんを買ってきて、それをつっかえ棒代わりにあてがったら上手いことハマりました。まぁ、以前にも試みたことあったんですが、つっぱり棒のサイズを間違えてショックで長年断念しておったんです。



DEAD ENDのCDが出てきたので整理しながら久々に聴いてみた。
う~ん、やはり当時からこの手のジャパメタは性に合わなかったみたいだ。



今回大掃除してみて思ったのが、私がもし不慮の事故や急病で死んでしまって、遺族の者達にこの部屋を物色された時のことだ。
まぁ健全な人にとっては、クソのはきだめも同然だろう。「僕の叔父ちゃんは、けったいな音楽のCDと怪しい書物とパイプのついた一つ目のロボットの人形に囲まれて孤独に死んでいった変人だったんだ」って、死者への敬意もクソもあったもんじゃないですよ!
来たるべき日に向けて、身辺の整理をしておかなくてはならない。


高校時代に、制服の懐に忍ばせていたライター付きデジタル懐中時計が出てきた。
たばこも吸わないくせにシャーロッキアンでも気取っていたのか。そりゃクラスで変人扱いされたわけだ。
ハハハハハ・・・・・・


って、ノスタルジックな感傷に耽ってるヒマはない!
お次はPCのデータの大移動だ!
あー、チャカポコチャカポコ・・・・・

今日の1曲:『SKELETON CIRCUS』/ DEAD END
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胸いっぱいの愛を

2012年12月31日 | 晒しな!日記
は~あ、今年も早かった早かった。私の時間感覚では史上最速かもしれん。

今年は、闇黒神話に関しては、あまりいいものには巡りあえなかったかなぁ。学研パブリッシングから敢行された『魔道書ネクロノミコン外伝』はかなり楽しめたけど。
あとは、『レコード・コレクターズ』を人生で初めて購読した。いや、クリムゾンの『太陽と戦慄』について36ページにも渡って解説してあったもんで。ツェッペリンの『祭典の日』についての記事も掲載されてて、この解説読んでたら欲しくなって買っちゃったんだよねー
そのうち『太陽と戦慄』の40周年記念も是非手に入れたいところだが、その前に買い替えんとあかんもんがいっぱいある。デジカメもそうやし、小銭がこぼれおちるサイフもそう。
あ、そうそう、8年間使い続けたPC(VAIO)も今年でお役目御免です。もう新しいVALUESTAR届いとるんやけど、その前に机の上を整理せんといかん。

にもかかわらず、今日はずっとBSのロンドン五輪プレーバック見とったんですよねぇ。
やっぱなでしこジャパンとアメリカとの決勝戦は名勝負というほかない。審判が明らかにPKになるファールを見て見ぬふりせんかったら、おそらくなでしこが金とってたと思う。
でも、最後の宮間キャプテンの涙、その後の表彰台での選手たちのちゃめっけぷりを見てて、彼女たちには芸能人以上のエンターテイメント性を感じてしまうのである。
あとは、競泳男子メドレリレーでの松田丈志選手のあの名言は実に印象に残った。
「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」
この言葉にはグッときた!そうなんだ。手ブラで帰らせていいのはジャネット・ジャクソンぐらいのものだから。




新しいPCを設置するついでといってはなんだが、昨夜急に思い立って無謀にも「クローゼット改造計画」を敢行してしまった。ハンガーに吊り下げてた物置が長年の老朽化でフックのところがちぎれてしまったってのもある。
とりあえずグチャグチャに放り込まれてある衣類と、ガラクタを仕分けする作業にとりかかった。一円玉やギザ10がいっぱい詰め込まれたケースとか書類関係の他に、サイン色紙が何枚か出てきた。まぁライブん時物販でCD買ったときの特典の類のやつであるが、1枚全く覚えのない色紙が出てきた。

これなんですが。解読できた方は、ご一報下さい。



さて、今宵は先日購入したレッド・ツェッペリンの『祭典の日』DVDを鑑賞して、ひとり年越しライブの気分に浸ろうかと思います。
部屋も心もスッキリさせて、心機一転!気持ちのいい新年が迎えられそうです。




よゐお年を。

今日の1曲:『No Quarter』/ LED ZEPPELIN
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バレンタインデー

2012年02月14日 | 晒しな!日記
情けなくなるので言いたかないけど、毎年この日は姉からは確実にバレンタインデーチョコがもらえます。
まぁ日曜すでに手渡されていたのだが、いつもならちょっと格調高いチョコをくれるのに、今年はいささかおふざけが過ぎている。

川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムのお土産なんだが、コミック・タイプ・チョコレートというものらしい。
甥っ子にはドラえもんのを渡していた。
10歳のガキと同じ扱いか!!

