AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

Paradigmが読めません&どこですか?

2015年11月29日 | コンサート
関西の老舗スラッシュメタルバンドRIVERGEの30周年企画イベント『CROSS BREED DEVICE BEAT Vol.17』にいってきた。
対バンは若手のWITCHING SLAUGHTERの他、今年2回目の共演DOOM。
正直DOOMは今年もう2回見てるし、この組み合わせ自体も2回目なので最初は全然見に行く気がなかったのだが、DOOMの新着デザインのTシャツが欲しくなって、それをゲットしたいという目的で堺筋通り沿いにあるというParadigmという読み方のよくわからないライブハウスに足を運んだ。



地図で見たとおり、会場付近に着いたのだが、雑居ビルが二三軒並んでてどれなのかわからない。
どっかから激しいドラム音がドタンドタン聞こえてくるので、この辺であることは間違いなかった。
しばらくすると、同じように場所に迷っている背中にでっかいタンカードのパッチを貼り付けた革ジャンのお兄さんを発見したので、間違いないと思い声をかけた。
彼はわざわざ東京から出向いてきたらしく、心斎橋に着いてからかれこれ1時間くらい迷ってたのだそうだ。そのお兄さんが店に電話してくれてやっと場所がわかり入場。




入場すると、オープニングアクトのWITCHING SLAUGHTERが丁度終わったところで、そのお兄さんはそのWITCHING SLAUGHTERを応援しに東京から出向いたらしく残念がってらっしゃった。
会場のカウンターブースには、先日メタルバーを閉めたばかりのママがいた。もちろんRIVERGEと昵懇の方なので30周年を祝いにかけつけたのだろう。
ただ、30周年イベントの割には、いつものRIVERGEの取り巻き連中も来ておらず、なんとなく客数も少ない。
けっこう若い子もいて、この中でDOOM目的の客は何人ぐらいいるのだろうかと思案に暮れた。

ステージブースに入ると3バンドの物販が並んでいた。
そしてDOOMの物販の壁にはあの幻の初期音源集『NO MORE PAIN』再発の広告ポスターがデーン!と貼られていた。
もちろんすでにユニオンで予約済み。なんつっても今回はソノシート音源まで収録されてるテンコ盛り盤だからな。

12/16発売。これ買い逃してしまうやつ、ほんまにもう、知らんよ!



DOOMが始まった。
PAZZ氏今回は1月チッタでの復活ライブの時に使用したテンコ盛りフルドラムセットを持ちこんではった。



セットリストは、4月の東名阪ツアーの時、なぜか大阪だけ演らなかった“I Can`t Go Back To Myself”で幕をあけた。
その他はほとんど変わりばえなしといったところだ。
新譜のレコーディングは終えているハズだが、お披露目はなかったな。1曲くらいやってもよかったのに。

しかし今回のDOOM、初見者のみならず、全曲熟知しているDOOMフリークの私ですら置いてけぼり感ハンパなかったな。
“HUMAN NOISE”などの展開のややこしくてクドい曲も、キマッてるのかキマってないのか、どうもノレない。
やっぱこの人たちマスカキしにきてはるんやろか?

ラスト『NO MORE PAIN』からの疾走感のある2曲でようやく会場が盛り上がる。私とて同様であった。

“WHY?!”の超絶フレットレスベースを弾き出すコダイラ氏。秀逸!



しかし、藤田氏は1st再発の告知をするでもなく、相変わらずMCヘタやなぁ・・・・
ギターと歌声はあんなにステキなのに・・・・



今回の主役RIVERGEのライブがスタート。
ウオオオオオーーーーーーっ!!!



