AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

サリュにアイニユケル

2015年04月26日 | まったり邦楽
タワレコオンラインより、Salyuの5作目となる新作『Android & Human Being』がステキな栞とともに届いた。

まずジャケットが今までと雰囲気がガラっと変わった。
これまではずっとSalyu本人がジャケットだったのが、シュールなイラスト画のみに。
今回も全面小林武史プロデュースで、バンドサウンドと打ち込みサウンドが程良くブレンドされた透明感のある粒揃いの良曲が収められている。
前作のバラエティに富んだ作風に比べて、より洗練された感じになり統一感が増したかと。
語弊があるかもしれないがサカナクションっぽい「カナタ」などの顕著なエレクトロ感は、やはり今の時代の風潮にならったところもあるかもしれないが、Salyuのこういった楽曲はなにも今に始まったことではないし、遡れば小林氏はリリイ・シュシュ時代からエレクトロの要素を取り入れていた。
他の方のレビューをちょっと拝見してみたが、初期作品の頃のSalyuの声と比べて、今はのどに引っかかるような別人みたいな声になってしまったとボヤいているのをチラホラ見かけるが別に気にはならなかった。
リリイを除いて初期の頃の作品が好きなファンが多いみたいだが、いや、初期の頃の小林氏の作る無理な高音域の楽曲より、最近の洗練された優雅な楽曲の方がSalyuの声にフィットしてると思う。
Salyuが成長したというよりも、小林氏が最近ようやくSalyuの声を無理なく活かせる楽曲を作れるようになったのだと。

個人的なお気に入りナンバーは、ブーストがかったキック音に厳かなピアノ伴奏が流麗な「リスク」、軽やかポップソング「心の種」、Salyuの霞みがかった声と高音Voのコンストラスが絶妙な「希望という名の灯り」。
ひとつ苦言を呈すると、アルバムの冒頭や中間などに計3回も挿入される子守唄のような小曲「先回りして」は正直かったるくていらんと思った。
なんでこういうことすんのかな?小林氏の趣味か?

PVにもSalyuは一切登場しない。




で、昨日はポール・マッカートニーの東京ドーム行きが絶望的となったので、あべのキューズモール内でのSalyuのHMVインストアミニライブを見に行ってきました。



インストアというのは正確ではないな。だって現在のあべのHMVはこんな小規模なアイドルショップみたいになってて、とてもじゃないけどインストアできる状態じゃないもん。
タバコ屋か!


ライブ会場はモール3Fのスカイコートという吹き抜けの円形観覧ステージで、4Fからも観覧ができる大規模なところだった。
まぁアリーナ席はあべのHMV購入者のみで埋め尽くされるだろうと4F席の最前列を狙っていたが、想定してたよりHMV購買者が少なかったようで参加券なしでも優先者ブロックのすぐ後ろのブロックで観覧することができた。
Salyuはフェスティバルホールでライブをする程の一応そこそこのビッグアーティストなのであるが、イマイチ国内での人気度がつかめん。私の周りでも好きな人皆無に近いし。
Salyu × Salyu海外フェス参加の効果などで、海外でも注目されてきてはいるようだけど。



バンド編成で来てくれるかなと期待したが、残念ながらアコギスタイルのライブだった。
客席の柵の後ろが通路になってて、買い物客が普通に歩いてる真っ昼間でのムードの出ない環境でのライブだったが、ライブ中後ろでガキがサンダルでタッタッタッタと走っていく外部からの音は、あたかもピンクフロイドの「走り回って」におけるSEを彷彿とさせるとてつもないステレオドップラー効果を生み出していた・・・・

って、んなワケないやろ!親出てこい!

