AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

無免許医はどこだ!(キチムシ編)

2023年11月19日 | 二酸化マンガ
今月はじめの3連休初日に、私が高速バスに乗って東京に赴いたのは、デフレパード&モトリークルーのカップリングライブを観るためでもなく、VEKTORの東京公演を観るためでもなかった。

そう、全ては私が敬愛してやまない手塚治虫先生の医療マンガの傑作、『ブラック・ジャック』の為であった。


祝日の11月3日といえば、文化の日でもあるが、この日はなにを隠そう手塚治虫先生の誕生日。
この時期、東京ではブラック・ジャックに関する二つのイベントが催されていて、それを手塚治虫先生の生誕の日に一度に味わっちゃおうという欲張りな衝動に駆られたのであった。

東京に着いて、まず足を運んだのは吉祥寺。

吉祥寺といえば、私は5年前にも訪れていて、この街の「創」というギャラリーで毎年のように行われていた手塚マンガの二次創作フェスともいうべき『手塚治虫文化祭』、通称「キチムシ」がもうこの年で幕を下ろすということで、いてもたってもいられない衝動かられ、この時も高速バスに飛び乗って駆けつけたのであった。


で、今年その終わったハズのキチムシをまた臨時で開催するということが発表された。
なぜかというと、今年はブラック・ジャックが連載開始されてから50周年になるという節目の年で、今回はそのブラック・ジャックに特化したキチムシ、題して「JACK’N’KICHIMUSHI」を開催しようということになったワケです。


5年前訪れて、もうほんと非常にわかりやすい地理で、15分くらい歩いてギャラリー「創」に辿り着いた。




手塚先生の誕生日で、しかも祭日だからめちゃくちゃ混雑してるだろうと思ったけど、意外とすいてて拍子抜け。
でも外人さんなんかもいらして、なかなかいい雰囲気だった。

I ♡ MANGAと書いたTシャツを召されていて、ハートの中にヒョウタンツギがいた。
そんなTシャツどこで手にいれたんですか?



BJのTシャツにBJの髪の毛をモチーフにしたニット帽をかぶってる女性スタッフさんのファッションが気になってしゃーなかった。



ただ、以前行った時と比べて展示品が少ない。
今回出品に参加された作家先生方もなんか少な目で、私でも名前を知ってる巨匠クラスの作家さんは皆無だった。

今回は、キチムシ常連作家さんの作品が中心だったかなと。
それでも出品数はかなり少なかった気がする。
やはりBJに特化したのが原因だろうか?
BJ以外のもちらほらあったけど。


これはるみ子さんのあの方の創作もの。
ブラックジャックのコート。試着可能らしかったが、ちょっと遠慮した。



ヒョウタンツギもブラックジャックには欠かせないキャラ。



今回一番目を見張ったのが、島本和彦先生という方の作品。
色紙1枚にブラックジャックのエピソードごとの登場人物やブラックジャックの名言を盛り込むという構図のもの。
原作の絵に割と近いんで、しかも読み込んでるファンとしてはもうたまらない。


「三者三様」(2巻)



「畸形嚢腫パート2」(13巻)



「B・J 入院す」(3巻)



花小金井正幸先生のゆるキャラピヨックジャックもなんかいい。

1話「医者はどこだ!」のブラックジャック初登場シーンを再現。
これ見た時思わず吹いた。



原作を限りなく忠実に再現したこのシリアスな名シーンでも、よく見るとやっぱりピヨックジャック。
なんかこのギャップがたまらんくておこがましいとも思わない。



こちらも花小金井先生作品。非売品。欲しい!



いままでにない、異色の本格派アートな作品も。
このYOSHIFUMIさんのアート作品はかなり目を見張った。



他の来場者の方たちも、おそらく痛く感銘を受けたようで、アート集は完売していた。


るみ子さんと対立関係にあるかの田中圭一先生の作品も無造作に床下に置かれていた。
私は何年か前のブラックジャックとキリコがるみ子さんにワクチン(?)注射してる図のTシャツを出品してほしかったなぁ・・・




作品をポケ~っと閲覧してると、話しかけて下さったのが在廊されてた姫川明輝先生で、BJ話で色々盛り上がってとても楽しかった。
やっぱ姫川先生もブラックジャックが大好きなようで、今回の創作作業もほんと楽しくてしょうがなかったらしい。

