AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

関西ハードコア

2008年01月31日 | まったり邦楽

関西のハードコアバンド、オーバードーズの記念すべき待望の1stフルレンスアルバム『CARRY THROUGH OUT MY WILL』をようやく入手した!!

退廃的な道頓堀の都会的雰囲気を漂わせる#1“intro”からしてゾクゾク感が全身に湧き上がってくる。
そして重圧サウンドと圧倒的なアグレッシヴ感で一気に畳み掛け、聴き手を捻じ伏せる!!
しかし想像以上の生々しさである!!
レコーディング音源がよく陥るサウンドのカタさ、違和感等が微塵も感じられず、その劣悪な録音環境を逆手にとった、ライヴバンドならではの臨場感溢れる荒々しいサウンドに仕上がっている。
そしていずれも痛快なぐらいストレートでオールドスクール・ハードコアな楽曲が並んでいる。
私も中坊の頃からこの辺のサウンドは大好物で、例えば・・・
G.B.H.、D.R.I.、初期C.O.C.、S.O.D.、M.O.D.、初期SUICIDAL TENDENCIES、AGNOSTIC FRONT、ATTITUDE ADJUSTMENT、CRUMBSUCKERS、MACE等等、この辺のハードコア・バンドを聴いて育ったヘッドバンガーズなら必ずやハマるであろう。
そしてバンドの要でもあるギタリストMEGURU氏が奏でるNAPALM DEATHやSxOxBなどにも通ずる一度聴いたら忘れられない印象深いザクザク感溢れるリフワークセンス!そしてDISCHARGEなどを髣髴とさせる彼特有のバックコーラスがとてつもなくカッコよい!!
私個人のフェイバリット・ナンバーは2ndDEMOの時よりもサウンドがグレードアップしたガリっとしたベースが心地よい#3“myself”、それとライヴでかまされたらモッシュ・ダンスを余儀なく興じることになろう#7“riding over the wall”。
ただ、#4“survive”に関しては、『2ndDEMO』のミックスの方が個人的には好み。やはり3番の歌の出だしはMEGURU氏のヴォーカリゼーションが欲しかった!!
あっという間の全7曲だが、聴き終わった頃、おそらくあなたは首筋を痛めているか、酸素欠乏症にかかっていることだろう。
関西広しといえど今時この手のハイセンスな楽曲を持ち合わせているハードコアバンドには中々お目にはかかれない!!

ちなみにMEGURU氏の愛犬の忌まわしくも愛らしい写真が施されているピクチャーディスク仕様(下写真参照)は、初回プレスのみとなっているので今すぐレコード店へ走れ!走るんだ!

取扱店はこちら→SUBWAY RECORD
オーバードーズ Official Site←音源聴けます。



P.S.
明日発売のコア系音楽マガジンDOLL3月号にディスクレビューが搭載されるそうです。

今日の1曲:『determines by own judgement』/ オーバードーズ
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精神追加

2008年01月29日 | ルルイエ異本
<大いなる種族>が精神移転を試みた精神 追加。

・紀元5000年に栄えるツァン=チャンという無情な帝国の哲学者イヤン=リーの精神
・紀元前50000年に、南アフリカを支配していた大頭をもつ褐色人種の将軍の精神
・バートロミオ・コルシという12世紀フローレンスの修道士の精神
・ずんぐりした黄色い体をもつイヌート族が西方から到来して征服するまで、10万年にわたってあの壮絶な極地を支配していたロマールの王の精神
・紀元16000年の暗澹たる征服者たちの魔術師ナグ=ソスの精神
・スラの活躍期に執政官をしていたタイタス・センプロニウス・ブライサスというローマ人の精神
・エジプト第14王朝のケフネスの精神
・アトランティス中期王国の司祭の精神
・クロムウェル時代のサフォークの郷紳(ジェントルマン)であるジェイムズ・ウドゥヴィルの精神
・インカ時代以前のペルーの宮廷天文学者の精神
・紀元2518年に死ぬことになるオーストラリアの物理学者ネヴェル・キングストン=ブラウンの精神
・太平洋に消滅したイヘーの大魔道師の精神
・紀元前200年のグレコ=バクトリア人の官吏テオドティデスの精神
・ピエール=ルイ・モンタギューというルイ十三世時代の年老いたフランス人の精神
・紀元前15000年のキンメリアの族長クロム=ヤの精神
・地球の寿命が終焉に近づいた時期に精神移住した水星の球根状植物の精神
・あましんの精神(これについては推測の域を出ない。重度の被害妄想の可能性大)