セクシー。



この人ほんまええギター弾かはるなぁ。



Rivergeのライブは何回も見てるが、実はいつも本命ではない。
ただ、イベントなどで何回か見てるうちにこのバンドは一本筋が通っていて、展開のツボをキッチリおさえていてカッコいいってのがわかってきた。
演奏力もシッカリしていて、特に最近新しく入ったドラムの兄ちゃんがいかにもハードコアなキッチリとしたドラミングを叩き出しており、バンド全体に安定感をもたらしている。
そしてこの疾走するリフサウンドきいてたらモッシュの衝動にかられていてもたってもいられないのだ。
まさにモッシュするための音楽だ。
ただ、この日は周年ライブなのに客も少なく、小規模のモッシュサークル数回しか起こらずチト寂しかった。
この手の良質のスラッシュバンドで一ヶ所でただ拳を振り上げてるだけなんてもったいないって思いませんか?
モッシュ(サークル型)ってとっても楽しいものですよ。息上がってしんどいのも回ってるうちに時期慣れてきますって。

ぼちぼちダイバーも出はじめた。その中にさっきのタンカードのにーちゃんもいた。
ただ、客少ないからとっても危険。良い子は絶対マネしないように!



ボーカルの人がMCで言っていたが、結成30周年といってもRIVERGEは当時開始3年位で解散したそうで、つい5年くらい前に再スタートしたそうだ。
これはおそらくリーダーの人が、まず自分たちのバンドから立ち上げて関西のスラッシュシーンを盛り上げようと画策しはったんやと思う。
RIVERGEはイベンターとしても機能しており、あの関東のスラッシャーたちがヨダレを垂らして羨んでる大阪のみのスラッシュの祭典『TRUE THRASH FEST』を発起したバンドなのだ。
このイベントにより、今までRAZOR、ASSASSIN、AT WAR、HIRAX、SACRIFICE、EXCITERなど、考えられないようなマニアックなスラッシュメタルバンドが初来日を果たしている。
私個人としては、とくに昨年POSSESSEDを日本に召喚してくれたことは感謝に堪えない。
だから、RIVERGEが復活したことの意義深さ、功績はかなりのものであるということが言える。

来年は、WHIPLASH、VENOM Inc.の出演がすでにアナウンスされている。
http://heavy-metal.jp/mag/590.htm


今回初めてRIVERGEの音源を入手。Tシャツも買った。



30週年記念で配布されたRiverge特製マウスパッドをさっそく使わせてもらっている。



う~ん、今回は客置いてけぼり型のDOOM、客のせのせ型のRIVERGEという、真逆の2バンド対決を目の当たりにしたような気がする。

って、4月にも同じ組み合わせを見てるんやけど。
DOOMはもっと曲のレパートリーを増やしてほしい。





今日の1曲:『Fast Saw』/ RIVERGE
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人殺し

2015年11月23日 | 本わか図書室
Perfume今年は結成15周年ということで、武道館4日連続公演や、現在東宝系列で上映されているドキュメンタリー映画『We are Perfume!』など、大いに盛り上げてるみたいで。
先月などはアメトーークで「Perfumeすごいぞ芸人」というテーマで取り上げられ、掟ポルシェ氏などが久方ぶりに全国テレビに出演して(誰も知らんやろな)Perfumeについて大いに囃したてていた。

そんな折りに先月本書が刊行されたので、Perfumeの写真集をブックオフで立ち読みしてもピンとこなかった私が初めて彼女たちの書籍に手を出した。
どうせなら会場限定版が欲しいと思ったが、今回のツアーは関西とばしなので諦めていたところネット通販でなんぼでも購入できることに気づき、DOME TOURの時サイズ切れで買えなかったTシャツと共にさっそく取り寄せた。

まぁ送料うかすためにこんなもんまで購入してしまったが。



本書は、帯見てもろたらわかるように、サブカル(2)週刊誌『TV Bros.』で8年にわたって現在も連載中のPerfume3人のコラム「たちまち、語リンピックせん?」を単行本化したもの。
なかなかのボリュームで、その内容量はおそるべき禁断の書『ネクロノミコン』にも匹敵する。


