3年前、奇跡の初来日を果たしたエクストリーム・インダストリアル・ユニットGODFLESHが再び日本上陸!!
会場は3年前と同じ東心斎橋のCONPASS。
ここのハコは雰囲気があってゴッドフレッシュにもなんか合っててけっこう好き。
「どんなもんやろか?」と、恐る恐る行った前回のライブは、想定してたより5倍、10倍の興奮と感銘を受けたので、再びそれを味わいたくて即参戦を決意した。
まぁ今回は、昨年リリースされた13年ぶりの新作『A World Lit Only By Fire』を引っ提げての来日。
粒揃いの楽曲群ながら、すこし病的な歪みやディレイ感が減退したかに思えた新作曲を、生演奏でどれだけ拡張させてくれるかも楽しみだった。
まず会場入りして愕然となった。
んなアホな。どう考えてもTシャツが品切れするような集客率ではない。
これはもう、全然用意してなかったとしか考えられない。なんと商売っ気のない・・・
3日前にローチケで発券して(前回より1000円値下がってた)整理番号13番!!
開演時間少し過ぎてから入場して、今回この良番を活かしきれなかったことを心から反省した。
すでに前座のENDONという東京出身のミキサーとかMac使いが2人もメンバーにいるグラインド・コア・バンドの演奏が始まっていた。
一応ステージを覗いてみたが、グラインド・コアは嫌いじゃないけど、彼らの音楽性はちょっと自分には理解の範疇を超えているところがあり、10分ほどして場外に出て彼らのエクストリームなBGMをバックに丸テーブルでチャイナブルーをチビチビやっていた。
ENDONのステージが終わり、しばらくするとゴッドフレッシュの2人が外から帰ってきた。
次出番やのに、まだ外におったんかい!
ENDON見終わって中から客も出てきたが、どう考えても3年前より頭数が減ってるかんじ。
連休ど真ん中なのに、う~んなんでやろ?
いい頃会いになったので会場に入る。
やっぱり前回よりスキマが空いているが、まぁカッコつく程度に客は埋まっていた。
しばらくして、ジャスティンがステージに現れ、Macとかいじってセッティングを開始する。
ベンも後からノロノロ入ってきてシールドなどをほどきだして準備にかかった。
この人ら全部自分らでやらはるんですわ。まぁけっこうセッティングは簡単みたいやけど。
Macと真剣に向き合うジャスティン。カッコいい!
セッティングが終わり、ふたりはいったんステージからハケる。
不穏なBGMが流れ出し、ピーーンと一気に緊張感が会場全体に張り詰める。
ふたりが再びステージに登場。
ツツチーツツチーツツチーツツチー・・・・という電子リズム音が流れ出す。
言うまでもなく新譜『A World Lit Only By Fire』から「NEW DARK AGES」でゴッドフレッシュ大阪2回目のステージが幕を開けた。
うねるような重低音!ジャスティンの咆哮!
これだ!これを待ちわびていたのだ!