尚、<大いなる種族>の出生は(論争の余地のある不穏な)アーサー・ブルック・ウィンターズ=ホール牧師著『エルトダウン・シャーズ』によると、おぼめく超銀河世界イースとされていることを追記しておく。

今日の1曲:『安らぎの家』/ STEELY DAN
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時空を超えた存在<イースの大いなる種族>

2008年01月28日 | ルルイエ異本

邪神占いという自分がどの邪神タイプなのかが判るという忌まわしくも楽しそうなクトゥルー神話サイトがあったので早速やってみました。

結果、私は<イースの大いなる種族>タイプでした。

とにかく「隣の芝が青く見える」という性質を持っているのだそうです。
なんとなく思い当たる節があったので「こりゃ一本とられたかな」などと苦笑いをしていたのですが、突如ある恐ろしい考えが私の脳裡をよぎったのだった!
私の精神はひょっとしてあの悍ましき<大いなる種族>に侵食されていた過去があるのではないかということを!!

この<イースの大いなる種族>については、ミスカトニック大学付属図書館・・・いや近鉄電車の中で読んだ『時間からの影』(『ラヴクラフト全集3』に収録)という作品の中でナサニエル・ウィンゲイト・ピースリー氏の実体験を基にまことしやかにほのめかされている。

<大いなる種族>とは本来は肉体を持たない存在であり、悠久の時空を超えて精神の交換を行う技術を持つ精神生命体で、時代によって最も適当と思われる肉体を持った種族の精神に寄生して存続し続けている。彼らの精神交換によって体を乗っ取られた者は、あたかも2重人格か精神異常にでもなったかのような後遺症が残る。
もともと遠い異世界の生命体で、今から4億8500万年前頃に地球へ到来し、その超太古の地球に棲息していた円錐形の先住種族に大量に精神移住したのである。
その円錐形の種族は体長が3メートルもあり、鱗があり、ある程度伸縮可能な物質でできあがっている。2本の巨大な蟹のハサミのような鍵爪とトランペット型の赤い付属器官が4つ付いており、直径60センチほどの顔と思しきいびつな球体には3つの黒い大きな目がついている。
この生命体は6億年前から地球に先住していた“半ポリプ状の飛行する全く異質な存在”との戦いで滅び去った。
そして彼らは今も種族の存続を求め、現在の人類に対しても精神交換の試みを行っているという。

この他に悠久の時空を超えて、過去未来に渡り<大いなる種族>が精神移転を試みた精神には次のようなものがある。

・測り知れない歳月の後に金星に棲むはずの精神
・新生代初期の古第三紀の南極に棲んでいたヒトデ状の頭部を備える有翼の半植物種族の精神(一つ)
・伝説にうたわれるヴァルーシアの蛇人間の精神(一つ)
・人類誕生以前にヒューペルボリアでツァトゥグアを崇拝していた柔毛に覆われる種族の精神(三つ)
・忌むべきトゥチョ=トゥチョ人の精神(一つ)
・地球最後の時代に棲む蛛形鋼に属する生物の精神(二つ)
・5000万年後、人類滅亡のすぐ後に栄え<大いなる種族>が大量に精神転移を行う甲虫類の精神(五つ)


その他多数の精神・・・・


例えば、あなたは過去にふと目が覚めると見たこともないホテルの一室の回転ベッドの上に真っ裸で寝ていたという経験はないだろうか?そして隣にはやはり一糸纏わぬ見知らぬ女性が横たわっているという信じ難い状況に置かれていたことは??
それはひょっとするとあなたの精神が悠久の時を超えてドスケベな<大いなる種族>に精神交換されていたのだという可能性が大いにありうるのではないか??!!
(断っておくが、私にはそんな経験は全くない)