ブレイクし出してからのPerfumeの8年間の全活動記録を網羅したといってもいい本書。
まぁ、ツアーの裏話、PV、レコーディング制作秘話の他、彼女たちの今ハマってるものや、最近の出来事など、彼女たち特有のゆる~いノリで女子会よろしくしゃべくりあっている他愛もない会話文をちくいち読んでられないってのが正直なところだが、本書で初に明かされた連載タイトルの誕生秘話を読むと、「たちまち、語リンピックせん?」というのは広島弁と彼女たちが高校生のときの会話で生まれた造語をくっつけたもので、訳すと「とりあえず、おしゃべりしない?」という意味らしく、このコラムはもともとそういう趣旨で連載されたもので、小学生のスクール時代からの幼馴染同志ならではのタイトルの決め方でいかにもPerufmeらしい。

いろんな著名人との対談は興味深かった。
まず、Perfumeをインディーズ時代からサポートしていたという掟ポルシェ氏との対談。
何を隠そう、掟氏はまだ売れてない頃のPerfumeをブロスに紹介した張本人だとか。
担当編集者にPerfumeってアイドルがCD出したんで取り上げてもらえないかと交渉したところ、「その人たちのことよく知らないからとりあえずCD送ってくれ」って、最初躊躇されたとか。当時はアイドルってだけでなんか構えられたらしい。
そこで送ったところ、翌日「CD良かったんで2ページインタビューしましょう」ってあっさりOKが出たとか。
(その時のインタビュー記事も本書の冒頭に掲載)
本書が刊行されたのは、まさに掟氏の功績といっても過言ではないだろう。
掟氏企画のトークイベントでPerfumeがゲストで出たときの一般常識クイズコーナーで、掟氏が「格闘家の大山倍達といえば、○○殺し?」て問題出したら、かしゆかが真面目に「人殺し」って答えたエピソードは笑えた。

そんな黎明期の天然Perfumeのことまで長年の付き合いで知りつくしている掟氏。
最近はひとり打ち込みデスメタルソロプロジェクト「ド・ロドロシテル」を立ち上げ、人間椅子、DOOMとも共演を果たしている。



あとはやはり、ライブでは名前コールで盛り上がる鉄板のジューシー・フルーツのヒットナンバー「ジェニーはご機嫌ななめ」を作曲した近田春夫氏との対談。
やはり音楽的な話が中心でおもしろいのだ。
テクノという音楽がJ-POPとして成り立つというPerfumeの楽曲の妙とか、とにかく中田氏のことを作曲家としてかなり評価していた。
近田氏はPerfumeの音楽をまだ知らなかった頃に、ある日ラジオで「チョコレイト・ディスコ」が流れてるのを耳にして「これどこの国の音楽だろう」と思ったらしい。
中田氏について、ヴィジュアルを見ると結構自意識あるように見えるけど、音を聴いててこの人は「俺ってすごいでしょ」っていう押しつけがましさがなくって、そこがいいんだとか。

空耳アワーでも共演してる4者。こうやって並んで見るとただのスケベオヤジにしか見えない。



やはりブレイクし出した2007~2008年頃の記事が興味深い。
私はあの頃まだ音源もレンタルで済ませていて、Perfume3人の動向なんかもほとんど関知してなかったので。
アルバム『GAME』を3人が解説してる記事があって、個人的に好きな「Take Me Take Me」について、その曲の歌詞の短さと繰り返しに対し「中田さん(作詞作業から)逃げちゃったのかなー」って。冗談だとは思うが。

中田氏の『GAME』制作時における短い貴重なインタビュー記事も掲載されていて、そこで中田氏は歌詞に対する姿勢を語っている。

「歌詞をこんな内容にしようって作り始めることはまずありません。一番優先するのは良いメロディーを構成する要素としての言葉選び。合う言葉が見つかればそれをキーワードに文章ができてくる、という感じです。
僕が歌詞をあんまり重要視してないと思っている人も多いと思いますが、それは詞のストーリーとしてはそうかもしれません。が、歌詞はメロディーそのものの響きに深く影響するので、重要な要素だと思って作っています。」

