AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ソフトに死んでいる

2010年11月27日 | まったり邦楽
2日遅れでやっと届いたぜ。
ゆらゆら帝国「LIVE 2005-2009」。
注文殺到でプレスが間に合わなかったのだろう。

今年3月31日正午、何の前触れもなく突如解散してしまったゆらゆら帝国の初のライヴ映像。
しかもBOXで2ヶ月連続リリースって言うんだから、年末に向けて財布の中身が寒くって凍え死んじゃうぜ。

今回はタイトルを見てのとおり、05年~09年Sony Music Asscoiated Records在籍中のLIVE音源・映像を中心にコンパイルされたもの。
2CD+DVDという形だが正直ライヴアルバムが苦手な私としては、今回はDVDとレア写真満載の超豪華フォトブックがお目当てだったといってよい。
2009年の日比谷野外大音楽堂でのフルセットライヴ映像に加え、ボーナスビデオとして2007年のSTUDIO COASTでのライヴ映像のSSTVヴァージョン6曲を収録。
さらに、05~09年に発表されたPV6曲も収録されているというテンコ盛り盤だ。
ライヴ映像は音響も素晴らしくカメラワークがかなり凝ってる。PVは「タコ物語」、天久聖一監督の「美しい」が傑作!必見!

フォトブックはメンバーのライヴ、オフショットがギッシリ散りばめられており、まぁゆら帝ファンならまさに鼻血モノの充実した内容となっている。
こりゃ宮沢りえの「Santa fe」よりも見応えありますぜ!
これを見るためだけにでも初回限定の方を買う価値あるかも。

あとはなんつっても坂本慎太郎君の筆による三方背式のパッケージだわな!
不可思議な感触のヘンテコ過ぎるイラストが、た、たまらん!!



ギャッ!!



ギャッ!!



ギャーーーーーーッ!!

フロイドのTHE WALLっぽいな。


後でチェックして気付いたんやけど、このライヴDVD映像・・・選曲といい、パフォーマンスといい、どっかで見たことあるなと思ったら、数年前に録画しておいたSSTVで放映されたフルセットライヴの映像と丸ごと一緒だった。
だから録画してたやつは消去してもいいかなと思うのだけれど、SSTVヴァージョンのは、映像にサイケデリックなエフェクトが掛けられていてなかなかいい感じなのでやっぱ消去し難い心境に陥っている。

12月22日発売予定のライヴDVD『LIVE BOX 1997-2004』もすでに予約済み。
ハッキリいって本命はこっちなんよ。
待ち遠しくて待ち遠しくてヴァルーシアのヘビ人間になっちまうぜ、へへへ・・・



今日の1曲:『タコ物語』/ ゆらゆら帝国
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もちもちの木

2010年11月24日 | やっぱりメタル!!
育ちのいいメタルファンにはまず敬遠されるであろう、悪趣味極まりないB級テイスト漂うこの首吊りジャケット。

INTRUDERの87年の1st「LIVE TO DIE」です。

中学、高校と教科書、ノートにはもちろん、クラスメイトに送る年賀状にすら首吊りの絵を書いてしまうという性癖のあった私としては、当時中古レコード屋でこのアルバムを発見したときの食いつき様といったら、まぁ想像に難くないかと思います。

これのCD化されたのがオークションでどえらい高価格で取引されてると聞いておったんですが、HMVオンラインで普通に買えました。
まぁジャケットは若干の規制変更があったみたいですが、首吊り設定はしっかりと残っておりました。

こんだけおどろおどろしいジャケットではあるんですが、中身は結構メロディを重視した、わかりやすくてクリーンなスラッシュメタルを展開しております。
中高音域を利かせるヴォーカルもそれなりに歌える人であり、絶妙なハイトーンとドス声をうまく使い分けるという武器を持っている。
ギタリストもそこそこのテクニックを持ち合わせており、獰猛なリフに鋭く切り込むギターソロは絶品。
ただ、疾走する中でもテンポ・ダウンするところで哀愁感をしっかり聴かそうという目論みが垣間見えるのですが、残念なことにドラムがビックリするぐらいモタついてしまうという。
カッコ悪いオカズも連発。疾走してる時はまだマシなんやけどね。

まードラムさえガマンすればこの作品はそこそこの隠れた名盤といえるんじゃないでしょうか。
楽曲は本当に全部カッコいいですからね。




よっしゃ、今年の年賀状は久々に芋版で首吊りデザインにしてみっか。

今日の1曲:『KISS OF DEATH』/ INTRUDER
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神々の戦い