我々は再びゴッドフレッシュの怒涛のライブを体感することができたのだ。
今回は新作曲が中心で、時折1st、2ndの曲を挟むといった感じだったかな。
ベンはほぼ不動のままでベースを刻み、ジャスティンは全身でギターを弾くスタイルで時折Macをいじる。
私の見てる位置も3年前と同じジャスティン側の3列目あたり。
前回はMCもはさまず、ただふたりが黙々と演奏をこなしていく感じだったが、ベンは相変わらず付き合わされてる感が否めないものの、今回はジャスティンがけっこうお辞儀をしていた。
MCは「サンキュー」程度。たぶん照れ屋なんだろう。
まぁこういった音楽性でペラペラMCやられてもアレだし、こういうステージング集中型の雰囲気だからこそゴッドフレッシュはカッコよくシビレるのだ。
今回のハイライトは「Christbait Rising」であろう。
やはり1stの曲になると盛り上がりも違う。イントロの時点で歓声があがる。
混沌とした神の肉のごとき不協和音。ギターが悲鳴を上げる度に幾度もトリ肌が全身を駆け巡る。
このときのジャスティンの反り返り具合がまたカッコいいのだ。
そのまま連続怒濤の「STREEETCLEANER」がきたときは昇天しそうになった。
この冷酷なまでの弾丸マシンビートの連打!!これはライブで体感してこそ至極の恍惚感を味わうことができる。
脳天をブチ抜かれるというのは、こういうことをいうのだ。
前回と違ったのは、今回アンコールがあったこと。
ゴッドフレッシュはアンコールとか、予定調和なことをするバンドではないと思っていたが。まぁファンとしてはうれしい。
曲は1st1曲目の「LIKE RATS」。私は「TINY TEARS」が聴きたかったな。
にしても、前回に比べて3連休ど真ん中日にしてこの集客の少なさははどうしたものだろう。
だから盛り上がりもなんか半減していたように思う。
前回は酔っ払い外人が悪ノリしていたきらいもあったが、会場全体がグルーヴ感に包まれ、グルングルンとしたうねりのような一体感があったように思う。
せっかく初来日して3年後に再び来てくれたのに、なんで人集まらねえんだろう?
こんなシビレるライブを見逃す理由なんてあるのだろうか?(いやない)
ライブ終了後、この日の感動を誰かに伝えたくて(残念ながら、知り合いにゴッドフレッシュ共鳴者はいない)、オールで過ごすつもりで瓢箪山の行きつけのミュージックバーに寄った。
ところがママの都合で1時半頃に店を追ん出され、仕方なく駅前のカラオケ屋で始発まで仮眠をとりに。
で、結局一睡もできずに一晩中久々にひとりカラオケで盛り上がってしまったのであった。
ジャンカラはクソ。ゴッドフレッシュはおろか、人間椅子、キング・クリムゾン、ヤプーズ、小島麻由美すら入ってなかった。
特典の缶バッヂ欲しいのもあって、ジャスティンのもうひとつのプロジェクトjesuのアルバムを買った。
また来てほしい!GODFLESH!!
今日の1曲:『Christbait Rising』/ GODFLESH
会場は3年前と同じ東心斎橋のCONPASS。
ここのハコは雰囲気があってゴッドフレッシュにもなんか合っててけっこう好き。
「どんなもんやろか?」と、恐る恐る行った前回のライブは、想定してたより5倍、10倍の興奮と感銘を受けたので、再びそれを味わいたくて即参戦を決意した。
まぁ今回は、昨年リリースされた13年ぶりの新作『A World Lit Only By Fire』を引っ提げての来日。
粒揃いの楽曲群ながら、すこし病的な歪みやディレイ感が減退したかに思えた新作曲を、生演奏でどれだけ拡張させてくれるかも楽しみだった。
まず会場入りして愕然となった。
んなアホな。どう考えてもTシャツが品切れするような集客率ではない。
これはもう、全然用意してなかったとしか考えられない。なんと商売っ気のない・・・
3日前にローチケで発券して(前回より1000円値下がってた)整理番号13番!!
開演時間少し過ぎてから入場して、今回この良番を活かしきれなかったことを心から反省した。
すでに前座のENDONという東京出身のミキサーとかMac使いが2人もメンバーにいるグラインド・コア・バンドの演奏が始まっていた。
一応ステージを覗いてみたが、グラインド・コアは嫌いじゃないけど、彼らの音楽性はちょっと自分には理解の範疇を超えているところがあり、10分ほどして場外に出て彼らのエクストリームなBGMをバックに丸テーブルでチャイナブルーをチビチビやっていた。
ENDONのステージが終わり、しばらくするとゴッドフレッシュの2人が外から帰ってきた。
次出番やのに、まだ外におったんかい!
ENDON見終わって中から客も出てきたが、どう考えても3年前より頭数が減ってるかんじ。
連休ど真ん中なのに、う~んなんでやろ?
