AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

随分と怒ってます

2009年09月15日 | やっぱりメタル!!
ようやく木曜のスラドミKREATOR VS TESTAMENTに行く決心がつきました。
KREATORはやっぱ見逃せません。

ということで今日もKREATOR作品紹介になっちまってモウシワケないんですけど。
今日は私のKREATOR初体験作の4th「EXTREME AGGRESSION」について。

随分とおとなしい、落ち着いた雰囲気のジャケットではありますが、このメンバーショットの佇まいがスラッシュ全開でカッコいい!!。
当時このプロマイド的なジャケに惹かれて思わず購入してしまった女性ファンも多かったはず。
まぁ最初にリアルタイムで聴いた作品なので、特に思い入れがあり、もうCDレンズがイカれる程聴きまくったなぁ。

ミレの冒頭の「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛~~~~~~!!!!」っていう咆哮にまずド頭ぶちのめされた。
整合感があり、メロディラインなどもシッカリ押さえてて、初期のように突っ走るだけではなく、2転3転するドラマティックな展開を加えており、時折アイアン・メイデンっぽいフレーズも出てくる。
これを聴いてまだ「音楽じゃない」とかいう人は難聴であるか、人間としての感性が欠落しているかだろう。
まぁミレのヴォーカルは相も変わらず凶悪でして、当時こんなヴォーカルは聞いたことなかったので多感期であった私にとってインパクトは凄かった。
血管がブチ切れんばかりの怒号、吐き捨て、罵倒、叱咤をそこいらじゅうに撒き散らしいている。
そう、演奏は落ち着いたとはいえ、この頃のミレはまだまだナイフみたいに尖ってた。触るものみな傷つけてたさ。

私のフェイバリットナンバー“LOVE US OR HATE US”などは、ミレの当時の世の中に対する尋常でない怒りが明確に伝わってくる最たるものだろう。

「誠実さはなく発想の貧困だけがある 
奴らの作る無難な音には 創造性のかけらもない
目があるのにものがわからない奴らもいる
あのプラスチックな騒音は 俺には音楽には聞こえない
機械化されコンピュータ化され
頭のスイッチを切って非人間的な音を作り出す

もうたくさんだ 俺達を愛するか嫌うか!!
もううんざりだ 俺達を愛そうと嫌おうと!!」

このボロクソ振りですよ!!

当時はユーロビートとか流行ってたからなぁ、ましてやドイツなんてテクノ王国やから。
彼らを取り巻く環境が、KREATORの屈折した怒りのスラッシュ精神を形成せしめたのだろう。
私も当時クラスにひとりもスラッシュ理解者がおらんかったので、ミレの気持ちが痛いほど解りました。
今はPerfumeとか聴いちゃってて、、木曜日ミレに合わす顔がないなぁ・・・
「茶屋!!(BETRAYER)」って罵られても仕方がない。



今日の1曲:『BETRAYER』/ KREATOR
コメント (4)
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