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「『桜』の招待状」が裁かれた話  文科系

2022年01月31日 06時18分06秒 | 国内政治・経済・社会問題

 ジャパンライフ元会長・山口隆祥がこの28日、詐欺罪で懲役8年の実刑判決を受けた。被害者約7,000人、被害額約2100億円の怪しげな破産商法の結末である。

 ところで、このブログでも再三にわたって扱ってきた「桜を見る会」が、この商法に大いに活用されていたのである。山口元会長が顧客を勧誘する際に総理大臣主催の「桜を見る会」の招待状を使っていた問題が、これまで国会でも議論されてきた。「招待状が詐欺を生む大きなきっかけになった。政府の責任は非常に大きい」と。野党側は、徹底的な真相究明が必要だとして、政府に事実関係の再調査を求めてきて、安倍前総理大臣ら関係者の国会での説明を求める意見も出ていた。これには、山口会長が、参加者中最も多かった総理大臣枠招待者に入っていたのではないかという疑いも関わっている。これに対し、政府は「桜を見る会」の招待者名簿が保管されておらず、再調査は行わないとし、「すでに国会に報告しており、安倍前総理大臣の国会での説明も必要ない」と述べるなど、野党側の要求には応じて来なかった。

 どうだろう。ここでも「(山口会長が招待されていたかどうかの資料でもある)招待者名簿はない」と応えている。安倍後援会前夜祭の「請求書も、見積書もない」、「森友経過文書はない」と同じ態度なのだ。「国政功労者を祝い励ます会」とされていた「桜」を議員個人後援会員を祝い励ます会に換えてしまい、それを追及された答弁で何度も繰り返されてきた「資料はない」。山口会長の招待問題も含んで、国権の最高機関とされた国会に於いてこんな答弁が続いては、まともな政治ではないだろう。事の重大性から考えると、国権の最高機関を冒涜する「ふざけるな!」というような態度になる。安倍晋三氏の周辺は、そんなことばかりが続いてきた。

 ところで、百田尚樹もケント・ギルバートも、国政功労者?

「選挙に勝つための政治(だけ)をやっている」

 そして、「そんな悪行の資料は隠し通す」

コメント
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