聞きたくもない個人の恋愛体験をまくしたててるだけの押しつけがましい熱唱系のJ-POPソングとは真逆の論理といっていい。
まぁ天才じゃないとこういうのなかなかできないと思うけど。


『TV Bros.』の表紙を飾った今までのグラビアが掲載されているのもいいね。
なんや、今人気絶頂のメタルアイドルの前に、7年前すでにこのポーズやってたんや。
こんなとこまで手本にしてるんかいのー



表紙カヴァーをひっぺがすとわけのわからん構図が。
なんの冗談かと思ったら、撮影した公園の顔ハメパネルか・・・



今日の1曲:『ジェニーはご機嫌ななめ』/ Perfume
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ハロウィンパーティー(ひとりぼっちのあいつ)

2015年11月09日 | DJはじめました。
昨年に続き、今年もまた瓢箪山のロックバーでのハロウィンDJパーティーに性懲りもなく参加させていただいた。

まぁ本国におけるハロウィンの盛り上がりと経済効果ってのは年々上昇してきているようで、その勢いはバレンタインデーをしのぐ程だというのはニュースでもよく報道されてる。
今年も渋谷や御堂筋における仮装行列がどえらいことになっていたようで、その浮かれ騒ぐ大衆のバカさ加減に侮蔑の視線を送り、嘆いている人も少なくないであろう。
私自信、ハロウィン当日の昼間っぱらから、黒マントにとんがり帽を身にまとい、ビニール袋をぶらさげて近所を走り回るガキ共を目撃し、残念な気分に陥ったりもしたが、こういった西洋の風習にのっかって、普段やりたくてもなかなかやる機会のない仮装というものをやるのも悪くないなと、この瓢箪山の場末のロックバーに通ううちに、トコロテンのような脳みその柔らかい考え方ができるようになった。

そもそも自分の好きな曲を他の客に聴かせるなどというおこがましいにも程があるDJプレイという、ある意味大変恥ずかしい行為を、仮装して素顔を隠してやるってのは、私にとって大変都合のいいもので、魅力的なDJスタイルなのである。


まぁこの店、普段からライブイベントで仮装したり、「ウォーキング・オブ・ザ・デッド」大会とかゾンビメイクで盛り上がってる連中が集ってるみたいで、こういうイベントになるとみなはりきるようだ。って、昨年のハロウィンパーティーに参加して思った。




すでに店にいた者のほとんどが白塗りメイクであったのに対し、今回も私はカブリモノ。
ゾンビメイクなどのホラー系は私の趣味でないし、キャラカブる可能性大なのでやりたくないのだ。
ただ、私の仮装したキャラがあまりにも古すぎたため、客ウケは「ゲッツ!」という感じにはならなかった。
でもそんなの関係ねぇ!



今回扮装した用具は、10年前にゲーセンのUFOキャッチャーでゲッツした景品で、予算は200~300円程度と、昨年のバケットヘッド扮装に比べると随分安上がりだった。
もう生産していないらしく、オークションでは数千円の値段で取引されている。結構欲しいやつがいるみたいだ。
その時ゲーセン友だちのコズンがかえるくんをゲットして、彼は親切にも「あげようか?」と言ってくれたのに、なぜかその時私は変に遠慮してしまって、そのせっかくの申し出を断ったことを今になって激しく後悔した。なのでかえるくんの代役はディズニーのなんかのキャラの鍋つかみ。



まぁ今回も昨年以上のアウェイ感が私を待ち受けていた。
この店の常連は、ほとんどがこの東大阪界隈の馴染み同士の客なのだ。
昨年と比べて客入りも少なく(1/3くらい)、バケットヘッド扮装効果で昨年少し仲良くなった数少ない常連客も誰も来ておらず、私と対面しては「え?誰かわからへん」という客の反応がいちいち煩わしかった。いや、たとえマスクを取ったところで誰かわからんと思うよ。あんたらの馴染みの人間でないから。

