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「よたよたランナーの手記」(60) また、走れる喜び  文科系

2014年08月10日 06時59分08秒 | 文芸作品
 2ヶ月のランニング中断からやっとアキレス腱痛が直って再スタートしたのに、7月31日にサイクルツーリングで転倒、左手首を痛めて医者の命令でまた中断。30分走で3.1キロ、3.3キロ、3.5キロ、3.6キロと復活を遂げて来たのに、歯がゆいこと甚だしかった。やっと一昨日、医者に解禁されて外を歩き・走った。そして9日、ジムへ。

 体育館ランを含めて5キロ強走ることができたのだが、ランニングマシンによる30分走では、3.9キロまで行った。今までの平均時速7キロと言えば歩いているも同じ。が、9日の後半はもう時速8キロ、立派なランニングである。この心拍数が145前後と思ったより低かったし、事後に右踵も痛まないしで、いよいよランニング復活路線に乗れたと、大喜びで帰ってきた。医者が言うには、「アキレス腱痛再発防止対策には、ウオームアップ以上にクールダウンが重要」とのこと。念入りにアキレス腱ストレッチを重ねて、土踏まずの腱を伸ばす足裏ストレッチも規定通りやってきた。これは、アキレス腱周囲炎だけではなく、足裏筋膜炎の予防対策も兼ねているつもりだ。

 これからまた、順にスピードアップしていき、近い将来のいつか30分で5キロ走るのが、強い欲求になった。3年のブランクのあとランを再開して1年半ばかり経ったこの春に僕が到達できた峰が、これだったからだ。
 目標を立てて、あれこれ気にしながらそれに近づいていくのは何でも面白い。が、その目標が身体を使った有酸素運動(機能)となると、さらに格別な喜びになっている。肩や腰がこらないとか脚の軽さとかの日常的な快適さやフィットネスや熟睡効果やなどだけではなく、他にも無数の大きいメリットが感じられてきたからである。
 ちなみに、今の流行語「活動年齢」を伸ばすことになるのか、無理した故障などからいきなりこれを強制閉幕させてしまうことになるのか、こういうことは神のみぞ知る領域。
コメント (1)
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