2010年11月21日 | プログレッシヴ草稿
昨日、最寄駅前のイオンにベッキーが営業に来ていることを、ヤボ用で大阪に向かう途中に知った。
普段彼女が出てるような番組はことごとく見ないとはいえ、さすがに家から徒歩15分のところに超有名芸能人が来てると思うとちょっとテンションが上がってしまった。
俺も人の子だな。
まぁツレの結婚式行く前に、奈良のツタヤまで及川奈央のサイン会に行った過去のある私だが、大阪でのCD屋巡りの時間を割いてまで生ベッキーを拝みたいとはならなかった。
コーヒーハウスでクトゥルー本も読みたいしね。



大阪はすでにクリスマスムード一色。
相変わらず私はこの大衆の群れが苦手だ。第一歩きにくい。
いつもは御堂筋沿いを歩くのだが、ヤボ用は心斎橋筋でだったので。
ったく、クリスピードーナツのどこが美味いんだか・・・

タワレコにいくと、なんかチェブラーシカとのコラボ企画が展開されていた。
店舗でCD買うと期間限定でチェブラーシカサンタデザインのギフトラッピングに包んでくれるんだって!
めっさカワイイやんけ!!
買うもんなかったけど、無性にこのチェブラーシカラッピンが欲しくなってしまった。
なんだかんだこういうコラボレーションに弱いんかな?
じゃあベッキーかて白人と黄人のコラボではないか!
私はなんでかハーフタレントってものが鼻につくんよなー
偏見かもしれないが、飛びぬけた才能もねーのに単にハーフっつーだけでチヤホヤされてるというあの感じがどうもダメらしい。
この後マスターがニューハーフのロックバーに飲みに行ってる俺が言うのもなんやけど。



今回購入したCDもコラボ作品だったりする。
280円の見切り品コーナーを漁ってると、RUSHの『神々の戦い』をパロったジャケに目が止まったんだが、CYGNUS AND THE SEA MONSTERSというバンドで、アルバムタイトルが「ONE NIGHT IN CHICAGO」。どうやらライヴアルバムのようだ。
曲目も“2112”、“CYGNUS X-1”、“YYZ”・・・とRUSHの曲ばかりだ。
裏ジャケのバスドラになんか見覚えのあるマークが刻まれとるなと思ったら、あっそうか、ドリーム・シアターのマークやと気がついた。
そういえば、うちのラシュキチにマーク・ポートノイとポール・ギルバートが組んでRUSHの曲を演りたくるプロジェクトの話を聞いたことがあったような気がする。
ま、普段なら買わないんだがネタとしてはいいんじゃねぇかと。

で、家に帰ってさっそく聴いてみたんだが、ホンマ普通にRUSHの曲をコピってるだけ。ただそれだけだ。
これはもう軽音楽部の学祭のノリに近いんじゃないだろうか?
並みのテクニックでRUSHのコピーなんぞ出来んのはわかるが、アンタらの戯れごとにつき合わされてる人の身にもなってみぃという、あの感じ。


てか、オマエ誰やねん。


映像で見るとけっこうおもしろい。

今日の1曲:『YYZ』/ CYGUS AND THE SEA MONSTERS
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斧野郎

2010年11月06日 | やっぱりメタル!!
アイスクリーム食ってて思い出したんだけど、そういやリジー・ボーデンが再復帰してて11月に来日するんじゃなかったっけ。

え!?今日!?

し、しまったアアアーーー!!


いやいや、中学の頃ワルツ堂で、10枚で好きなレコードと交換してもらえるレコードサービス券をシコシコ貯めてその券で最初にゲットしたのが確かリジー・ボーデンの『MENACE TO SOCIETY』で、これは多分私のジャケ買い第一号だったと思う。



やっぱあのころのメタルというのは見た目勝負みたいなところがあって、ルックスがカッコいいか、強烈なキャラを全面に出してるかがポイントだったと思います。
リジーはああ見えてちゃんとしたボイストレーニングを受けてあそこまでのハイトーンに達した努力の人だったりするんですが、その実力を知ってもらうためには、まずやはりヴィジュアル面で強烈なインパクトをリスナーに植え付ける必要性を感じていたんだと思います。
そう、毎回ステージで女の首を斧で切り落としてると思わすぐらいのぶっ飛んだインパクトがなければと!

私もワルツ堂でジャケットを見て「こいつら、斧とか電ノコとか持っててヤバそうだな」と、そこから醸し出される得体の知れないヴァイオレンス性に惹かれてレジに持っていったんだと思う。
あの頃は結構自分の直感に従って行動していた大胆不敵なメタル少年じゃった。
まぁ失敗もよくしたけど。
でもその若い時の失敗の繰り返しのおかげで今の自分があるんだと。
やたら猜疑心の強いクソみたいな人間になったけど。


しかし、今のリジーはヴィジュアル系っつうか、ブラックメタルみたいなメイクを施して、あのハイトーンも出せなくなって、殆ど別人だわな・・・



このPVもよくMTVで流れてたな~、いい時代じゃった。


今日の1曲:『ME AGAINST THE WORLD』/ LIZZY BORDEN
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