AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

悪いあなた

2013年06月29日 | コンサート
6月26日、人生初となるヴァン・ヘイレンの大阪公演を見てきた。私の見たのは追加公演の方で、日本公演最終日である。
先の記事にも書いたように、にわかの私が今回のライブ観戦をすぐさま決断した理由は、デイヴが加わったからにほかならない。1979年の来日以来、実に34年振りにデイヴがフロントマンを務めるヴァン・ヘイレンのステージ。これを見るなという方が無理であろう。
ただ、昨年のネット先行予約を必死になっておさえてから約1年・・・・私のあの時の熱いパッションは、すっかり冷めたものになっていた。
まぁ評判の芳しくないウドーチケットの割には、かなりの良席に恵まれたので楽しみっちゃー楽しみではあった(おそらく延期が発表された時、キャンセルが続出したのであろう)。
今回バンド側が撮影許可も出してくれていて、iphoneとキャノンIXYの2台のカメラを用意し、いい画を撮るぞ!と気合十分でクソ雨の中、大阪は朝潮橋へと赴いた。

会場は大阪市中央体育館という、公園内の緑に覆われた外見からは少しわかりにくい地下施設内にあって、あたかも南米ジャブローの基地の様相を呈していた。
しかし、やっぱ体質は体育館なのだろう。会場の門付近にきても、これからビッグアーティストのライブやりまっせ!的な盛り上げムードなぞ微塵も感じられず。

「今ニッポンはこの夢の力が必要だ。2020年オリンピック、パラリンピックを日本で!」じゃねぇ!せめて本日公演アーティストの垂幕くらい貼らんかい!連邦のモグラどもが・・・・・



外見の割には会場内はなかなかドームなムード。うん、ハトも飛んでないな。



さしたる緊張感もなく、メンバーが出てきて一発目“Unchained”でヴァン・ヘイレンのライブがスタート。
とりあえず、カメラを構えて激写開始。最初IXYので撮ってたけど、なんかズームが思ったより大したことなくて、iphoneの方に切り替える。ただ、こっちもズーム機能がさっきのとあまり変わらずで、手ぶれもひどくいい画がなかなか撮れない。操作も慣れてない故にいきなりビデオが作動したりと・・・・・
といった風に、今回バンド側が失敗したんは撮影を許可したことやと思う(いや、有り難いんやけど)。もうみんながみんな撮影に夢中でライブになかなか集中できなかったのではないか?
時折地鳴りのような歓声が湧き上がる場面もいくつかあったものの、デイヴの煽りにもイマイチ反応が悪かったように思う。新曲なんてなおさらだ。
だいたい「パッパラ~、シュビドゥワ~♪」のところは普通手拍子だろ。


これがベストショットかな。まぁ他の人のブログにいっぱいいい写真あると思うから、いろいろヴァン・ヘイレンで検索してみて下さい。



「タチュタチュゥ~~♪」はい、撮影タイム。



エディは映像で見た80年代全盛期のライブんときほどのキレはすでになく、自前の楽曲を無難に弾きこなしているといったところ。こんだけ間近で見ているのにもかかわらず、その凄味はいまひとつ感じられなかった。“Panama”のイントロギター、最初何の曲かわからんかったもんなー
つか、なんやそのヘアスタイルは?!後ろに束ねてしもてからに。チラシ写真との落差が激しくて正直ガッカリだったよ。アクションもほとんどないし、だから写真撮ってもあんまり撮り甲斐を感じられんのよねぇ。ま、あのニコニコ顔だけは、かろうじてかつての面影をしのばせていたかな。




ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ・・・・・・



デイヴはさすが天性のエンターテイナーといったところ。昔みたいにまわし蹴りジャンプなどは見られなかったが、その分日本刀などの小道具や、六本木潜伏中に習得したのであろうカタコトの日本語を終始連発し、オーディエンスを(それなりに)楽しませてくれた。
まぁもともとのヴォーカルスタイルがあれだから、歌のデタラメ感は否めなかったけど。

デ:「ナニヲカンガエテルンダデスカー?」エ:(ハヨホテルニカエッテヘーコイテネタイワ)



いつもより多く回しております。



アレックス兄はドラムソロとかあったり、年齢けっこういってるだろうに頑張って叩いていたと思う。
エディの息子ウルフギャング(またハッタリのきいた名前やな)に関しては“Runnin' With the Devil”のイントロベースのところぐらいしか覚えてない。




まぁ“I'm the One”、“Hot for Teacher”、“Ain't Talkin' 'bout Love ”などのキラーチューンでは、それなりにテンション上がったけど、やっぱヴァン・ヘイレンはマイケル・アンソニーがいないとダメだなと思った。


大団円。行くかどうかわからないけど、また来てね。


 