宇宙的な広がりの時の渦中における冒涜的な投影と転移は、神話や悪夢などではなく、心を打ち砕く恐ろしい現実なのかもしれない・・・

だからといって都合の悪いことはなんでも<イースの大いなる種族>の仕業としてしまうのはいかがなものかと思うが・・・

今日の1曲:PARASITE』/ EXODUS
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クトゥルーの呼び声

2008年01月25日 | ルルイエ異本
思い返せば、私が“クトゥルー”というフレーズを初めて聞いたのは、いつのことだっただろうか?
それは恐らく中学生の頃、大好きだったスラッシュメタルバンドMETALLICAの2nd『RIDE THE LIGHTNIN』』に収められてある8分以上にも及ぶラスト曲“THE CALL OF KTULU”を聴いた時ではなかったか?!
曲タイトルのスペルは“KTULU”となっているが、ラヴクラフトの原題では“CTHULHU”と表記されている。だからといってメタリカ側の誤字というわけではない。そもそもクトゥーというのは正確には人類の声帯では発音できない音からなる名前で、クトゥルー、クトゥルフ、ク・リトル・リトル、チュールー、我が国日本では九頭龍など、類似した音が当てられている。
ラヴクラフトが作品の中で初めて“クトゥルー”なるものを登場させたのが「クトゥルーの呼び声」で(私自身のラヴクラフト初体験作品でもある)、正にクトゥルー神話の宇宙的恐怖に満ちた暗黒世界への入門書ともいうべき悍ましき怪奇の物語である。
この物語の中で、ウィルコックスという彫刻家の青年が見た異様な夢の中に、緑色の粘液が滴り落ちている、ユークリッド幾何学を無視した、吐き気をもよおすような角度と線で埋め尽くされた石造都市が登場する。そこでは「クトゥルフ・フタグン」という声に似て声ではない異様な音が響いてくる。
これこそが大いなるクトゥルーの眠る墓所、ルルイエである!!


その青年彫刻家が作成した薄肉浮彫りの粘土板には夢の中で見たという蛸に似た頭部に顔面には無数の触腕が生え、ゴム状で鱗に覆われた胴体に巨大なかぎ爪、背中には未発達の細長い翼を有した怪物が刻み込まれてあった。
そしてニューオリンズの森の奥深くの沼沢地で阿鼻叫喚の祭儀を執り行っていた邪教集団が以下の奇妙な祈祷文句唱えるのである。

フングイル・ムグルウナフー・クトゥルフ・ル・リエー・ウガ=ナグル・フタグン

狂信者の説明によると「死せるクトゥルーがルルイエの家で夢見ながら待っている」という意味であるらしい。

この物語を読み終わった後、私はなにやらゾッとする形容し難い一種異様な戦慄を感じないではいられなかった。こうしてMETALLICAの2ndアルバムを大音量で聴きながら頭をふっている今でも、醜悪な太古の神々が、海底で機会の到来を夢見ながら待っているし、地上では都市の上に頽廃の影が広がり、人類の危機が接近しつつある。その時が、必ず襲来する!ファファイヤウィズファイヤ!!
今は亡きメタリカのベーシストクリフ・バートン“THE CALL OF KTULU”でワウペダルを駆使しながらも我々ヘッドバンガーに何を伝えたかったのかが、今ようやくわかったような気がする。
あの獰猛でヒズミカルなベース音!!・・・・
しかし、その日のことは考えるべきでない。考えるには恐ろしすぎる!
クトゥルフ・フタグン!!



今日の1曲:『THE CALL OF KTULU』/ METALLICA
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クトゥルー神話概論

2008年01月24日 | ルルイエ異本

正月、何気なしに新聞の広告欄を見やると、懐かしい、そしてどこかしら不吉な名前がふと私の目に飛び込んできた。

『ラヴクラフト全集別巻 下』

そう、あのおそるべきクトゥルー暗黒神話の創始者の著した禁断の書物である。


私がまだ浪人生の頃、敬愛して止まぬMORBID ANGEL人間椅子などの異形のバンドを聴くに及んで、この呪われし異端の音楽家達が歌詞の中でほのめかす何語ともつかぬ「イア・クチュル」「クルルゥ・クルルゥ」などの呪文が頻出する冒涜的な音楽をより深めようと、受験勉強そっちのけでブックセンターや古書店にてラヴクラフト全集などを読み漁り、<クトゥルー神話体系>なるものの暗黒と幻想に満ちた宇宙的恐怖の深淵を垣間見ようと、日々冒瀆的修得に挑んでいた。