それが作品によく表れてるのがこれ。
ルパンタッチというか、BJのアクションシーンに集約した柄のタオル。
思わずカゴに入れてしまっていた。そうそう、BJはよく後ろから殴られるんだよな~



実は先生に話しかけられる前、どの作家さんのか知らないまま、いいなと思ってカゴに放り込んでいたのが、だいたい姫川先生の作品だった。

殺人鹿ナダレをステンドグラス風にデザインしたアートフルなクリアファイル。


姫川先生と話してたんだけど、ブラックジャックに登場する動物って、だいたい最後死ぬんですよね~って(悲)。


今回もキチムシ主催者の手塚るみ子さん(神の子)とお話させていただきました。
やっぱり恐縮でたいしたこと話せませんでしたが。
着ていったアトムキッスのTシャツもご指摘くださり私服の至り。
それよりもるみ子さんのしてた(おそらく田中圭一画)ネクタイが非常に気になった。




ちなみに、本日こそは、『ブラック・ジャック』が週刊少年チャンピオンにて連載開始された記念すべき日だという。

この日にあわせてこの記事をとりあえずアップしたかったのです。

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オオサンショウウオ大好きYOU

2023年11月18日 | コンサート
今秋はメタルバンドの来日ラッシュがすごいことになってましたね。

EXTREME、MR.BIG、HELLOWEEN、DIZZY MIZZ LIZZY、DEATH ANGEL、TESTAMENT、EXODUS、DEF LEPERD、MOTLEY CRUE・・・


そおいう私は今月はじめ、若きアメリカの自称“プログレッシヴSFスラッシュメタルバンド”VEKTORのライブに行ってきました。

VEKTOR@京都水族館



彼らの来日は実に10年ぶりということだが、前回は観ておらず今回が初めて。
普段、自分より歳の若いメタルバンドなんてほとんど聴かないんだが、このVEKTORはデビュー当初より気になってたバンドで、まぁロゴからもわかる通り、VOIVODやDESTRUCTIONなど、私がティーンの頃に聴いていた80sスラッシュメタルバンドに色濃く影響を受けているということで、特に1stアルバムはもう私ぐらいのスラッシュ好きのツボをつきまくるリフ全開且つ演奏はもうめちゃめちゃテクニカルっていう申し分のないデキでかなりハマった。

今回ライブに行くことを思い立ち、実は1st以降は全く関知していないというなかなか薄情な状態だったので、急遽アマゾンで3rdアルバムを取り寄せ聴きまくってたんだが、なんかエクストリーム感が増し増し且つちょっと苦手な抒情コーラスなどを導入したりと、実験的でプログレッシヴなその姿勢は関心するが、ちょっとしんどいなと。

最近はイヤーエイクさんに拾われたようで。



今月頭の三連休は所用で東京に行っており、VEKTORはその頃ちょうど東京でのツアー真っ最中だったので一瞬観ようかと思ったが、スケジュール的にしんどかったので関西に帰ってから大阪で観ることにしたんだが、東京帰りの夜行バスで、隣の隣の座席に乗り込んできたお兄さんが奇遇にもVEKTORのTシャツを着てて、関西からの遠征者だったのがおもしろかった。


最近復活したSACRIFICEのヴォーカルSugiuchiさんが運営している呼び屋CHROSH Bookingsが今回のツアーを企画してくれてて、チケットは直接ここから購入したんだけど、高い手数料とか送料も一切かからない、しかもこんな素敵なデザインチケットで熱意が感じられて本当に良心的。




バンド側も10年ぶりの日本ということで、気合も入っていたらしく、我々とコミュニケーションをとるため移動中に一生懸命日本語を勉強されていたという。

真面目か!(笑)



会場はSOCORE FACTORYという南堀江の小さなハコで、この界隈には来たことがなかったので少し道に迷った。

客層は私より年上の方から若者まで、わりと老若男。女子は極めて少なかった。
まぁVEKTORって、演奏力重視のプログレバカテクスラッシュって感じのバンドだから仕方ないよね。
スラッシュ系バンド観にくるとよく見かける連中なんかも全然見なかったな。

人は想定してたよりけっこう入っていたけど、今回のハコは縦長でなかなか狭かった。
う~ん、せっかく4年ぶりにモッシュでハッスルしようと思ってたのに、これじゃ難しいな。