でも久々にソロ名義でのSalyuのライブを間近で拝見して、彼女の生の歌メロの良さ、歌唱力の凄さを改めて実感。特に1曲目の「希望という名の灯り」はアコギヴァージョンで聴くと、レコーディングのとはまた違った響きがあってグッとくるものがあった。
アンコールあってびっくりしたが、「Dramatic Irony」のアコギヴァージョン聴けてよかった。

休日の午後、Salyuの力強い歌声はアベノハルカスの頂上まで響いていたかと思われる。



インストアセットリスト 4/25 大阪

01.希望という名の灯り
02.カナタ
03.THE RAIN
04.先回りして
EN.Dramatia Irony


ライブ終了後、頽廃的な新世界の街を散策していたが、頭の中ではずっとSalyuの歌が流れてて、早く家帰ってニューアルバム聴きたいって思った。



今日の1曲:『THE RAIN』 / Salyu
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恐怖!機動太陽の塔

2015年04月19日 | カテゴライズできない
この記事は、約1ヵ月遅れとなったことを申し添えておく。

コップのフチの太陽の塔ガチャガチャ。3連続で違う種類を当てて、「よっしゃーっ!」ってまた調子こいてルンルン気分でヴィレヴァンに挑戦しにいったら、2連チャンでカブリンコ。
そら違う種類当てる確率が低くなってくるのは当たり前やわなー。
もう、戦意喪失して大阪に行く姉に俺の代わりにガチャガチャしてきてくれと頼んだら・・・・

こんなん出ました。



タネを明かすと、姉の大阪の行きつけの雑貨店が閉店セールやってて超合金「太陽の塔のロボ」が定価の5000円引きで売られていたので私にメールで打診してきたのだ。
この太陽の塔のロボは、昨年スラドミの帰りに寄った青山の岡本太郎記念館にてショーケースに展示されていたのをすでに目撃してて「ええーーっ!!太陽の塔って可変型やったんや!」と、その驚愕の事実を知って、「ジオンはあと10年は戦える」と思ったのと、あと「こら市販されたら欲しいな」と。
私が姉に即GOサインを出したのは言うまでもない。

このキットに太郎はついていません。



「今までのモビルアーマーとは違う・・・装甲も、パワーも、インパクトも・・・・」早くも夢の共演が叶った!


ワァーーッハッハッハ!!
この太陽の塔ロボが量産の暁は連邦なぞあっという間に叩いてみせるわ!


しかし、この機動性といい可動性といい・・・ホンマ精巧でようできた超合金でんな。もう家宝。
これを考案した設計者はバケモノか!

驚異の三段形態!これが超兵器発動形態か・・・バ、バケモンだーーっ!!



ロボ化させる時より、塔形態に戻す方が難儀。とくに手を収納するのがやっかいで、もうバキッ!と逝きそうで気が気でなかった。そうなったらアッガイの二の舞や。



ロボ化しても後ろ姿はやっぱりカッコいい太陽の塔。



しばらく休日はエンジョイできそうである。
(そんなヒマなら早く吹田の本物見に行けや)

今日の1曲:『太陽賛歌』/ Pink Floyd
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無謀の旅、這い寄るオッサン

2015年04月07日 | ルルイエ異本
先週の土曜、すでに夕の刻限を過ぎているにもかかわらず、突如新幹線に飛び乗って在住の京都から名古屋まで遠征するという、全く無謀としか思えない衝動に私が駆られたことに関しては、皆さまから呆れ返られるのは致し方がないことと思っている。

4月4日土曜日に、名古屋で『無貌祭祀』なる“ナイアルラトホテップ”をテーマとした忌まわしき冒瀆のイベントが開催されるという情報は以前より聞き知っていた。
http://tantramachine.com/mubou/index.html
そこでは、マジックショーや詩の朗読、イラストの展示、物販などが展開されるということで大変興味をそそるものであった。
展示物には、『図説 邪神浮世草子』で著名な敬愛すべきぎるまんはうす先生の画き下ろしイラストも公開されてるということで(彼のツイートで今回のイベントのことを知ったのであった)、これは是非行ってみようと。それに私の周りでは0に近いクトゥルーファンの方と一度交流してみたいという思いもあった。

ギルマンハウス先生の新作 『因洲枡之嫁入図』


しかし、イベント日が近づくにつれ、最近季節の変わり目で体調も芳しくないし、やっぱなんぼなんでも名古屋まで行くのはしんどいなと思い、参加予約はしていなかった。
色んな意味でこのイベントに参加するのが少し怖かったのである。