いや、パーマンは好きだけど、別に特別な思い入れがあるわけじゃない。
いつもならチョコを平らげた後、パッケージはすぐさまゴミ箱行きなのだが・・・

こんなかわいいパッケージやったら、もったいなくて捨てられへんやないかい!!


くそ、またむしゃくしゃしてきやがったぜ。
こんな呪われた夜は、カテドラルのアルバムが無性に聴きたくなる。
それも最もドゥーミーな頃の初期の作品がいい。
今年は彼らのデビューミニアルバム『In Memorium』にしよう。
フフフ・・・・

ああ、なんとう陰鬱なサウンド、うっとりするような耽美さ・・・・
私のどす黒く捻れた情念が再び蘇る・・・
かき乱してくれ!俺の鬱なる心を、その下劣なチョコポッキーでかき乱してくれ!



今日の1曲:『Mourning of a New Day』/ Cathedral
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吹けよ風、呼べよ嵐

2011年09月03日 | 晒しな!日記
この度の大型台風12号の影響で今週末に開催予定であった野外フェスが軒並み中止に追い込まれているということで、楽しみにされていた方はなんともお気の毒。
私も今年のTHRASH DOMINATIONが中止になったことへのウサ晴らしとばかりに泉大津のOTODAMAへの参加を検討していたのですが、どうやらこちらも中止のようで。

まぁこんなことを言うのは不謹慎なんですが、環境に恵まれていたこともあり昔から台風が接近してもあまり危機感というものを抱いたことがなく、どちらかというとワクワク感の方が強く、嵐の日に限ってどこかへ出かけたくなる衝動にかられてしまう私なんですが。
昨夜もフラフラとイオンモールに行ったり、ブックオフをはしごしてたりしてたのですが、さすがに客足は少なかったですね。それがまたたまらなく居心地がいい。
フードコートのソファに座り、ドーナツ食いながらクラーク・アシュトン・スミスの『ヒュペルボレオス極北神怪譚』などを読み耽って、ウールミタドレス山の地底の暗い洞窟世界の泥の深淵に住まう、宇宙の不浄すべての父にして母であるアブホースについて思いを馳せたりしていたのでした。

で、家に帰って自分の部屋へ入ろうと半開きのドアに手をかけたその瞬間、台風による強風に煽られたドアが恐ろしい勢いで押し返され、私の手を思くそサンドイッチング。
激痛のあまり、呻き声も出せぬまま慌ててひっこぬいた自分の手のひらを見てみると、中指第一関節付近に、ち、血が!


いてぇ!!いてぇよぉぉ~~~~~!!

私は血が大嫌いなんだよぉぉ~~

特に自分の血がなぁ~



いや、長年生きてきて初めて台風被害というものに遭っちまいましたわ。
こういう日はおとなしく部屋に閉じこもってベタにフロイドの『おせっかい』でも鑑賞しながら屁こいて寝よう。




今日の1曲:『吹けよ風、呼べよ嵐』/ PINK FLOYD
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Book off and Die

2011年08月21日 | 晒しな!日記
昨夜、近所のブックオフが20~22時まで本全品半額タイムセールを実施するってんで、着の身着のままママチャリこいで駆けつけた。

もうブックオフの前の道路には車が数珠繋ぎで並んでて「え!本半額ごときでこの騒ぎかいや!」と、店内に入るともう中は先週のあべのキューズモールばりの混雑ぶりで、田舎の貧乏人大集合という感じだった。
この人いきれにまたしても気分がウジャーってなって、BGMもクソだし帰ろうかとも思ったのだが、CDコーナーがけっこうすいていたのでそこに避難したら、1000円以下のCD、DVDも半額セールを実施していたことが判明し、少し留まってみることにした。

ま、物の流通の悪い奈良の田舎のブックオフなので品揃えはHMV以下。最近はいつきても時が止まったかのように同じ売れ残り商品しか並んでなく、他の客も買うものがなかったのだろう。私が昔定価で買ったCDが500円コーナーに並んでるのを発見しては悔しい思いをするのがオチであった。
隣で上下デニムづくしのオッサンが、連れのオタクっぽい男にアメリカンロックとブリティッシュロックの特徴をレクチャーしてもらっている姿はじつに微笑ましかったな。
クイーンの『MADE IN HEAVEN』を手にとって「クイーンってどのアルバムがええの?」っていう感じ。
私は小声で「そのアルバムはやめとけ、『Queen Ⅱ』か『Jazz』にしろ」とつぶやいてしまっていた。

