月曜日にオオイヌノフグリやハコベラが豊作だった畑を耕したので、今日は苦土石灰を撒いて畑に鋤き込んだ。オオイヌノフグリやハコベラが普通に食べられれば手間がかからないのだが、食用には向かないので雑草と呼ばれている。食える植物を野菜、食えないのを雑草と呼ぶなんて、人間は実に勝手な生き物なのである。
苦土石灰をなぜ撒くのか知らなかったので調べてみると、苦土とはマグネシウム、石灰とはカルシウムのことで、酸性雨のせいで酸性になった畑を中性にする必要があるという。特にマグネシウムは土中にほとんどなく、不足すると葉っぱが黄色くなってしまう。
家に少しだけ苦土石灰が余っていたが、それだけでは足りないのでホームセンターに行くと、20キロ入りが500円ほどで売っていた。花咲じいさんのように畑にパッパと撒き、その後を鍬で鋤きかえした。肥料はまた今度ということで、今日はこれでおしまい。
苦土石灰を撒いたついでに面倒なので肥料も撒きたいところだが、窒素を含有する肥料と混ざることで化学反応を起こしアンモニアガスが発生するとある。というわけなので、苦土石灰と肥料を畑に与えたければ、撒く時期を一週間ほどはずらさなければならないらしい。
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