ただ、イベントには参加しなくとも、すぐ近くのバーで“クトゥルフバー”なるものを臨時営業しているということで、ここには是非行ってみたいという思いがあって、当日ツイートされてるその冒瀆的なメニューに思わず魅了され、30分で身支度をし電車に飛び乗ってはるばる単身名古屋まで駈けつけたのであった。


名古屋新栄町に着いた頃にはもう22時を過ぎていた。



オオオ・・・、栄の環状列石。



今回は前回の東京とは違って、迷わずスムーズに目的の場所にたどりつくことができた。
『無貌祭祀』のイベントは当然ながらすでに終了しており、会場の中からスタッフさんたちが後かたずけをしている様子が垣間見られた。
となりのビルがすぐ“クトゥフバー”を展開している店の場所で、さっそく足を運んだ。


まず、店の外に貼り出されていた冒瀆的なお飲み物、忌まわしいお食事などのお品書きを見て、店に入るのを一瞬ためらってしまった。


思いきって店の中に足を踏み入れる。店主の姿が見えない。奥の方で作業しているみたいだ。
とりあえず外に貼り出してあったのと同じお品書きを手に取りテキトーにテーブル席に座る。
店内を見渡すと約5名ほどの客がおり、私の席の隣りでは創元推理文庫の『ラヴクラフト全集』やなにやら得体のしれない分厚い書物をテーブルの上に置いて3人の男たちが暗黒神話に関するアカデミックな討論を繰り広げている。
店主がカウンターから顔をのぞかせる。うん、別段浅黒い肌をしているとか、目が異様に見開いているというようなことはない。

まずは、食前酒よろしく「黄金の蜂蜜酒」をオーダー。最初はちょっとこの名称言うの恥ずかしかった。


うん、蜂蜜のほんのりとした甘さがきいていて飲みやすい!これだったら何回でもセラエノの図書館に出入りできるぞ。いまだ完成せぬ我が著※『そりゃえ~の談笑』の執筆もはかどりそうだ。
ただ、残念なことにここの店では石笛の貸し出しはしていなかった。


お次はとにかく腹が減っていたので、冒瀆的な「グールの食卓」をオーダー。


血糊ソースが言いしれぬ不吉感を煽ったが、このソースが甘辛くて美味!肉もやわらかくて食感もよく気がつけば食屍鬼のごとく貪り喰っている自分がいた。
こんな美味い唐揚げを食ったのは何年振りだろうか?
「もしや・・・・この肉は?」恐ろしい考えが私の脳裏をよぎった。いや、この火葬習慣の日本ではありえないことだ。
この肉料理は、まさかダレット卿の『屍食教典儀』のレシピ本から作ったのではあるまいな?


そして〆はこいつ。特製カクテル「狂気山脈」!テケリ・リ!テケリ・リ!マジで発狂しそう。
(下のは「くとぅるうの落とし子」という名のゲソ。)


エルダーサインのビスケット?がのっているので安心して飲むことができたものの、なにやら不可思議で宇宙的な味だった。
ちなみにノンアルコールの「正気山脈」ってのもあった。


それにしても・・・・
暗黒メニューはどれもシャレがきいてて美味でよかったんだが、いかんせん店主の反応が悪く、会話を楽しめるだろうと思ってカウンター席に移ったことを心より後悔した。
時間帯が遅かったこともあり、一般の客はもう帰ったあとで、そこにいた者のほとんどがイベント「無貌祭祀」の関係者やスタッフらしく、とてもじゃないけどその輪には入っていけそうもなかった。
ここの店主も元々ラヴクラフトやクトゥルー神話を嗜んでいたらしいので、せめて店主だけは話し相手になってくれるだろうと思って今回思いきって名古屋まで出向いたのであった。
しかし、こちらが何を話しかけても「そうですねぇ」程度のレスポンスしか返ってこず、その後が続かない。いや、客商売やで。
それとも私の容貌に、深淵からの忌まわしきなんらかの面影でも宿ってたというのか?あまりにも冷たすぎら。
名古屋の人ってよそ者には皆ああいう感じなのかな?それともここの店主がイチゲンさんには特別無愛想なのか。