しかし、レジに並ぶ客の列が店内をぐる~~と一周半の長さまで続いていて、最後尾がどこだかも分からん状態。
これは制限時間までとてもムリだとあきらめかけたが、ひょっとしたら時間を延長してくれる可能性があるんやないかという期待があって、なんとのう店内をぶらぶらしていた。
すると案の定「本日は最後尾のお客様の会計が終わるまで半額セールを実施させていただきます」との館内放送が流れた。
ま、そりゃそうだわな。じゃないと暴動がおきちまう。
この長蛇の列の中「はい!本日の半額セールはここまで!」なんていった日にゃ、店員はフルチンで店内引きずり回しのうえ、シドニー・シェルダン(あるいは村上春樹)抱きかかえの刑に処されること必至だろう。
いつもの店員同士のムダ話もできず、3時間ずっと客の対応に追われてる姿はそりゃもう気の毒だった。
結局閉店時間過ぎてたもんな。
ま、日頃の行いが悪いから仕方ないか。


今回の私めのお買い上げ商品は上写真の通り。
うわ~、昭和趣味全開やんけ!年がバレる。
こん中でもビリー・ジョエルの『ビリー・ザ・ベスト』のリマスター盤(250円)はめっけものだったかな。

あとはこれ。

『夢のDJ超特急』/ 石野卓球


完全にジャケ買いです。
これはプラモ箱画の神様、小松崎茂先生が描いたジャケット画。
1995年作だがこれも昭和テイスト満開だね。

あ~~、ノスタルジー




今日の1曲:『The Longest Time 』/ Billy Joel
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ゴールドメンバー

2011年08月20日 | 晒しな!日記
金の価格が高騰しているということで、家にあるゴールドのもんを探ってみたが、小学生の時水泳大会で人生で一度だけ獲った金メダルのほかは、HMVのゴールドメンバーズカードくらいしかなかった。
でも、このゴールドメンバーズカードも8月15日付けでPontaカードに移行し、廃止になっちゃったんだよねー
くそっ、俺の唯一のゴールド会員証だったのに・・・

あとはペプシ・カリビアン・ゴールド!!

お味の方はゆらゆら帝国のリミックス集ばりに意味不明だったが・・・

8月いっぱいで有効期限がきれるPontaのHMV300円割引クーポンをどっかで使えねぇかとHPで店舗情報を調べてみたところ、関西圏では京都の左京区と大阪の八尾と神戸のどっかと、先週訪れたもはやCDショップとは呼べないチンカスみたいなあべの店ぐらいだった。
いずれも家から遠いし、電車賃払ってわざわざ行くには交通費がバカにならんし、今月中にそっちに行く用事もないのでもうあきらめた。

一番最寄だったイトーヨーカドー内にあったHMV奈良店は2年前に100円ショップに変わってしまったし、もう近所界隈では大手CDショップ店は絶滅してしまったと思しい。

思えばなんだかんだHMV奈良店には足しげく通ったよな~
水曜は毎週ポイント2倍デーだったし、ちょうど夏頃になると3倍ポイントデーなんかを実施してくれて、品揃えの悪さゆえ買わんでもええCDやDVDをよくつかまされたっけ。
あと100円ちょっとでポイント加算金額になるので、カウンターに置かれてるHMVのCDスタンドなどのいらん小物商品とかをついつい買ったりするんだよなー
この季節には上の写真のようなユニークなロックパロディ団扇なんかも配布してくれて、夏のセールをおおいに盛り上げてくれた。まぁキグルミックスそのものには興味そそられんかったが。
フライヤーなんかもよく漁りに行ってたっけ。好きなアーティストが表紙だと3冊ぐらいパクってたなー
SLAYERの新譜を買おうと発売日当日に行ったら1枚も置いてなかったり、VOIVODの新譜を予約注文して発売日に取りにいったら、商品が届いてないなんてこともあったっけ。
人間椅子の新譜を予約注文しようとしたら、「発売日より2日ほど遅れます」とか言われてブチギレてその場で注文取り消しにしたっけか。
HMVのHMってHEAVY METALの略じゃなかったのかよ!

これじゃあ店舗が潰れていくのも仕方ねぇわなーと思うんだが、漁るという行為ができる場所がなくなっていくのは、なんだかとっても淋しい。




今日の1曲:『Radar love』/ Golden Earring
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