もう会場入りする前から決めてました。
右下にはちゃんと“AWAY OF VOIVOD”ってゆうサインも入ってる。
さて、スラドミ2日目は大阪BIG CATでのKREATOR VS TESTAMENT。
全身が筋肉痛でヒドいコンディションだったけど、老身にムチ打ってなんとか会場までたどり着きました。
一番手はドイツの狂犬KREATOR。
クリエイターファンからすると、この順番はもの凄く不満らしいが、日本での知名度から考えると順当であるかと。日本のメタラーって、案外クリエイターを知らないのよね。
厳かなイントロの“CHOIR OF THE DAMNED ”が流れ出しメンバーが登場。1曲目はやっぱ新曲“HORDES OF CHAOS”。
私としては“RIPPING COPSE”希望だったが、まぁ新曲も聴きなれたらカッコいいけどね。
ミレは終始キレまくりで、曲に入る前の宣戦布告みたいなMCは、まるでオーディエンスの闘志を奮い立たせるかのようであった。正にカリスマ!!
でもミレって、なんだか最近マイケル・ダグラスに似てきたなぁ、なんて呑気に考えてる自分がいた。
まぁ半分くらいは最近の曲だったかな。私は7thで失望してそれ以降のアルバムは持ってないんやけど、最近の曲はYOU TUBEでなんとなくチェックしてたので、それなりにノレました。
ゴシックに走ったと評判の悪かった8th『OUTCAST』からの“PHOBIA”がけっこう好きで、今回のライヴでもこれがきたときはかなりヘドバン&モッシュで盛り上がってしまった。昨日のエクソダスが良いウォーミングアップとなったのか、不思議と息も上がらなかった。
スラドミ05の時はブラジル集団が暴れまくってて凄かったけど、今回はモッシュピットでもかなり少人数でなんか盛り上がりに欠けてたな。やっぱクリエイターの人気ってこんなものか。
中世ヨーロッパの宗教戦争を想わすようなグロテスクなバックドロップが稲光的に映し出されたり、CGを駆使したスクリーン映像など結構演出にこってた。
途中ドラム以外のメンバーがハケて、まさかの珍客マルコ・ミネマン・ドラムソロ・コーナーが始まった!
豪快且つバカテクなスティックさばきにみな度肝抜かれていた様子。
結構長尺で、これは多分ヴェンターの歌う“RIOT OF VIOLENCE”の代わりの余興だったのかな。なんか久々にドラムソロらしいドラムソロを見た感じ。
スラッシュ的にはかなり場違いではあったが、いや~ええもんみさせてもらいましたわ。
その後、ミレがあの“FLAG OF HATE”の4点の御旗を携えて登場。そして、客に「HATE!!」コールを叫ばす。4点をつけたB!誌に対してか?
そしてその4点の曲をミネマンに叩かすという。もうある意味プレミアですぜ!
で、TESTAMENTですが、まぁ去年と一緒かな。
さすが人気のスラッシュポップバンドだけあって、客数もさっきより増えてる。“DISCIPLES OF THE WATCH”や“OVER THE WALL”とかのモッシュナンバーをいきなり序盤で演ってしまい、その後はな~んか間延びした感じだったが。
終盤で、チャックの主導のもとドデカいピットが形成され、特大のWALL OF DEATHが始まったんやけど、私もなんとなくその輪の中に飛び込んだものの知らん曲ではどうも気持ち良くなくさっさと離脱。ま、テスタメントはこんなもんです。
ライヴが終わってから、ローディーの付き添いみたいなネーちゃんからなぜかモトリー・クルーのピックと、テスタメントのピックをもらった。チャック・ビリーのサインがプリントされたやつ。エアギター用のピックとかあるんですか?
それではここで、今回のTHRASH DOMINATION 09ベストアクトバンドを発表したいと思います。デレデレデレデレ・・・・
やっぱ断然初日のEXODUSで決まり!
異論は受け付けません。
まぁ『BONDED BY BLOOD』完全再現なんだから、最初から勝負見えてますわな。
今日の1曲:『PHOBIA』/ KREATOR