しかし、私は元来それほど読書家でもなく、読解力に乏しかったので、ただただこの難解極まりない表記の字面をボケ~と辿っているだけで、その書物に隠された膨大なる恐るべき宇宙の秘事や暗黒の物語が示す名状しがたきものどものイメージが殆ど頭に入ってこなかった。
ジョージ・ヘイ編の『魔道書ネクロノミコン』『ク・リトル・リトル神話集』なども読んではみたが、そこに書かれてある内容は到底私の理解力の及ぶ範囲のものではなかった。

それから長い歳月の間、私はクトゥルー神話からは遠ざかり、平々凡々な日常生活を営んでおったのですが、今年の正月の新聞の広告欄の“ラヴクラフト”という不吉なる名前を見た瞬間、再び私の心の奥底に封印されていたはずのどす黒い邪な好奇心が沸々と蠢きだしたのである!!
その日から私はこの数週間の内にミスカトニック大学付属図書館にて・・・いや、近所の本屋さんでクトゥルー神話関連の書物を4冊も購入し、寝ても覚めてもこの古き神々と異形のものどもの犇く名状しがたき世界に没頭するあまり、朝も起きれないでいる。



ああ、私はまたしても人類が決して触れてはならない外宇宙に通ずる禁断の扉を開いてしまったのだ・・・

イア!ヨグ・ソトト!!



そもそもクトゥルー神話体系とは何か?
これから私が述べていこうとしてる事柄が、ただの精神錯乱者の世迷い事と一笑に付される前に、以下のこの神話に関する“教義”を読者諸氏に説明しておかねばなりますまい。


「人類は地球の唯一の支配種族ではなかった!!」

私たち人類が出現するよりも遥か以前の超太古、原初の地球には外宇宙から飛来した異形の存在たちが君臨していた。世界各地の神話や伝説に語り伝えられる悪魔、妖怪、怪物のような姿をした原始的な神々などは、かれら“旧支配者”たちの似姿なのだ。

混沌を支配する盲目にして痴愚の神アザトース、一つにして全てのものヨグ=ソトース、海底の都ルルイエに眠る大いなるクトゥルー、神々の使者にして闇に吼える者ナイアルラトホテップ、名状しがたきものハスター、千の仔を孕む森の黒山羊シュブ=ニグラスなど。

星辰の移り変わりと、宇宙全体を巻き込む大いなる戦いによって、“旧支配者”は地上から姿を消したが、いまなお地底や深海、異次元空間に潜んで、星辰が正しい位置に戻るその復権の機会を虎視眈々と窺っているのである。

そして“旧支配者”の送る邪悪な波動に導かれ、アラビアの狂詩人アブドゥル・アルハザードが著した『ネクロノミコン』をはじめとする魔道書に記された秘法を用いて異界の扉をひらき、かれらと関係を結ぼうとする妖術師や邪悪な宗教組織も、古来、後を絶たないのだ・・・。」


“それ”は確かにいる!!今にも“それ”は旧神の封印を破って復活を遂げようとしている・・・

イア!!ハナモゲラ!!



今日の1曲:『全ての邪な神々よ!』/ MORBID ANGEL
コメント (7)
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よっちゃんのソロ

2008年01月19日 | まったり邦楽

昨年のAMASHIN'S BESTで第5位に選ばれたEGO-WRAPPIN'のヴォーカリスト中納良恵さんの初のソロアルバム『ソレイユ』をやっと聴きました。

よっちゃん奏でるしっとりしたピアノ曲『...』で始まり、#2「幸福の会話」はかなり季節外れになってしまったがシトシトと雨が降ってる音が聞こえてきそうな梅雨の時期にピッタリのレインナンバー。
タイトル曲#3「ソレイユ」はまさにソロならではのよっちゃんの歌の魅力が遺憾なく前面に顕れた軽やかポップチューン。続くパステル”も同様のポップさが光る秀逸なナンバー。
#5「あくび」は一聴してエゴラッピンの作品でもお馴染みのトウヤマタケオのアレンジであるとわかる三拍子ナンバー。
やっぱりよっちゃんは彼がバックだとブレーメンの音楽隊さながらの奇声を発してしまう癖が出るのだろうか?