ただ、入店して席に着いてからしばらくして隣りの隣りに座っていたお兄さんが、私がその日着ていったDOOMのパーカーに気づいてくれていて、実はその人関西の老舗のスラッシュメタルバンド、RAGING FURYのドラマーさんであることが判明。
RAGING FURYゆうたら4月にKING COBRAでDOOMと対バンしてて、俺それ見てるやん!(ちなみに今年のRAVENの大阪公演で前座を務めている)
すぐさま握手を交わし、DOOM話で大いに盛り上がってしまった。彼はDOOMのオリメン廣川氏に師事していたこともあるらしい。

RAGING FURYのドラマーさん(左)と。ゲッツ!(右はそのヨメさん?)



「ぼちぼち回してや」という主催者のテキトーな促しで、今年もまた私がトップバッターを勤めることになった。



セットリストはこんな感じ。

01.肉体関係 / クレイジーケンバンド
02.Lucky Star / MADONNA
03.SEX LAWS / BECK
04.パレード / 小島麻由美
05.VENUS / SHOCKING BLUE
06.STOP! / Janes Addiction
07.ひとりぼっちのあいつ / THE BEATLES
08.Daterape / SUBLIME
09.対自核 / URIAH HEEP
10.Battery / METALLICA




1曲目はウケを狙って流したつもりが、みな「肉体関係♪」という囁きコーラスが聞きとれないらしく、横山剣の「ア~ハ♪」っていうセクシーヴォイスも心に響かなかったのか、ただ「オシャンティな曲やね~」という反応で終わった。せめて「いいネ!」くらい言ってほしかった。
ショッキング・ブルーの「VENUS」なんかは、「あ、オリジナルのやつ?」って反応があって少しホッとした。
今度オズフェスト二日目のオジーバンドの前に出演するジェーンズ・アディクションも反応薄かったな。この店はどちらかというとオズフェス寄りの客層だと思ってセレクトしたのだが。
ちょっとこの店の嗜好や幅の広さを買いかぶりすぎていたのかもしれない。
SUBLIMEをかけてもわかってくれたのはRAGING FURYのドラマーさんのみ。今回この方がいてくれて少し救われた。

ビートルズのCDは一応予備で持ってきてて別にかけるつもりはなかったのだが、DJの誤操作でパニクってつなぎで急遽「ひとりぼっちのあいつ」をセレクト。
これは私の最近の心情から無意識の内にチョイスしたのかもしれない。一番好きな作品でもあるのだが、最近やけに『RUBBER SOUL』のナンバーが心に沁みる。




来年1月の来日を祝して(多分行かないけど)ユーライア・ヒープの超有名曲をかけたのだが、メタルDJイベントでもこの店でも反応がない。
いや、ザ・ピーナッツもカヴァーしてる名曲だっちゅ~の!

こんな調子なもんで、最後になぜメタリカの『MASTER OF PUPPETS』からのナンバーを選んだのかも、その真意はリスナーには汲み取ってもらえなかったであろう。

まぁ「マペッツパペッツ」て、無理がありすぎたか?



その後、RAGING FURYのドラマーさんも回さはって、VOW WOWなんかのジャパメタをかけたかと思いきや、横山やすしがしゃべりまくってるというチョケたような音源流したり。でもさっき会話が盛り上がったDOOMの1stの音質の悪い音源流してくれはったときはうれしかった。で、最後は宣伝とばかりにRAGING FURYのナンバーを流すというちゃっかり者。
その曲に合わせてうしくんをヘドバンさせてたら、ちょっとウケた。ゲッツ!



