「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

風害(というには大げさですが)

2007年07月05日 | 田舎暮らし
 昨夜の風で、トマトの雨よけのビニールがフレームごと吹っ飛んでいた。うちの畑は、これが畑かと思うほど石が多い。何せこの地域は、日本列島の骨格を作る岩石が観察できるような場所だから、堆積層というものがほとんどない。なので、ゴボウなど作ろうと思ったら、まず真っすぐ深く伸びないし、伸びたとしても、まず深くまでは掘れない。そんな畑だから、途中で石に当たったりして、フレームなども深く埋め込むのはなかなか大変で、非力な(?)私がやったのでは、何とも心もとない。以前にもやはり吹っ飛んだことがあった。今年も忙しそうにしている夫には頼みづらくて、自分でやったら、案の定、吹っ飛んでしまった。
 トマトだけでなくて、トウモロコシやジャガイモなども倒れているし(トマトのビニールが飛んだときになぎ倒された?)、モロッコいんげんの葉っぱがちぎれていたり、すごい風だった。
 これでまた自分で立て直しても、また台風でも来たら飛んでしまうのかもしれないと思いつつ、放っておくわけにもいかないので、今日は午前中、風害の後始末に追われた。
 田舎暮らしをしていると、草刈り機やチェンソー、農業機械など、機械作業も多いし、力仕事も多くて、やはり男の力でやってほしいと思うことが多々ある。いくら男女平等といっても、必ずしも同じことをすることではないと実感する場面がよくある。たとえ忙しくても、最低限やってほしいことはあるんだよなぁ・・・(と、ここでぼやいても聞こえないだろうけど)。