後半は向井秀徳やMOBYなどが加わり、妙にヘヴィなアレンジが施されているのだが、これはちょっと合ってないというか、しんどいなと思った。なんかドラム音がやけに耳障り。
個人的にはアルバム全体的にもうちょっと透明感溢れるポップな作りを期待しておったんですけど。


しかしジャケットパッケージが凝ってるねぇ~。
サイズは通常のより少し小さめでよっちゃん自慢の透き通るような色白の背中がフィーチャリングされている。
で、パッケージの上をアリが9匹這っている!
ドリーム・シアターの昨年作のジャケットにも信号機に9匹のアリが這っていたからなんかスゲェ~偶然を感じたのは私ひとりだけだろうか?
ジャケットの内側にもなにやらよっちゃんの顔らしきアートが施されていているみたいだが、これどうやって見んの?





今日の1曲:ソレイユ』/ 中納良恵
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こんなものHUB

2008年01月18日 | ミノフスキー粒子
テム・レイのパーツ型USB HUB・・・・・
コンビニで恒例になっている「ガンダム一番クジ」の景品の1つなんですが・・・
昨年これをいきつけのコンビニで発見した時は、もうニヤニヤが止まりませんでした。

これはサイド6でアムロが父親テム・レイに偶然出くわした時の話で、酸素欠乏症のため頭がイカれてしまった親父が、アムロにガンダムに取り付けるよう無理に押し付けたあの有名なポンコツパーツの型を忠実に再現したHUBなんですね。
しかもUSB2.0が主流のこのご時世に、あえて1.1にグレードダウンさせ、作品における回路のポンコツさ加減を再現したという徹底振りである。アホ過ぎますわ。

父さん、酸素欠乏症にかかって・・・・・


この景品のパッケージに書かれてあるテム・レイの言葉を以下に紹介しておきましょう。

「こいつをパソコンの拡張回路に取り付けろ、
すごいぞ、パソコンの拡張性が数倍に跳ね上がる!!
持って行け、そしてすぐ取り付けて試すんだ!」

クジを引いてこれが当たった人は、コンビニを飛び出し「こんなものー!!」といって地面に叩きつけたことだろう。

でも欲しい・・・・

今日の1曲:『憐れみのプレリュード』/ EGO-WRAPPIN'
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んちゃ

2008年01月16日 | 二酸化マンガ
先日、午後練メンバーが地方からも集まり、久々に大人数で朝までガストでだべりまくっていたのだが、音楽の話よりなぜかマンガの話に花が咲いてしまい、ガンダムグッズの「こんなものHUB」話で盛り上がった後、ドラゴンボール実写版の話題が持ち上がったので、ここでまたしても私の悪い癖が出て、真夜中に大声でドクター・スランプ談をぶちまけてしまい、そこにいた者をドン引きさせてしまった。

実をいうと、私は鳥山明作品でめっちゃんこおもしろいのは、ドラゴンボールより『ドクター・スランプ』であるという信念をずっと貫き続けている。
確かにドラゴンボールも小学~中学にかけて購読してはいたが、9巻くらいでストーリーのマンネリ化やキャラクターの軽薄さ、だんだん手を抜いているのがわかる絵の安っぽさに嫌気がさしてきて、気がつくともう購読するのを止めてしまっていたのでした。

『ドクター・スランプ』には、昭和ギャクマンガとしての不条理なバカバカしさ(しゃべるウンチがこれだけ登場するマンガもない)というものがあり、鳥山明の卓越したマンガらしい絵のセンスは、この頃一番油がのっていたと言っても過言ではないでしょう。特にトビラページなどに描かれているアーミー系の車やバイクの木目細かな絵のタッチには、作者のメカマニアぶりが顕れていてほほえましい。

『ドクター・スランプ』のコミックは全巻所持しておりましたが、引越しの際に親に全部捨てられてしまったので、最近またブックオフで見つけてはちょくちょく買い集めてノスタルジーに耽っております。
最近見つけたのが第17巻で、実はこの巻にはレア話や、登場人物の実際の最強キャラランキング、それにガッちゃんの正体までがわかってしまうという、お宝話が満載されているのだ!