ちなみに今回物販でゲットしたツアーグッズは座席の下に置き忘れてきてこれしかない。



今日の1曲:『Somebody Get Me a Doctor』/ VAN HALEN
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アニソン論

2013年06月22日 | まったり邦楽
本日より全国公開される話題アニメ映画『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』。
『攻殻機動隊』の映画は、テレビで一度見たことあるんだが、過去に3作品でているようで、どれを見たかは定かでない。
今敏監督のアニメ映画『パプリカ』とよく似た印象を受けたが、所々いかにもインテリのアニメオタクが作ってそうなノリがチト肌に合わなかったように記憶している。
でも、今回のはちょっと劇場で見てもいいかなと思っている。

というのも、今回この映画の音楽を手掛けているのが、コーネリアスこと小山田圭吾氏。
そして、エンディングテーマ「じぶんがいない」を歌っているのがSalyu。つまりこの曲に関しては、再びsalyu×salyuとしてのプロジェクトってこと。
NHK教育のデザイン「あ」の楽曲提供といい、このプロジェクトは不定期ながら活動を続けているみたいで、配信限定でリリースされた「話したいあなたと」を含め、是非まとまった音源を出してほしいところ。



なんでもSalyuはもともと『攻殻機動隊』シリーズの大ファンなんだとか。今回の仕事の話がきたときは、さぞテンションがあがったことだろう。
で、タイトルからしてわかるように、作詞を担当してるのが、やはり坂本慎太郎くん。
ひょっとして彼もファンなのか?私は彼のイラストワークの世界観の方が好きだけど。
で、どっかに「じぶんがいない」のPV映像ころがってないかなと検索してたら、「コーネリアス×攻殻機動隊ariseのスペシャルサイト」ってのに行きあたり、そこでPVを拝むことができた。

サイトにジャンプするやいなや、ウィンドウ画面全体にPV映像が映し出されるという特設サイト。
cornelius-kokakua-sound.com

まぁ、またしてもキノコ頭のSalyuがウジャウジャ出てくる「Sailing Days」のPVを想起させるチトひいてまうPV内容ではあるが、楽曲は相変わらず秀逸。

こ、怖ぇ・・・・・


ただ、今回このエンディングテーマより感銘を受けたのが、オープニングテーマ「GHOST IN THE SHELL ARISE」。
小山田氏による空間を粒子が飛び回るような神秘的で立体的な電子音がはじける中、タイトルの単語がエコーがかった声で響きわたるというもの。PVがまた秀逸。
小山田氏が今回の音楽を担当するにあたり、某雑誌のインタビューで「最近のアニソンって、どっかのアーティストが作品と全く関係ない歌詞のJ-POPソングを提供するってパターンのタイアップが多いじゃないですか。ああいうのが嫌で」というようなことをコメントされていて、その場で大きくうなづいてしまった。

この小山田氏のコメントを聞いて思い出したのが、『無限の住人』。
講談社『月刊アフタヌーン』にて、1993年から2012年まで連載されていた沙村広明描く時代マンガだが、このマンガの公式イメージアルバムを担当したのが人間椅子で、ちゃんと「無限の住人」というタイトル曲まであるにもかかわらず、2008年にテレビアニメ化されたとき、オープニングテーマに起用されたのが、枕草子の「赤いうさぎ」とかいう曲(ただのジェラ嫉妬ソングやんけ!)だった。
なんでそうなるんだよ!(って、またしても人間椅子を引き合いに出して、そのうち愛想つかされますよ)

このMAD映像作った人の気持ちがよ~くわかる。彼もくやしかったんだ。



今日の1曲:『じぶんがいない』/ salyu×salyu
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おまえは最高

2013年06月13日 | やっぱりメタル!!
もういくつ寝ると、ヴァン・ヘイレン。
てか、2週間後だ。
デイヴ時代のアルバムは全てコンプリートしているが、予習復習が思うようにはかどらない。
なんか聴く気がおきんのだ。てか、わ、そんなにヴァン・ヘイレン好きじゃないかも。
じゃあなんでライブ行くのかっていうと、やっぱデイヴ様の姿が拝みたいから。
少年時代、ちょっとした憧れの人だったから。でもよく聴いたのは、『Crazy From The Beat』と『Eat 'em and Smile(Sonrisa Salvaje)』の2枚くらい。
ヴァン・ヘイレンは知らなかったけど、デイヴは小学校の時に“California Girls”の刺激的なPVを見て以来、そのエンターテイメント性に一目おいていた。

