「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

41年ぶり

2010年04月18日 | 田舎暮らし
 昨日は東京の都心でも降雪があり、各地で41年ぶりの最も遅い降雪とのこと。41年前には東京にいたけど、4月に雪なんて降ったか、子どものころのことで記憶には全くない。いずれにせよ、満開の桜に雪が降り積もるなんていう光景はめったに見られるものではない。信毎には清内路の黒船桜に「写真愛好家らが次々訪れ」と報じられていた。
 暖冬だと春先寒かったりすることは今までもよくあったけど、今年は本当に極端だ。また23日ころから月末くらいまで寒くなる予報だそうで、家庭菜園の畑の準備も、暖かくなってからでいいやという気になってくる。家庭菜園だからそんなのんきなことも言っていられるけど、当然、プロの農家にはもっと影響は大きくて、特に果樹ではめしべが凍ってしまうと、受粉しなくなって実がならなくなってしまうそうで、本当に深刻だ。 Cosmos Factoryさんがその辺のところを「果樹農家にとってはこの時期に雪が降るなんていうことは衝撃的なことだろう。(中略)今朝の風景に心躍らせた人たちも大勢いるのだろうが、そんな人たちに果樹園内に朝から轍を残した農家の方たちの気持ちが解っているのだろうか」と書かれていた。
 今朝はうちではマイナス4度だった。小渋線で6時半に0度。

 昨日のさくら祭りの写真はこっちに少し載せました。
 
追記 飯田測候所では、明治31年以来、最も遅い降雪記録だそうです。(南信州新聞

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2 コメント

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桜祭り (trx_45)
2010-04-18 11:18:31
 祭りで賑やかになったころにはもう雪がなかったようですね。ここの桜もわたしがはじめて大鹿村を訪れたころに比べると、まさに名所になりました。悲惨な災害の上の復興の賑やかさは、きっといろいろな思いの上成り立っているのでしょう。
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Unknown (Aki)
2010-04-18 21:36:26
災害跡のがらがらの土地に、本当に苦労を重ねて植え続けて、ここまでにしてきた話を聞きます。
また、桜を維持するのもなかなか大変なようで、何年か前には病気などで桜が元気がなくなって、樹木医さんに診てもらって、だいぶ枝を落としたりもしたようです。
ソメイヨシノは一般的には寿命が60年ぐらいともいわれるそうなので、一方で更新も考えていかないといけないとか。
 さくらの会の方々が中心となって、中学生や日赤奉仕団など、本当に多くの村の人たちの参加によって、今の姿になっているのだと思います。
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