まず「ガッちゃんの正体!!」の話では、全宇宙を管理しているアホな神様が登場し、ガッちゃんは実はこの神様に「地球を全て食べ尽くしてしまうよう」使命を帯びて地球に遣わされた天使であったことが暴露されている。
そして6話にまで及ぶ長編「駆けずりまわる青春」の話では、地上最強を誇っていたアラレちゃんとガッちゃんをあっちゅーまに倒してしまった茶ビンの大魔人を、隣に住む突詰(“つくつん”という中国系青年。女に触れると虎になってしまう)が怒りの鉄拳でボッコボコにやっつけてしまい、ペンギン村一「つおい」キャラクターであることを証明してしまったのだ。(彼のこのキャラはおそらく孫悟空のキャラのベースとなったと私は推測している。)
もうひとつこの巻で注目すべきなのが「謎の飛行物体」の話で、なんと元主人公のせんべいはおろか、ガッちゃんも主人公のアラレちゃんも則巻家の人物が(トビラページを除いて)最後までいっさい登場しないという、思わず「ほよよ?」と言わずにはおれない前代未聞のレア話なのだ!
主人公が全く出てこんと完結する話なんて聞いたことありますか?!
いや~、この頃の型破りな鳥山明の姿勢がほんと好きだった。ドクター・スランプに比べたらドラゴンボールなんて、私に言わせれば妥協と迎合の産物ですわ。

これで私が午後練の会で思わず興奮してドクター・スランプ談をぶちまけた気持ちがおわかりいただけたかと思います。

それではこの辺で・・・バイちゃ!

え?また引かせてしまってるって?!

今日の1曲:『DOCTOR DOCTOR』/ UFO
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Cocco Live@磔磔

2008年01月08日 | コンサート
京都の伝統的な由緒正しきライヴハウス“磔磔”での、今年一発目のCoccoライヴ、見に行ってまいりました。
磔磔もそうやけど、河原町自体がホンマ久しぶりという感じだった。
富小路というホンマに細い枝道沿いの、周りは民家だらけのメチャメチャ分かりにくいいりくんだ所にあるこのライヴハウス、他府県からの参加者の方々は無事に辿り着けたんやろか?
開場前は絶対前列に分け入ってやろうと思っていたが、整理番号は165番と真ん中くらいの順番で、入場した時はもうすでに前方が人でギッシリと埋まっておる状態だった。しかたなく5列目くらいからの観戦とあいなった。

オープニングテーマが流れ出し、後方2階の楽屋の階段から客席の壁際を横切ってCocco一行が登場するという、他のホールではありえないサプライズな登場の仕方にみなさん大興奮しておられた様子。
しかしこの会場のステージはやっぱ低すぎますわ。5列くらいという至近距離にもかかわらず、Coccoの顔ぐらいしか拝めることができず、長田氏や達身のフィンガーワークも全然拝めずで、これにはかなりのもどかしさを感じた。
このライヴハウスって、ひょっとしたらオーディエンス側からしたら最悪の会場かもしれんな。
しかも客のノリも悪くてみな棒立ち状態でほとんど身動きをしない。 スラッシャーの立場から言わせていただくと、せっかくのオールスタンディングの会場で押し合いへし合わない直立不動なこのノリは、逆に疲れて気分が滅入ってしまう。 隣に私のようなロック野郎の男子がいて、“way out”の冒頭のCoccoの「ギャ~~~!!」という絶叫があがった時は、2人とも興奮して一緒に「ギャ~~~!!」ゆうてて親近感を抱いてもうた。この人はちゃんとわかってるんだなって。でも殆どの人はヘヴィナンバーでもポケ~~と傍観してるだけ。ヘドバンくらいすりゃいいのに。