California Girls - David Lee Roth



思えば、王道のハード・ロック/ヘヴィ・メタルに傾倒していたのは、せいぜい中学最初の1、2年程度だ。
スラッシュメタル・ムーブメント到来により、王道はほとんど聴かなくなった。
だから、中学に入学して「メタルサイコーー!!」っていうノリの多感期に、意欲的に集中して聴いた王道系やLAメタルのアルバムは、今でもそれなりに思い入れがある。
ヴァン・ヘイレンなら『炎の導火線』、『暗黒の掟』、『1984』の3枚。
んでもって、今らさ『伝説の爆撃機』やら『戒厳令』を一生懸命聴いたところで、頭に入ってこんわけです。
ま、うちのヴァン・ヘイレン・フリークに言わせると、『戒厳令』や『ダイバー・ダウン』にエディのギタープレイの技がつまってるらしいが、もともとスーパーギタリストに傾倒する習性がないもんで、ピンとこないのも致し方ない。

ま、ライブ当日は、“Ain't Talkin' 'Bout Love”でデイヴと一緒に「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」を合唱できればよいかなと。


でも、この映像なんか見たら、ギターキッズがエディに熱狂するのもわからんではない。



今日の1曲:『叶わぬ賭け』/ VAN HALEN
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この死体、汝の墓

2013年06月09日 | やっぱりメタル!!
「死に際に原点回帰!初期のドゥーム感が戻った!」と、えらい評判がよかったので、昨年惜しまれつつも長年に渡る音楽活動に終止符を打ったカテドラルのプロローグ作『THE LAST SPIRE ~終焉~』をタワレコのオンラインでポチリンコ。

カテドラルに関しては、デビュー当時からその圧倒的な耽美性とダークな世界観に熱狂し、バンド仲間と“Midnight Mountain”なんかもコピーするくらいハマっていた時期があったが、アルバム発表ごとに音楽性がゆるく散漫になっていき、『SUPER NATURAL BIRTH MACHINE』の時点で見限ってしまった。
だからカテドラルのアルバムを買ったのは実に17年ぶりとなる。

で、どうだったかというと、これまでのカテドラルの音楽を総括したような(って、初期4枚くらいしか聴いていない私が言うのもなんだが)、いかにも最期らしいよくできた作品ではあるとは思うが、「無難な作品」ってところ。

1stの曲調を意識しているのはなんとなくわかるが、やはり『IN MEMORIAM』、『この森の静寂の中で』で打ち出したあの鬱屈したドゥーミーな世界観には残念ながら及んではいない。まぁ今のカテドラルにあの頃の音を求めること自体ヤボであったかと。
てか、リー・ドリアンはもう、納骨堂から聞こえてきそうな、オバケじみた呻き声ともいえるあのヴォーカリゼーションは再現できないのかな?




まぁ2nd以降の作品は、「それ“モビー・ディック”のフレーズまんまパクってるだけやんけ!!」ってつっこみたくなるような単なる70年代ごっこ的ニュアンスのものが目立つようになってきて、ストーナーロックとしてはその姿勢は間違ってはいないけれど、ドゥームメタルとしては軟い以外のなにものでもなくなって、人間椅子や、後に聴いたCELTIC FROSTの作品などの方がよっぽどドゥーミーなサウンドを確立していたと思われる。

ただ、スピードを極端にまで押し殺した、メタルファンですら首をかしげるような、およそ健全な精神の持ち主が聴く音楽ではない“ドゥームメタル”なるものを、メインストリートに押し上げたカテドラルの功績はデカいといえる。
私とて2nd『ETERNAL MIRROR』のとっつきやすさがキッカケでカテドラルにハマった口だ。
ブラック・サバスのフォロワーというだけにとどまらず、70年代ハード・ロックやプログレッシヴ・ロックへの飽くなき憧憬のもと、どんどんドゥームメタルの可能性を広げていったその意欲には敬意を払いたい。
本作でも、大々的にキーボードやメロトロンがフィーチャーされた“監視眼”などは、ドゥーミーなポテンシャルを維持しつつ、完全なるプログレ志向に根差した大作に仕上がっている。

ジャケットはミニアルバム『SOUL SACRIFICE』のアートワークを意識したかと思われるが、正直『STATIC MAGIC』以来のショボさ加減である。
歌詞カードを広げると、カテドラル専属画家デイヴ・パチェット描くあの魑魅魍魎のアートワークが広がっていたのが救い。
中央のカリメロみたいなクリーチャーがカテドラル(大司教)ってことでOK?





初期の陶酔感はないが、非の打ちどころのない唯一無二の典型的カテドラルソング。
ギャリーの年季の入った粘着質なギターワークが秀逸。
これがカテドラル最後の映像となってしまうのか?