VEKTORの一行がステージに現れた。
実はメンバーの顔を全然知らなかった。やっぱり若いな(私からすると)。

怒涛の演奏が始まった。巧い。
1曲目はたぶん最新作の1曲目。10分を超す長さ。
最新作は最近聴いたばっかなのでうろ覚えでよくわからんかった。


 

2曲目、1stから早くも「Black Future」きた!
イントロ聴いたとたん全身鳥肌。ワーー、モッシュしたいな。
前の方では少人数の小さなモッシュが起きてたみたいだけど。

それにしてもステージも狭そうだ。
彼らぐらいのバンドなら、せめてMUSEくらいで演奏させてあげてほしいな。




観てるとギターヴォーカルのデイヴィッド・ディサントがやっぱバンドの主導権を握ってるぽい。
どっちも弾けるギタリストを有してるバンドってことで、DEATHを彷彿とさせる。
フランク・チンのベースプレイもカニコーのアレックス・ウェブスターばりの存在感だ。




最新作のラスト曲で、ジャーマンメタルのライブかよ!とつっこみたくなるコーラスの大合唱が起きたりと、フロアはかなりの盛り上がりをみせており、VEKTOR側も小規模なライブながらご機嫌そうだった。

大団円。



今ジャパンツアー恒例の、セトリの紙を折って紙飛行機作って客席に飛ばすという余興。



セトリ1st多い目希望だったけど、3枚からまんべんなくといった感じかな?
大好きな「Deoxyribonucleic Acid」演奏してくれただけでもよかった。

土星?



ミート&グリート。
デイヴィッドさんDEATHのTシャツ着てはって、私もその日DEATHのTシャツ着てたので「かぶったな」みたいなやり取りをした。
といっても「SAME」と言っただけだが。

YOUは何しに日本へ?



CHROSH Bookings企画のジャパンツアーTシャツ。
もう一種のデザインのTシャツの方が明らかにカッコよかった気もするが、なぜかこっちの変なのを選択。

買ってから失敗したような気が・・・



この日は奇遇にも阪神が38年ぶりに日本一に輝いた日でもあり、VECTORのライブ終わって駅に向かってたら、戎橋周辺は異様なムードが立ち込めており、厳戒態勢がしかれていた。
ニュースを見ると、6-0で阪神がリードしており、ちょうど7回表だった。
歴史的瞬間を拝みたい気もしたが、明日仕事だし阪神愛はもうすっかり醒めていたのでとっとと家に帰った。





今回はメンバーご一行ゆっくりと京都観光を楽しまれたようで。

デイヴィットさんはデビュー当時、B!誌のインタビューでも「いつか日本のオオサンショウウオが観てみたい」と話しており、今回その念願がかなったようでなによりです。

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地獄の動物園であおうぜ

2023年10月29日 | 二酸化マンガ
いろいろ忙しくてだいぶ時期を逸し過ぎちゃってアレですけど、先月8日、漫画家の寺沢武一先生が逝去されたニュースを聞かされたときは、やっぱりショックでした。

小学生の頃に夢中になって読んでた週刊少年ジャンプに掲載されてたマンガの中で、売りもせず捨てもせずいまだ全巻所持しているのは、鳥山明の『Dr.スランプ』と、寺沢武一先生のスペースオペラ漫画『コブラ』くらいのものですから。




まぁ寺沢武一先生は、元々手塚治虫先生がブラックジャックを連載していた頃のアシスタントだった人で、手塚先生は彼は背景を描くのが凄く巧かったとベタ褒めされていた。

『コブラ』第1巻の巻末にもコメントをよせた手塚治虫先生。



そして、1年くらいでさっさと手塚プロダクションを辞めて、1978年、葉巻と左腕のサイコガンがトレードマークの宇宙海賊が活躍する『コブラ』を生み出し、週刊少年ジャンプで連載開始され大ヒット!
まぁもちろん私の場合、リアルタイムでハマっていたわけではなく、私がコブラというマンガの存在を知ったのは、すでに他の人気マンガに押されて巻末の方に掲載され、もう連載が終わりかけていた頃だった。

この面子ですからなぁ~、まさに少年ジャンプ戦国時代。



確かに他のマンガ作品と比べてコブラはなんか浮いた存在だったし、小学生が読むにはちょっとアダルティーやなという印象があった。
夕方にコブラのアニメもやってたけど、その頃の私はあまり注目してなかった。