まぁ今回はライヴ内容自体がかなりイケてなく、最終日の武道館アコースティック・ライヴの予行演習か?みたいなセットリストだった。
先月見に行った神戸公演で演奏された活動中止前の名曲が3曲(“雲路の果て”、“遺書。”、“首。”)もハショられていて、これはいただけなかった。こういったプレミアムな狭いハコでこそ過去の名曲を聴きたかったかと。
あと、スタッフやメンバーなどをヒューチャリングした余興がやたら多すぎ!こちとら歌と演奏を聴きにきとるわけで。スタッフ間の馴れ合いというか、最近のCoccoのこういう所が一番キライだ。
MCもなんだか間延びしすぎて緊張感を欠くし、客のノリも悪いし、私が観たCoccoの今まででワーストなライヴだったかも。

“流星群”、“Never ending journey”のハミングは、いつも以上に凄く歌声に高揚感がみなぎっててよかった。
あと、“あしたのこと”の冒頭と終わりに童謡「雨雨降れ降れ母さんが~♪」のフレーズを挿入してきたのには唖然とさせられたけど、こういったCoccoのワケの分からなさはキライじゃない。



今日の1曲:『星に願いを』/ Cocco
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永久に八千代に八千代館

2008年01月07日 | 名所ガイド、巡礼記
正月休みもあっちゅー間に終わっちまいましたね。
結局連休中は、アメリカから一時帰国した友人に昨夜突然呼び出されて飲みに行った以外は、金曜にCoccoの京都磔磔でのライヴに行ったぐらいですね。
ライヴの日はせっかく久々に京都四条に赴いたので、中古レコード屋巡りと、八坂神社へ初詣としゃれこみました。




私が中坊の頃に通っていたレコード屋が2軒ほどなくなっておったので、もしや寺町京極にあった京都の伝統的メタル/コア系専門中古レコード屋アビス(昔BURRN!にも広告載ってた)も潰れてしまっているのでは?!と心配になりましたが、店長の風貌以外は変わることなく昔のまま同じ理髪店の上に健在でございました。
相変わらず品揃えもよく、店内のBGMも趣味のいいデスラッシュミュージックが流れておりました。一月に発売された我が友人のバンド、オーバードーズのデビュー作も置いてあったので嬉しく思いました。
せっかく久々に来たのでMORBID ANGELの1st『ALTERS OF MADNESS』のDVD付リマスター盤があったので購入しときました。
全国のメタラーのみなさまも京都観光旅行などの際には、是非中古屋アビスにお立ち寄り下さいませ。


幼少の頃よく通った松竹座やスカラ座などの映画館もなくなっており、1番ショックだったのが、あの京都の由緒ある成人映画館八千代館が閉館してしまっていたこと。
聞くところによると、老朽化のため昨年12月29日にその100年近い歴史に幕を下ろしたとのことです。1回も中に入ったことがなかったのが非常に心残りです。
トレードマークの映画『カサブランカ』の巨大看板はまだ残ってましたけど、もうこんなレトロな映画館は河原町には残ってないでしょうね。
記念館として建物だけでもなんとか残しておけないものなのかな。




しかしまぁ新年4日目金曜だというのに四条通りはかなりの人だかりで、八坂神社まで行き着くまで非常に歩きにくかったです。
いつものごとく中古CD屋巡りでかなり時間を費やしたうえ、開場時間も迫っていたので、賽銭箱に45円ほうり込んで願い事を2、3唱えておみくじを引いて足早に神社を後にしました。
気になるおみくじの結果は“末吉”とかなり微妙。
なんか毎年末吉引いてるような気がするんですけど。

Coccoライヴレポはまた次回。


今日の1曲:『窒息』/ MORBID ANGEL
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ご挨拶

2008年01月02日 | 晒しな!日記
謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今日はイオンまで初タダ水くみにいってきました。
しかし雑煮はいつ食ってもうめぇよなぁ。正月の一番の楽しみです。
昔は年賀状とお年玉が一番の楽しみでしたが、今では甥っ子にやらなぁあかん立場となってしまい、大人ってホントつまんない。
今年のポチ袋はサントリーのペットボトルの付録で付いてたブラック・ジャック・ヴァージョン。
しかしこの絵のタッチは邪道過ぎてかなりいただけない。だいいちピノコがデカすぎる。



まぁ今年はねずみ年ということで、ラットンロールなノリでいこうかと思います。
といっても、RATTのアルバムは一枚も所持してないんですけどね。

今日の1曲:『Round and Round』/ RATT
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