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おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

桜のトンネルを走る

2025-04-12 12:02:06 | ランニング
 ようやくソメイヨシノの満開が近くなってきた。あと二、三日で見頃だと思うが、あいにく明日からは雨の予報だ。とりあえず今日のうちに走ってこようと出発する。

 1時間半ほどあちこち走って小さな公園に到着する。ここは川沿いに桜並木があり、散歩がてら桜を見る人、自転車でやってきてカメラを構えている人がいた。東京だったら大変なことになるだろうが、この辺ではソメイヨシノくらいでは人は集まらない。









 桜のトンネルを走り、通り抜けたところで休憩がてら同じ道を引き返した。今度は歩きながらの鑑賞である。

 ランニングをしていると、ストレス解消になるという話を聞くことは多い。確かに体を動かしていると、少々の悩みなら小さなことのように感じて、くよくよしていることがバカバカしくなる。が、それはあくまでもクタクタになるくらい体を動かした後のことで、走り始めの時には案外考えなくてもいいようなことばかり頭をよぎり、かえってストレスが溜まりそうなときもある。

 それはちょうど見たくもない夢を見てしまった後のようで、夢に見なければこんな気持ちにならないのになあというのと同じだ。単調なリズムで走っていると、すっかり忘れていたようなことまで思い出したりして、足が重くなったりするのである。

 が、そこからが頑張りどころである。悪夢を振り払うようにがむしゃらに足を前に進めているうちに、体はランニング以外のことにはエネルギーを使わなくなり、世の中のほとんどのことがどうでも良くなってくる。目標はただひとつ、なんとか家まで帰りつきたいということに限られてくるのである。おまけにエネルギーが切れ、何かを口に入れないと前に進めなくなるような場合は、家に帰ったらあれを食おうこれを食おうということしか考えられなくなり、自分がいかに人間である前に、生物でしかないのだと痛感する。

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