連載が終了してからコミックを集めだしたキッカケは、コブラの1巻が小学校のバザーで10円で売られていたので買って読んだらすごく面白くてハマってしまったのだ。
その頃はテレビの洋画劇場で放映されていたハリウッド映画に夢中になってたし、コブラのその辺に影響されてるアメリカンなテイストや、寺沢先生の描く『ブレードランナー』や『スターウォーズ』ばりの写実的でキメ細かなタッチのSF劇画世界に一気に引き込まれたんだと思う。




とにかくコブラは面白かった。
「イレズミの女」、「黒竜王」、「異次元レース」、「神の瞳」、「六人の勇士」、「地獄の十字軍」・・・・
どのシリーズも甲乙つけがたく秀逸。

でも、特にコブラファンからも人気あって最高傑作と言われているのが、「ラグ・ボール」。
ラグビーと野球を掛け合わせた危険極まりないスポーツにコブラが挑む物語。
その時の彼の選手名(偽名)はご存じ、ジョー・ギリアンだ。
ジョー・ギリアンのユニフォームTなんてのも商品化されたぐらいである。




コブラは敵キャラもいいよね。
サラマンダーとかパピヨンとか。

私のお気に入りはやっぱ、すでに2話目から登場する、やっつけたと思ったら全編に渡って何度も蘇ってコブラの前に立ちはだかった彼の宿命のライバルとも言うべきクリスタル・ボーイはもちろん、なんといっても古代火星人が作り出した傑作殺人マシーン、ブラックソード・ゼロ!

ヤツはゼロ!ヤツを超える者は、ヤツしかいない!




そしてコブラの仲間集めシリーズ。
「シドの女神」、「六人の勇士」の面子もいいが、なんつっても外人部隊「地獄の十字軍」の仲間たちがサイコー。




実は成人してからも、コブラはハードカバーのデラックス版で買い直してもいるんだよね。
この全集では、スーパージャンプかなんかで再び連載された「聖なる騎士伝説」の物語が新たに加わっている。
全ページデジタル彩色された大判のやつも集めてたが、なんか作画がアニメっぽくて逆に味気がなくなってしまったのとかさばるのとで途中で集めるのやめた。




寺沢先生というと、最初に漫画にデジタルを取り入れた先駆者でもあられる方で、それがコブラの後に少年ジャンプで連載された女騎士が主人公のユル~いテイストの異色作『Black Knight バット』だった。
まぁこれはコブラと比べてあまり人気なかったみたいですぐ連載終了したけど。




押入のコブラのマンガ掘り返してたら『武 TAKERU』なんてのも出てきた。
これの存在はすっかり忘れてた。あと『カブト』とか。内容なんも覚えてない。



寺沢先生の訃報を受けて、SNSではやはり追悼のTLで溢れかえってた。
コブラ以外に、けっこう『ゴクウ』推しの人が多くて意外だった。
実は私この作品通ってないんですよ。今度買って読もうかと思う。
まぁでも、武もカブトも、たぶんゴクウも人格みんなコブラやけどね。




あとは、やっぱりコブラのプレイボーイでアウトローならではの名ゼリフがSNSを賑わせていた。

「やめとけ、給料安いんだろ」、「おれは生まれてはじめて よろこんで人を殺す!!」
「笑ってごまかすさぁ」、「死ぬのはたった一度だぜ」、「地獄のあじなら知ってるさ」・・・etc.




私もいつかどこかでコブラのこれらのカッコいいセリフ使ってみたいと思ってたんだけど、これまでの人生があまりにもショボすぎて全然その機会がなかった。

このセリフもいいなぁ・・・
一応スノーボードしてたので、私だったら「上越国際ドリーム」かな。



「コブラ」は、トーナメントばっかやって話ズルズル引き伸ばしてるような他の人気マンガとは一線を画していたと思う。
そこはやっぱり手塚イズムを引き継いでいたことによるものだと。

引き際もよく、ラストの西部劇風の短編「リターンコブラ」なんて、最終話としてほんとサイコー。
だいたい長期連載マンガってのは18巻ぐらいが丁度いいんですよ。
私の好きな『Dr.スランプ』だってきっちり18巻だった。

オマエの大好きな手塚治虫先生の『ブラックジャック』は25巻もあるけど、それはどうなんだってか?