いい頃会いになったので会場に入る。
やっぱり前回よりスキマが空いているが、まぁカッコつく程度に客は埋まっていた。
しばらくして、ジャスティンがステージに現れ、Macとかいじってセッティングを開始する。
ベンも後からノロノロ入ってきてシールドなどをほどきだして準備にかかった。
この人ら全部自分らでやらはるんですわ。まぁけっこうセッティングは簡単みたいやけど。
Macと真剣に向き合うジャスティン。カッコいい!
セッティングが終わり、ふたりはいったんステージからハケる。
不穏なBGMが流れ出し、ピーーンと一気に緊張感が会場全体に張り詰める。
ふたりが再びステージに登場。
ツツチーツツチーツツチーツツチー・・・・という電子リズム音が流れ出す。
言うまでもなく新譜『A World Lit Only By Fire』から「NEW DARK AGES」でゴッドフレッシュ大阪2回目のステージが幕を開けた。
うねるような重低音!ジャスティンの咆哮!
これだ!これを待ちわびていたのだ!
我々は再びゴッドフレッシュの怒涛のライブを体感することができたのだ。
今回は新作曲が中心で、時折1st、2ndの曲を挟むといった感じだったかな。
ベンはほぼ不動のままでベースを刻み、ジャスティンは全身でギターを弾くスタイルで時折Macをいじる。
私の見てる位置も3年前と同じジャスティン側の3列目あたり。
前回はMCもはさまず、ただふたりが黙々と演奏をこなしていく感じだったが、ベンは相変わらず付き合わされてる感が否めないものの、今回はジャスティンがけっこうお辞儀をしていた。
MCは「サンキュー」程度。たぶん照れ屋なんだろう。
まぁこういった音楽性でペラペラMCやられてもアレだし、こういうステージング集中型の雰囲気だからこそゴッドフレッシュはカッコよくシビレるのだ。
今回のハイライトは「Christbait Rising」であろう。
やはり1stの曲になると盛り上がりも違う。イントロの時点で歓声があがる。
混沌とした神の肉のごとき不協和音。ギターが悲鳴を上げる度に幾度もトリ肌が全身を駆け巡る。
このときのジャスティンの反り返り具合がまたカッコいいのだ。
そのまま連続怒濤の「STREEETCLEANER」がきたときは昇天しそうになった。
この冷酷なまでの弾丸マシンビートの連打!!これはライブで体感してこそ至極の恍惚感を味わうことができる。
脳天をブチ抜かれるというのは、こういうことをいうのだ。
前回と違ったのは、今回アンコールがあったこと。
ゴッドフレッシュはアンコールとか、予定調和なことをするバンドではないと思っていたが。まぁファンとしてはうれしい。
曲は1st1曲目の「LIKE RATS」。私は「TINY TEARS」が聴きたかったな。
にしても、前回に比べて3連休ど真ん中日にしてこの集客の少なさははどうしたものだろう。
だから盛り上がりもなんか半減していたように思う。
前回は酔っ払い外人が悪ノリしていたきらいもあったが、会場全体がグルーヴ感に包まれ、グルングルンとしたうねりのような一体感があったように思う。
せっかく初来日して3年後に再び来てくれたのに、なんで人集まらねえんだろう?
こんなシビレるライブを見逃す理由なんてあるのだろうか?(いやない)
ライブ終了後、この日の感動を誰かに伝えたくて(残念ながら、知り合いにゴッドフレッシュ共鳴者はいない)、オールで過ごすつもりで瓢箪山の行きつけのミュージックバーに寄った。
ところがママの都合で1時半頃に店を追ん出され、仕方なく駅前のカラオケ屋で始発まで仮眠をとりに。
で、結局一睡もできずに一晩中久々にひとりカラオケで盛り上がってしまったのであった。
ジャンカラはクソ。ゴッドフレッシュはおろか、人間椅子、キング・クリムゾン、ヤプーズ、小島麻由美すら入ってなかった。
特典の缶バッヂ欲しいのもあって、ジャスティンのもうひとつのプロジェクトjesuのアルバムを買った。
また来てほしい!GODFLESH!!
今日の1曲:『Christbait Rising』/ GODFLESH