AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

DEATH展覧会

2011年02月26日 | やっぱりメタル!!
今年でちょうどデスメタルの創始者、チャック・シュルディナー没後10周年になる。
各音楽業界、メタルマニアシンジケートはおそらくチャックのための盛大なるメモリアル企画を用意していることであろう。楽しみである。
ついでに昨年の12月に発売中止となってしまったDVD「LIVE IN JAPAN」の一刻も早い再リリースに向けて全力を尽くして欲しいものである。

で、先日DEATHの初期作品の紙ジャケリマスター盤を一気に入手。
そう、まだDEATHがテクニカル路線に走る前の、ジャケのアートワークもオドロオドロしかったエドワード・J・レプカ画シリーズの3作品である。

今回リマスター盤を改めて聴いてみて、以前は音の悪さから放置しがちだった1987年作の1st「SCREAMING BLOODY GORE」が今さらながら頭に入ってきた。
この作品はスラッシュ~デス・メタルへと移行を果たしたという意味において歴史的名盤といっても過言ではないだろう。
一応メンバーは3名クレジットされているが、ドラムはクリス・ライフェルトの協力を得て、ギター、ベース、ヴォーカルは全てチャックが担当している。
もう最初のレコーディング段階からワンマンバンドの様相を呈していたんだな、DEATHって。
初日本盤化に伴ない、アルバム未収録だった“Beyond The Unholy Grave”、“Land of No Return”が追加収録されているのが嬉しい。

DEATHは2作目からすでに演奏力も安定し、ひねりを効かせた一筋縄ではいかぬデスメタルサウンドを提示していたが、1stはもう直球勝負というか、ガムシャラ感が全面に出ており、チャックのデスヴォイスも咆哮凄まじく、初期衝動ともいうべき尋常ならざる暴虐性に満ち溢れている。
歌詞内容もCANNNIBAL CORPSE、CARCASS顔負けの凄まじい内容で、「ムカついておまえの顔にゲロを吐く おまえは苦痛の中で死ぬべきだ 切断 切断 切断 切断 切断 切断 切断」やら、「おまえのペニスを切り落とす そしておまえが死んだら その肉体で祝うだろう 粉々に引き裂かれる 粉々に引き裂かれる 粉々に引き裂かれる 粉々に引き裂かれる」と、まぁ全編こんな調子。
うわ~、こんなんキーボードで打ってたら俺がヤバい奴みたいじゃないか!


しかしこうやって机の上に紙ジャケ並べて眺めてると、ほれぼれするんよね~
ジャケからただならぬ邪悪さがみなぎっている・・・
これぞまさにDEATH!!だ・よ・ね


あ!しまった。「LEPROSY」がまた「家政婦は見た」になっとるやんけ!



今日の1曲:『Denial of Life』/ DEATH
コメント
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