今年秋、ようやく上原ひろみの新ユニットのアルバムが発表された。
ユニット名はHiromi's Sonicwonder。
上原ひろみに関しては、思えばアンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスとのThe Trio Projectの2016年のラストアルバム『SPARK』以来関知してこなかったっけ。
今回は送料もかからないし、直筆サインまでついてくるというので、ワーナーで予約して購入。
アイドルのプロマイドみたいやな。
内容は、最初だいぶおとなしくなったなと思ったが、やはり相も変わらず超絶。
The Trio Projectの時のような張り詰めた緊張感というものはあまり感じられず、各楽器会話を楽しんでるというか、とても調和のとれたバランスのいい関係性にあり、非常に聴きやすくてすぐに馴染んだ。
なんといってもアダム・オファリルのトランペットの温かい音色が楽曲にまろやかさをもたらしている。
そしてTrio Projectではほんの味付け程度でしか使われてなかったNord Leadシンセサイザーが、今回これでもかと言わんばかりに暴れまくっていて楽しい。
ということで、今月8年ぶりに上原ひろみ新バンドのライブを観に行ってきました。
なんばHatchは、2018年のProfets of Rageのライブ以来。
上原さんのライブでスタンディングというのも初めて。
ホールはもういい席取れないと思って。せっかくだから間近でみたいので。
整理番号は370番台で、ポジションは上原側で4列目くらいのいい場所を確保できた。
こういうのもスタンディングの利点。
今回ピアノの上のNordとは別に、客側真正面にもう1台の真紅のNordが設けられてあってテンション上がった。
ほぼオンタイムでメンバーがぞろぞろステージに現れた。
上原さん相変わらずニコニコで元気一杯に登場。
やっぱスニーカー履いてた。
ほぼ新作の曲で、どの曲もやはりライブならではの拡張度合がハンパない。
その中でのやはり本作の目玉となっている2曲目で演奏された「Sonicwonder」が、もう上原さんモノ凄いことになってた。
3台の鍵盤の上を下への縦横無尽ぶりはもう圧巻。
この曲はNordならではのエフェクトアクトがエグくてほんと遊び心満載でおもしろい。
Hiromi: Tiny Desk Concert
トランペット奏者のアダム・オファリルもやはり、マイクにエフェクターを取り付けてつまみをイジイジして、会場に程よい浮遊感をもたらしていた。
CDで「Up」という曲を聴いた時、これどっかで聴いたことあるなと思ってたんだけど、映画『BLUE GIANT』の時に作られた曲かな?
この曲はレコーディングでも中間ジーン・コイのドラムソロがあって、ライブでももちろんあった。
ただ、やっぱライブとなると長い。長すぎる。もうそれはボンゾばりに。
ちょっと退屈だったな。レコーディングの方は丁度いい感じなのにね。
今回ニューアルバムの中でギョッとなったのが、歌モノ曲があったこと。
イージーリスニングな雰囲気のいい曲なのだけれど、こんなのが上原さんのアルバムに収録されるなんて意外すぎた。
最初メンバーの誰か歌の巧い人に歌わせてるのかなーっなんて思ったのだけれど、どうやら上原さんのバークリー大学時代の同期のオリー・ロックバーガーという方が歌われているらしい。
ライブでもインストで演奏するのかなーって思ったけど、それはさすがに演らなかった。
アルバムにはボーナスでインストVer.が収録されているけれど。
今回歓喜したのが、昔の名曲「XYZ」演ってくれたこと。
こん時はほんと興奮した。けっこうアレンジ変えてきてたけど。
Nordめちゃくちゃ歪ませてたのでびっくりした。
アンコールラストで演奏されたのが、「BONUS STAGE」。シャレか?