笑ってごまかすさぁ。
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百円いただきましょう その2

2023年10月01日 | カテゴライズできない
9月に入ってからは、近隣のダイソーは手塚治虫商品は入荷どころか、減少していく一方で、最初にブラックジャックのジッパーバッグを見つけた店などは、盆明けにすでにもうこれ以上BJ商品入荷しまへんでという強い意思表示がみてとれた。

一方、奈良のS条のダイソーは毎週のように新入荷商品が追加され、見事期待に応えてくれる。

わざわざ人気ディズニーコーナーの棚の一角を空けてまで、手塚商品を並べてくれていることに好感度爆上がり!



ブロックメモ3種(付箋にしてほしかった)。
ブラックジャックに扮したピノコってのも秀逸だが、ヒョウタンツギがあるのがいいね。
(アトムはついで)



この辺ではまず入荷の見込みなしやろうと思ってた注射器ボールペンも。
BJとピノコの2種。



そして、今回秀逸過ぎるアイデア商品なのがコレ!
ブラックジャックのリングノート。

BJの顔のツギハギのところにリングを当てるという、これ考案した人マジ天才!


これが100円ってのがホント信じられない。
手塚プロダクション直営販売やったらもっととってるで多分。

やっぱ人気商品だったのか、私がS条の店で発見したときには2冊しか残ってなくて、しばらく店を徘徊して戻ってみると最後の1冊もなくなっていた。
あぶなかったー

一方、そのとなりに並べてあったアトムのリングノートは悲しいかな、山積み状態。
でもこれもスケルトン加工されててページをめくるとメカメカしたアトムと分離するという工夫が施されてて、とても100円とは思えないクオリティ。



今回この商品化を企画したダイソーの担当者は、たかが100円なのに高額設定のオフィシャル商品よりセンスいいのが凄い。
アイデアのバーゲンセールとは、まさにこのことだね。
とにかく遊び心がきいていて、手塚マンガへの愛も感じられるしね。


一方、9月に入っても全くといっていいほど手塚商品の入荷がなかった情けないうちの近所の店舗型のダイソー。



郵便局の向いにあって、不在配達の郵便物を受け取りにいくついで一応チェックはしていて、ある日入店した時、ちょうど仕入れ責任者と思しき店員のおばちゃんがスタッフと「手塚治虫の商品まだ入荷してなかった?発注はしてるねんけど。」「まぁさすがに鉄腕アトムの商品は怖くてようしてないけど」てな感じのやり取りが聞こえてきた。
この会話を聞いて、やはり各店の仕入れ責任者がどれだけ手塚作品を信用しているか?という度量にかかっているのだなと。


次の日、店をのぞいてみると・・・・・

デーーーン!!なんだ、やればできるじゃないか!
(アトム商品もあるやん)



ここのダイソーでは他店にはなかった何が出てくるかわからない袋入り商品が多数入荷されていた。
アクリルミニスタンド、缶バッジ、アクリルキーホルダーなどである。

手塚キャラのアクスタが100円で買えるなんて!と最初はテンション上がったが、私ぐらいの手塚ファンになるとこの辺のベタなキャラが当たっても正直あまり嬉しくはなく、せめて我王とかダイバダッタとか奇子とかフースケとか入れといてほしかった。

商品残り少なくなった頃に、袋の外から指で触りまくって見当つけたブラックジャックとロビタを見事引き当てたときはめちゃ嬉しかったが。




と、このように、1日3軒くらいはしごして「もっと入荷してくれよぉ~」と、もどかしく思いながらもチビチビ購入していってるうちに、気づいたら出てる手塚商品ほとんどゲットできてた。

あとはヒョウタンツギのリングメモくらいだったんだが、3店舗の中では一番遠方にあるダイソーの手塚コーナーにも置いてなく、ダメ元で普通の文具コーナーも一応探りに行ったら・・・・

あったーーっ!!
やはりヒョウタンツギ、神出鬼没の存在である。


そうか、スタッフさんこれが手塚キャラって知らなかったんだな。
だからお節介ながら私がそっと手塚コーナーに移動しておきました。


ここ最近はもう再入荷の見込みもなく、各店とも徐々に手塚キャラ商品はその数を減らしていっている。
まぁアトム商品は余りがち。俺も買わんもんな。
つか一般庶民に手塚キャラ商品ってどのくらいウケがいいんだろうか?購買意欲そそられるんだろうかと心配だったが、なんやかんや売れてるんだね。