その他のDJさんも、昭和歌謡やアニソン、ベビメタに便乗したようなアイドルメタルや、イロモノの類が多かったような気がする。
やっぱみなウケを狙っているのかな~、そして若干メタル寄り。

ケっ、なんだよみんな。
結局俺が回したのが一番普通で扮装と存在と共に浮いちまったじゃねえかよ!
ビートルズなんかかけちゃって、なんかスカしてるみたい。ハズカシー
俺だってそういうの、かけようと思ったらナンボでもネタ持ってるっちゅーの!


犬もいた。



ハロウィーンDJパーティー。

まさに呪われた夜だった。




今日の1曲:『肉体関係』/ CRAZY KEN BAND
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ギルモアがここにいてほしい

2015年11月03日 | ♪音楽総合♪
仕事で忙殺されていた(というより書く意欲が出なかった)ため、約1ヵ月遅れとなった記事。

デヴィッド・ギルモアの9年ぶりの新作『飛翔』が届けられた。
特典テンコ盛りの豪華版とはいえ、えらい大そうな箱で送られてきた。
他の商品を頼んだ覚えもない。




大っきい箱の中身の正体はポスターだった(広告用ジャケ柄)。



このシールがいいね!



今作の豪華特典は、なんかいろいろスゴい。



ジャケのアートワークはヒプノシスのオーブリー・パウエルが担当。#2“自由への飛翔”の歌詞の題材となったジョン・ミルトン著『失楽園』第二巻の内容(英語のみ)が収録されたブックレットや、ギルモアの友人の描いた絵画のポストカードなど、わけわからんもんもいくつか放り込まれていたが、歌詞を提供した作家のギルモアの嫁さんやアルバムに参加した息子(Key)との写真や、本作のレコーディング風景などが掲載されてるブックレットや、DVDオーディオの他、リチャード・ライト最期?のスタジオセッション姿、ギルモアと嫁さんとの仲睦まじいインタビュー映像、PVなどが収録されたDVDは、ギルモア、フロイドファンにはおいしすぎるアイテムであろう。


ギルモアピック!たまらん!



前作『ON AN ISLAND』は、なんだか隠居して残りの人生を心穏やかに楽しみまっせみたいな老後的セッション感の否めない内容で、正直全部聴くのはしんどくて意識を失いそうになっていたが、今回はギルモアの音楽に対する意欲的な姿勢が楽曲やギターの音色にも顕れていて、全体的にバラエティに富んでおりメリハリがあって、なかなか退屈させない内容となっている。
イントロダクションの“午前5時の旋律”からギルモア節全開で、“And Them...”とか、故リチャード・ライトに捧げられた“天国への小船”(って、フロイドの前のアルバムジャケそのままやんけ)みたいな、少しフロイドとリンクするようなタイトルの楽曲も見受けられるが、やはりソロ作品ということで音楽スタイルの自由度が高い。
まぁおもくそジャズナンバーな#8“黄色いドレスの少女”はいい塩梅なんだが、ベタなタイトルといい、こういうのをギルモアが歌うってのはなんか畑違いな感じがして、聴いててこっちが恥ずかしくなってくる。


フランス国有鉄道の駅のホームのアナウンスで使われるジングルのメロディを聞いてインスパイアされて作ったという“Rattle That Lock”。
これがもし大阪駅だったら、たかじんの“やっぱ好きやねん ”のメロディがイントロに使われていたかもしれない。




現在ツアー中のギルモアだが、「あなたがここにいてほしい」、「Money」、「Us And Them」、「運命の鐘」、「天の支配」、「狂ったダイアモンド」、「デブでよろよろの太陽」、「時のない世界」、「Run Like Hell」と、フロイドナンバー連発とのこと。

そして、ギルモアから日本のファンへの気になる異例のメッセージが!!
これはひょっとして、ひょっとするぞ!



・・・う、う~ん、これだけじゃなぁ・・・・・

でも私はこう願うのである。

ギルモアが日本にきてほしい。

今日の1曲:『狂気の世界』/ David Gilmour
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