あと、店のBGMが80年代の洋楽ライトミュージックという・・・もうちょっとゴブリンやセルティック・フロストなど、雰囲気のある冒瀆的なものをセレクトしてほしかった。
ちなみに家からモービッド・エンジェルの『病魔を崇めよ』、人間椅子の『黄金の夜明け』などの音源を持参してきていたのだが、まぁ「これかけて」ってな雰囲気やないよな。


これも海神を思わせる酒やけど、まぁタコ言うだけでいちいちクトゥルーと結び付けてたらキリがない。



今回のイベントで出張出店されてた名古屋の伏見地下街で古書店を営まれている方(bibliomaniaさん)がひとりいて、バー内でも稀覯書のギッシリ詰まった木箱を持ち込み販売を行われていた。
http://bibliomania-books.com/
それキッカケでやっとこの方とはそこそこ実のあるクトゥルー談義を交わすことができたのは唯一の救いであった。
その木箱の中には、アーサー・マッケンの『怪奇クラブ』、絶版のウィリアム・ホープ・ホジスン著『異次元を覗く家』の団精二訳本、菊池秀行の『妖神グルメ』の初版本、旧豪華版『真ク・リトル・リトル神話体系』数冊、クトゥルフ神話TRPG 『マレウス・モンストロルム』、殊能将之著の仏教版ナイアルラトホテップもの『黒い仏』、恐るべき『うちのメイドは不定形』などの、蒼古たる忌まわしき冒瀆の稀覯書がズラリと取り揃えられていた。




その方たちも終電時間でボチボチ帰り始め、とうとう私と店主ふたりきりという堪え難い状況になった。それでもバーの店主は私には一向に話しかけない。私は心の中でこの店主に“冷遇を司る神ムゴン”と名付けた。
そして噛みにくくも飲みこみにくいくとぅるうの落とし子を急いで平らげ、そそくさと店を出た。
そして、二度と再び愛想なきこのバーに足を踏み入れぬことを宇宙に誓った。
店で「グールの食卓」を食ったせいか、地下鉄に乗る気にはなれず、名駅まで徒歩でトボトボ帰った。


はりきってネクロノミコンTシャツを着ていったが、私が店で上着を脱ぐことはなかった・・・



bibliomaniaさんから田辺剛著『魔犬』を購入。今回収穫は極めて少なかったな。



※『そりゃえ~の談笑』・・・アーマがセラエノの大図書館で立ち読みした文献に記されてた神々の秘密を冗談半分にまとめたもの。 


今日の1曲:『Chapel of Ghouls』/ Morbid Angel
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第二次関東遠征記3 「御天ラーメンはどこですか?」

2015年04月02日 | 名所ガイド、巡礼記
スラドミの翌日は昨年と同じく東京散策&お買い物。
本当は川崎市にある岡本太郎美術館に寄る予定であったが、美術館へは川崎駅からけっこう時間のかかる駅まで行かねばならず、さらにそこから20~30分歩いたところにあるとか。
またしてもチッタ周辺でモタモタしてしまい、時間に余裕がなくなったので今回は断念することに。

で、その日一番に私が向かった先は銀座。あえて業界用語でいうならンザギ。
有楽町駅で降り周辺を歩いていると、思いがけない形状の時計台を発見して、一瞬心騒がせられた。

この不条理で名状しがたいフォルム・・・無数の歪んだ突起物・・・
間違いない!太郎先生の時計台だ。ほんま今回はなにかとついてるな。



ところで赤貧アラフォースラッシャーの私なんかにまず用などありそうもない華やかなンザギになぜ私が訪れたのかというと、それは松屋銀座でユニコフェアが開催されているというるみ子さん情報をキャッチしていたからにほかならない。
そこではなにやら限定ユニコグッズが販売されているとのこと。これは行かんわけにはいくめぇ・・・
売り切れ御免になる前に、松屋ンザギへ急げ!


ええっ!!こことちゃうの??