ただ、ブラックジャックのこのシャレのきいたペーパータオルはいまだ山積み状態。
入荷しすぎ?
俺なんかまず使わんだろうけど(買ったこともない)3個は購入したけどな。

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百円いただきましょう その1

2023年09月29日 | カテゴライズできない
盆休み前からここ最近にかけて、毎週末はダイソーに行くのがひとつの楽しみになってた。
一日3軒ははしごしてた。




どういうことかというと、この度ダイソーが手塚治虫のキャラ商品を売り出したからにほかならない。


盆休み前に、買いたい必需品があって最寄り駅前のダイソーに寄ったら、ブラックジャックのコマシーンのジッパーバッグを発見し、これは何事かと家に帰ってググり、今回のこの素敵な企画を知ることとなった。

https://tezukaosamu.net/jp/mushi/entry/26614.html

各バッグの用途に合わせてBJのコマが割り当てられている。
ただ、お薬用サイズと書かれたピノコのやつ・・・
ダイソー企画部のジョークなのかマジなのか?

ピノコが口に放り込んでるカプセル、それ青酸カリでっせ!
(’第7巻 第66話『ガス』より)



そう、今回ブラックジャックの商品が大フィーチャーされているのは、今年ブラックジャックが連載開始から50周年を迎えたからにほかならない。
私の大好きなブラックジャックのキャラグッズが100円で買えちゃうなんて・・・
こんなにうれしいことはない。

これは50年経ったから使用料がグンと安くなったということなのかな?


この素敵すぎる企画を知った翌日、私は朝から思いつく近辺のダイソーを数軒巡ったのですが、どの店も手塚キャラ商品は全くといっていいほど入荷しておらず。
というのは、この時期ちょうど台風が接近しており、その影響で全国的に出荷が遅れているということが公式に発表されていた。

で、お盆明け、ダイソー巡り再開。ただし仕事が忙しかったので週末のみ。
まぁ日曜大工店の片隅で展開しているダイソーなんかはまず見込みがない。
大手電機メーカー店舗の1フロア丸々入居しているダイソーならあるだろうと。

ところがどっこい。ブラックジャックのブの字もねーじゃねーか!

ディズニー100周年の特設コーナーはあっても、ブラックジャック50周年コーナーはなかった。
非国民め!!



100均で買い物してて最近もよくだまされるのが、100円だと思ってレジに持っていった商品が200円だったり、時には400円以上もする商品だったこと。
でもその日2軒目のダイソーでようやく見つけたBJファンの誰もが待ち望んでいたこの素敵なブラックジャックトランプがたった200円なんて、安すぎるというほかない!




ジョーカーカードはドクター・キリコ。BJ愛しの如月先生カードも。
クイーンのカードは大体ピノコの絵が使われてたけど、いや、そこはブラッククイーンこと桑田このみ先生やろ!



なんかやたらBJの恩師である本間丈太郎先生がフィーチャリングされてた。
BJ好きなら誰でも知ってる本間先生の名言コマカードも。



しかし、やはり京都南端の辺境地のダイソーではいかんともしがたい。
HPで公表されている商品の2割も入荷していない。
なので奈良市街近郊のダイソーへと捜索の範囲を拡げてみた。

するとでっかい店舗を構えているS条ダイソーでは、やはりうちの近所よりはるかに品揃えがよく、小規模ではあるがちゃんと手塚コーナーも設置しており、私のテンションが上がったことは言うまでもない。
まさにハッピープライスパラダイス!!(ダイソー!)

シールセット全4種。



中でもSNSなどでとくに話題になってたブラックジャックの手術料のシールセットがあったのは嬉しかった。
もうここは優良店だなと。

高額の手術料を請求するときは悪党みたいな顔のBJだが、ウソみたいに安い手術料の時はとても穏やか。



マステなんかもかわいいので思わずカゴに放り込んでしまっていたが、普段生活していてシールとかマステとかはまず使うことがない。




なので、それらを使って自分だけのオリジナル手塚マンガをこしらえるってのも一興かと。



まだまだ続くぜ!!

レッツゴー、ダイソー!!
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