この喜劇映画のバックでかかってそうなコミカルなノリがたまらん。
ステージの演者さんたちも全員ノリノリで楽しそう。
今年最後のライブ鑑賞になったけど、いいもの観れた。
今回のツアーでちょこちょこスタンディングの会場があるのは、上原さんの希望だったとのこと。
やっぱ彼女はお客様一体型っていうんじゃないけど、ロックな人でもあるので、そういうのが好きなんだな。
確かにホールよりも、お客さんヒューヒューなノリの人多かった気がする。
けど、上原さんのライブはやっぱり座って観たいな。
このデカい欧米人どもを引き連れてんだから、上原さんは大谷翔平ばりの人だと個人的に思ってる。
今年はもうブログ更新しません。
みなさんよいお年を。
ユニット名はHiromi's Sonicwonder。
上原ひろみに関しては、思えばアンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスとのThe Trio Projectの2016年のラストアルバム『SPARK』以来関知してこなかったっけ。
今回は送料もかからないし、直筆サインまでついてくるというので、ワーナーで予約して購入。
アイドルのプロマイドみたいやな。
内容は、最初だいぶおとなしくなったなと思ったが、やはり相も変わらず超絶。
The Trio Projectの時のような張り詰めた緊張感というものはあまり感じられず、各楽器会話を楽しんでるというか、とても調和のとれたバランスのいい関係性にあり、非常に聴きやすくてすぐに馴染んだ。
なんといってもアダム・オファリルのトランペットの温かい音色が楽曲にまろやかさをもたらしている。
そしてTrio Projectではほんの味付け程度でしか使われてなかったNord Leadシンセサイザーが、今回これでもかと言わんばかりに暴れまくっていて楽しい。
ということで、今月8年ぶりに上原ひろみ新バンドのライブを観に行ってきました。
なんばHatchは、2018年のProfets of Rageのライブ以来。
上原さんのライブでスタンディングというのも初めて。
ホールはもういい席取れないと思って。せっかくだから間近でみたいので。
整理番号は370番台で、ポジションは上原側で4列目くらいのいい場所を確保できた。
こういうのもスタンディングの利点。
今回ピアノの上のNordとは別に、客側真正面にもう1台の真紅のNordが設けられてあってテンション上がった。
ほぼオンタイムでメンバーがぞろぞろステージに現れた。
上原さん相変わらずニコニコで元気一杯に登場。
やっぱスニーカー履いてた。
ほぼ新作の曲で、どの曲もやはりライブならではの拡張度合がハンパない。
その中でのやはり本作の目玉となっている2曲目で演奏された「Sonicwonder」が、もう上原さんモノ凄いことになってた。
3台の鍵盤の上を下への縦横無尽ぶりはもう圧巻。
この曲はNordならではのエフェクトアクトがエグくてほんと遊び心満載でおもしろい。
Hiromi: Tiny Desk Concert
トランペット奏者のアダム・オファリルもやはり、マイクにエフェクターを取り付けてつまみをイジイジして、会場に程よい浮遊感をもたらしていた。
CDで「Up」という曲を聴いた時、これどっかで聴いたことあるなと思ってたんだけど、映画『BLUE GIANT』の時に作られた曲かな?
この曲はレコーディングでも中間ジーン・コイのドラムソロがあって、ライブでももちろんあった。
ただ、やっぱライブとなると長い。長すぎる。もうそれはボンゾばりに。
ちょっと退屈だったな。レコーディングの方は丁度いい感じなのにね。
今回ニューアルバムの中でギョッとなったのが、歌モノ曲があったこと。
イージーリスニングな雰囲気のいい曲なのだけれど、こんなのが上原さんのアルバムに収録されるなんて意外すぎた。
最初メンバーの誰か歌の巧い人に歌わせてるのかなーっなんて思ったのだけれど、どうやら上原さんのバークリー大学時代の同期のオリー・ロックバーガーという方が歌われているらしい。
ライブでもインストで演奏するのかなーって思ったけど、それはさすがに演らなかった。
アルバムにはボーナスでインストVer.が収録されているけれど。
今回歓喜したのが、昔の名曲「XYZ」演ってくれたこと。
こん時はほんと興奮した。けっこうアレンジ変えてきてたけど。
Nordめちゃくちゃ歪ませてたのでびっくりした。
アンコールラストで演奏されたのが、「BONUS STAGE」。シャレか?
この喜劇映画のバックでかかってそうなコミカルなノリがたまらん。
ステージの演者さんたちも全員ノリノリで楽しそう。
今年最後のライブ鑑賞になったけど、いいもの観れた。
今回のツアーでちょこちょこスタンディングの会場があるのは、上原さんの希望だったとのこと。
やっぱ彼女はお客様一体型っていうんじゃないけど、ロックな人でもあるので、そういうのが好きなんだな。
確かにホールよりも、お客さんヒューヒューなノリの人多かった気がする。
けど、上原さんのライブはやっぱり座って観たいな。
このデカい欧米人どもを引き連れてんだから、上原さんは大谷翔平ばりの人だと個人的に思ってる。
今年はもうブログ更新しません。
みなさんよいお年を。