2011年のAMASHINレコード大賞第5位に見事かけこみ入賞したMORTAL SINの最新作『PSYCHOLOGY OF DEATH』でありますが、3000円という高額設定にもかかわらずドケチの私が本作購入に踏み切ったのには、実はそれなりの理由があるんです。
本作にはボーナスディスクとして、なんと!彼らのデビュー作『MAYHEMIC DESTRUCTION』の音源が付いてたからです!
ハッキリゆうてこっちの音源が目当てだったと言っても過言ではありません。
実は当時『地獄の叫び』という邦題でアナログ日本盤が出とって、5、6年前にリイシューCD盤が発売されてたみたいなんですが、現在は廃盤で入手困難となっておったんです。
オーストラリアのメタリカなんていうフレコミで1987年にメジャーデビューしたMORTAL SINでありますが、まぁよーは彼らもNWOBHMの影響を色濃く受けたスラッシュメタルバンドだったってことですよ。
MORTAL SINを聴いたことない人が彼らの音源を初めて聴いたらおそらく「なんかぁ~このバンドぉ~TESTAMENTっぽいよね~」っていう感想を持たれるかと思われます。私も2nd聴いた当初そんな反応でした。
でも、彼らがメジャーデビューしたのはTESTAMENTと同じ1987年ですし、1st『MAYHEMIC DESTRUCTION』は地元では1986年にすでに世に出ておりました。
MORTAL SIN側からしたら「失礼なことぬかすでない」ってことですわな~
(これは昔私の後輩がHELLOWEENを聴いて「これほとんどエックス(ジャパン)ですやん」って言ったあの時の状況を想起させる。)
まぁこの頃の演奏はヤボったく、曲調もMOTORHEADやTANKに近い感じ。マットのヴォーカリゼーションも吐き捨てというよりNWOBHMに影響を受けたマッタリとしたものであり、初期ボビー・ブリッツのようなコブシ回しに、時折初期のトム・アラヤのごとくか細い雄叫びを上げるっつー、この時代ならではの不安定さを内包している。
で、ラストのタイトル曲“地獄の叫び”では、突如初期SLAYER、SODOMばりの猪突猛進型の激烈スラッシュナンバーをかましたりと、いかにも時代に翻弄されてる感じが妙にカワイイ。
やっぱこの頃のスラッシュバンドの作品聴いてると、なんか癒されますよね。
つーかこれはもう今年のスラドミに呼ぶしかないだろ。
今日の1曲:『Lebanon』/ MORTAL SIN
本作にはボーナスディスクとして、なんと!彼らのデビュー作『MAYHEMIC DESTRUCTION』の音源が付いてたからです!
ハッキリゆうてこっちの音源が目当てだったと言っても過言ではありません。
実は当時『地獄の叫び』という邦題でアナログ日本盤が出とって、5、6年前にリイシューCD盤が発売されてたみたいなんですが、現在は廃盤で入手困難となっておったんです。
オーストラリアのメタリカなんていうフレコミで1987年にメジャーデビューしたMORTAL SINでありますが、まぁよーは彼らもNWOBHMの影響を色濃く受けたスラッシュメタルバンドだったってことですよ。
MORTAL SINを聴いたことない人が彼らの音源を初めて聴いたらおそらく「なんかぁ~このバンドぉ~TESTAMENTっぽいよね~」っていう感想を持たれるかと思われます。私も2nd聴いた当初そんな反応でした。
でも、彼らがメジャーデビューしたのはTESTAMENTと同じ1987年ですし、1st『MAYHEMIC DESTRUCTION』は地元では1986年にすでに世に出ておりました。
MORTAL SIN側からしたら「失礼なことぬかすでない」ってことですわな~
(これは昔私の後輩がHELLOWEENを聴いて「これほとんどエックス(ジャパン)ですやん」って言ったあの時の状況を想起させる。)
まぁこの頃の演奏はヤボったく、曲調もMOTORHEADやTANKに近い感じ。マットのヴォーカリゼーションも吐き捨てというよりNWOBHMに影響を受けたマッタリとしたものであり、初期ボビー・ブリッツのようなコブシ回しに、時折初期のトム・アラヤのごとくか細い雄叫びを上げるっつー、この時代ならではの不安定さを内包している。
で、ラストのタイトル曲“地獄の叫び”では、突如初期SLAYER、SODOMばりの猪突猛進型の激烈スラッシュナンバーをかましたりと、いかにも時代に翻弄されてる感じが妙にカワイイ。
やっぱこの頃のスラッシュバンドの作品聴いてると、なんか癒されますよね。
つーかこれはもう今年のスラドミに呼ぶしかないだろ。
今日の1曲:『Lebanon』/ MORTAL SIN