最期にR.I.P.といいたいが、およそ安らかに眠れそうな音楽ではない。


今日の1曲:『沈黙の塔』/ CATHEDRAL
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銀の鍵の門を越えて

2013年06月03日 | まったり邦楽
前記事で紹介したPerfumeの『Fan Service -Prima Box-』を入手する際において、実はひとつ大きな思い違いをしていた。
このボックスには、あの『bitter』のDVDがセットになっているものだと勘違いしていたのだ。
正直『bitter』が目的で購入したと言っても過言ではなかったので、「そんなバカな」とボックスの中を何度も確認した。帯裏を見たら、確かに『bitter』は別売り扱いで(表示がまぎらわしいねん!)またしても自分の軽率さを呪った。
どうりで定価が安いと思った。世の中そんなに甘くはない。

で、近所のブックオフにあったので、さっそく購入して鑑賞。

『Fan Service bitter』は、Perfumeが徳間とメジャー契約してからリリースされた初のライブDVDで、2006年12月21日原宿アストロホールでのライブを収録した映像。大ブレイクしてからの後追いファンでもこの時期の映像に魅了されてる人はけっこういるようだが、そういう人はいわゆるPerfumeヘンタイの域に達した人なんだと思っている。
箱のキャパは400人収容程度のもので、この頃のPerfumeって、ヘタしたら人間椅子より人気がなかったのかもしれない。
この頃の人間椅子といえば、『瘋痴狂』をリリースした頃。なんで人間椅子と比べるのかというと、同じ徳間ジャパン所属だったからだ。
にしても、銀色に『Fan Service bitter』とタイトルが印字してあるだけって、えらい愛想のないジャケットでんなー

この時期のスリーピース両者に対する徳間の扱いは、なんとなく似ている気がする。
あ~ちゃんが言っていたように、やはり経費削減のもとだったのか?


ただ、このライブDVD制作においてはけっこうお金をかけてるみたいで、カメラの設置台数はなんと11台。アングルや画面分割やタイトルテロップのエフェクト演出など、編集が凝りに凝っていて展開もスピーディーで、ハッキリいって『First Tour GAME』のライブ映像よりデキがよろしい。

某音楽雑誌に掲載されていた本作紹介文には、「オープニング3曲でフロアはすでにモッシュの嵐」などと書かれていたが、映像を見る限りそういった場面は確認できなかった。つか、筆者はどういうのをモッシュといっているのであろうか?スラッシャーの私としては、ハードル走みたいに手足を振り上げるか、フロアを走りまわらなきゃモッシュとはいえん。
ま、それはおいといて、セットリストはこの時までリリースされたシングル曲とカップリング曲をほぼ網羅した内容で、「スーパージェットシューズ」、「イミテーションワールド」、「カウンターアトラクション」などのCD未収録曲も披露されていて、ファンならば持っていて損はないだろう。
個人的には、広島限定アイドル“ぱふゅ~む”時代の2ndシングル曲「彼氏募集中」が聴けたのはかなり貴重だった。いきなり演歌調で始まるイロモノ然としたオープニングにはどん引きしたと同時に、パッパラー河合の編曲センスに辟易したが、ドタバタコント的振り付けに昭和テイストなアイドルソングを熱唱するPerfumeの姿に、腹をかかえて笑ってしまったと同時に、なんだか不可思議にも新鮮なものを感じてしまった。
昨年のライブでぶっ倒れそうになった「ジェニーはご機嫌ななめ」にもすでに免疫がついており、なんの疲労感もなくこのDVDを最後まで見通せたのは、私もいよいよヘンタイの領域に達しつつあるということなのか。

この頃の3人のライブの雰囲気は、すでにステージ慣れしてる感じがあり、そこそこの固定ファンも獲得しているようで、けっこうアットホームでリラックスした様子。現在もそうだが、媚を売ったりガツガツした様子もない。
本ライブ初披露となった「Twinkle Snow Powdery Snow」にいく前の、あ~ちゃんの「うちらは経費削減のもとじゃけぇな」という自虐的MCの開き直り加減といい、事務所からうるさく指示されてるようなアイドルのあるべき姿という気負いが全く感じられないところに好感がもてた。


この時彼女たちは、1年後に大ブレイクすることを、まだ知らない。




ディストーションギター音のきいた割とロック色の強い「エレクトロワールド」は、ライブ映像を通して好きになった楽曲のひとつ。
シングルがリリースされた当時は、想定をはるかに下回る売り上げだったという。
確かに大衆ウケするには、歌詞内容が手塚マンガばりにダークだし、少しクールすぎる楽曲ではあるが、近未来的エキセントリックな振り付けといい、Jポップソングというには革新的すぎる名曲。
時代はまだ彼女たちに追いついていなかったのだ。

彼女たちは、確かに、この道を走り進み進み進み続けていた。


今日の1曲:『エレクトロワールド』/ Perfume
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