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おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

体がビックリ

2024-12-13 11:24:57 | 福島
 火曜日の朝まで九州にいた。連日日中の温度は20度を超え、滞在中ほとんど暖房は使わなかった。季節は晩秋というより小春日和といったほうがぴったり来そうな毎日で、外でバーベキューを2度やり、そのうち1回は夜に実施した。ランニングをしていても、麦播きが始まり、空にはヒバリがピーチク鳴いていた。

 ところが、火曜日の夜には福島に戻り、翌日散歩に出ると季節は一足飛びに秋になった。



 雑木林ではモズが鳴き、畦道をキジが走り回る。葉っぱがすっかり落ちて、林間にたっぷり日差しが落ちている。もう秋もおしまいだ。一気に秋が終わったみたいで、損した気分ではないか。翌日は朝から粉雪が舞う寒さで、秋を通り越し冬がやって来た。気温は20度から一気に0度近くなり、勝手に鼻水が落ちてくる。体がビックリしているのを実感する。





 なんとか1日でも早くこの寒さに慣れなければならない。とてもランニングをする気分にはならないが、重い重い腰を上げ、足に鞭打って外に出る。とにかく外に出てしまえば走ってくるしかないのがわかっているし、走りさえすれば出かけてきて良かったと思うのがわかっているので、あれこれ考える前に体を動かすことが大切なのだ。





 阿武隈川の土手を走ると、頭の上をグエグエと鳴きながら、編隊を組んだ白鳥が飛んで行く。足元から鴨の群れが一斉に飛び立ち、思わず後ずさりする。分厚い靴下を履いて出たが、凍ったようなアスファルトに、足の裏が痺れてくるのである。ああ、寒いなあ。
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