昨日は僕の誕生日だった。もう両手両足で数えきれないくらいの誕生日を迎えたが、何度迎えても特別な一日にしたいものだ。
で、朝から天気はパッとしなかったけれども、犬たちを連れて一年ぶりとなるスノーシューに出かけることにした。もっとも雪は期待できないので、歩くだけ歩いて持参したスノーシューは使わず仕舞いということもあるかもしれない。
安達太良山の表登山道は、毎年取りつきまで雪で阻まれて車で近づけないが、今年はまったく雪がない。春に来たってもう少しあるぞ。それでも登り始めると、うっすらと雪が出現しはじめた。
テンションマックスのドリは、リードを振り払うと前になり後になり、雑木林の中を走り回る。久しぶりの山に大興奮なのはわかるが、これだとすぐに動けなくなってしまうのだ。
それにしても余程僕の日頃の行いがいいのだろう、いつの間にか真っ青な青空が広がる最高の天気になっているではないか。ドリ同様僕らのテンションも上がっていく。おまけにちょぼちょぼだった雪も、高度を上げるに従って、だんだんふわふわの雪へと変わった。
こんなに雪が少ないと、熊だって冬眠できないでいるかもしれないな。再び熊とばったり会うことを期待しながら、キョロキョロと辺りを見ながら2時間ほど登る。今回は昼飯は持ってきていないので、チョコレートやパンといった行動食で休憩する。「ぼくらにもわけてくれよ」と、犬たちも催促する。
帰りは待望のスノーシューを装着し、ウヒャヒャヒャと奇声を挙げながら、走るように一気に山を下った。
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