歩行者天国になってるでっけぇ通りを歩いていくと、ガラス張りの白いビルディングが見えた。そこが松屋銀座だ。



ショーウィンドウにはユニコのコマ画が散りばめられている。


いかにも女性向けのブディック店(ブディックて何?)ばかりが入居してそうなこんな高級百貨店。
まずオーバーキルのメタルTを着たオッサンが入るべきところでは断じてない。
でも勇気を振り絞って入店!すべてはユニコのためだ。

1階フロアをウロウロしてみたが何も見あたらなく、2階にいくとショーケースにユニコの原画が展示されているスペースがあった。

ブラッククイーンの桑田このみさんではないか!出てはったんや。


フロアの奥にいくと、『ユニコ』オールカラー版が先行販売されていた。
今回のはこの書籍の刊行を記念してのフェアだったんだなと。


かなり魅力的な商品ではあったが、スラドミでTシャツ4枚も購入してもーてリュックはパンパンで、暑くてダウンジャケットも手に携えてたしこれ以上手荷物を増やすのは得策やないと思いとどまった。

その代わりといってはなんだが、ユニコチャリティピンバッジを4個購入。
売上の収益は全額、東日本大震災被災地を支援する財団へ寄付されるとのこと。
募金箱で支払いするシステムになってて、係の人にわざわざ千円札100円玉10枚に両替してもらった。



次に私が向かったのは新宿。あえて業界用語で言うとンジュクシ?
で、昼メシも夕メシも食わぬままディスクユニオンに直行し中古を物色。時間に余裕はあったが、次なるポイントに行くためハシゴはしなかった。
次なるポイントというのは、千駄ヶ谷のとあるラーメン屋だった。もう今回東京グルメ体験はここ一本と決めていたのだ。
そのラーメン屋というのは“御天”。
実は1月にチッタで見た復活DOOMのドラマーPAZZ氏が経営してるラーメン屋で、DOOMの様々なレアアイテムなんかが置いてあるということで、関東方面に行った際はぜひとも寄ってみようと思っておったのだ。



確か千駄ヶ谷の明治通り沿いにあると家のネットで調べてきてたのだが、何軒かラーメン屋を見かけたけどいずれも御天ラーメンではなく、この辺で大丈夫かいなとマジで不安になってきた。
代々木なんたらビルの近くとメモ書きに書いてあるが、そのビルがどこだかわからない。やっぱこういう時はスマフォがあれば楽だなと痛感した。
足は疲れてくるわ腹は減ってくるわで、もう半泣きになりながら千駄ヶ谷中をウロウロしたがやはり見つからず、藁をもつかむ思いでその辺の不動産屋にとびこみ「御天ラーメンはどこですか?」とたずねたら、
「御天ラーメンならすぐそこの歩道橋の右横」って即答が返ってきた。
不動産屋を出たら、たしかに数メートル先に歩道橋があった。
さっき通り過ぎたやんな?近づいていっても店の灯りとかまったく見あたらへんなぁと、その地点にたどりつくと・・・

その日(日曜日)は定休日だったという悲しいオチが待っていた。


その瞬間疲れが一気に押し寄せ、店の待ちあい椅子にドカっと座って、しばらくそのままボーゼンともの思いにふけっていた。
それほど落ち込んだワケでもなく、今回は場所が確認できたのと、多分日曜はバンドの練習あるいはライブの日に当てているのだなと自分を納得させた。

そして、なかばヤケクソな気分でその50メートルくらい先のコジャレたラーメン屋に飛び込む。
とにかくゆっくり座りたかったのと、腹にものを入れたかった。
なんかかわった味噌専門のラーメン屋らしく、角煮ラーメンを注文。
まあまあ美味かったけど、麺が細うどんみたいで好みじゃなかったのと、腹減ってたのに濃厚な味噌スープがだんだん気持ち悪くなって途中で食べるのを断念した。




とまぁ、半日かけて東京を巡ったワケだが、結局は決算セールやってたジュクのユニオンで、これらのアイテムを漁ってた時が一番東京を楽しめてたって感じかな?



今日の1曲:『赤と黒』/ BLUE OYSTER CULT
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