おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

アドレナリンのおかげです

2024-07-02 12:44:01 | 日記
 昨日から右のふくらはぎが痛い。どういう痛みかというと、夜中寝ている時に足が攣って目が覚め、しばらくのたうち回った後に二度寝し、朝起きた時にふくらはぎの奥がズキズキ痛むというのと同じ痛みなのである。

 が、夜中に足が攣った覚えはない。それでも足が攣った時と同じ痛みが残っているということは、激しくないまでも弱いながらも攣った状態が続いていたということだろうか。水分が足りないと足が攣るという話も聞くので、もしかしたら熱中症の前兆が現れているのだろうか。そう思い大量の水を飲んだりしているが、痛みはすぐには引いてくれない。

 今日は朝からランニングに出ようと思っていたが、今走ったら途中で絶対に痛みが出て、走るどころか歩くことさえ困難な状態になる可能性もある。そんな中で走るわけにもいかないので、急遽畑と道路の草刈りをすることにした。ランニングは今日一日様子を見て、大丈夫そうなら明日出かけよう。

 とはいえ、ふくらはぎが痛いのに変わりはなく、足を踏み込むとズキッと痛む。これ以上悪化するのが嫌なので、スポーツ用のテーピングをすることにした。相撲取りが足やら肘やらにテーピングしているが、あれと同じようなものである。しっかり固定しておくことで、良くはならないまでも悪くなる率は下がる。

 そんなわけで炎天下、我が家の家庭菜園に出かけ、畑の周囲の草刈り、畑から下がったところにある斜面を1時間以上かけて刈って回る。ついでなので、そのまま車で移動し、今度は近所の道路の急斜面の草刈りをする。ここは年寄りには無理な場所なので、気がついた時に僕が自発的に刈っているのである。

 合計2時間以上の草刈りを終え、駐車場で道具類を下ろすと、途端に草刈機を握っていた両手に、大きな豆ができているのに気づいた。まるで鉄棒運動でもしてきたみたいだ。草刈機をかつぐと、さっきまで平気だったのに、豆が痛くとちゃんと握ることができない。おまけに家に帰るために坂を下ると、ふくらはぎがズキズキ痛くて、体重をかけて歩くことができないのだ。

 つい今しがたまで、すっかり体の痛みなんか忘れて草刈りに集中していただけに、終わった途端にあちこち痛む体にびっくりした。大量のアドレナリンが放出されていたのだろうか。サッカー選手やマラソン選手が、走る途中で骨折しているのに走り続けることができるのと同じことなのだろう。レベルは低いが、同じようなことが僕の体にも起きているということに、人間の脳みその不思議に今更ながら感心する。

 子供の頃はよく休み時間なったらトイレに行こうと授業中に我慢していても、休み時間が来ると遊ぶのに忙しくトイレに行くのを忘れてしまい、授業が再開すると途端にトイレに行きたくなったのも、あれもやはりアドレナリンが大量に放出されていたに違いない。
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