九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

百人の教師がブログを作れば!!!     いらちのイタチ

2006年09月25日 22時19分37秒 | Weblog
教育基本法を死守しなければならないと考えている教師がいるのなら、なぜもっとアクティブにビジブルに動かないのか。たとえ一人でも英雄的に抵抗する姿を見せようとしないのか。ブログを立ち上げて教育基本法改正反対のセンターになろうとしないのか。通常国会のときからあまりに静穏すぎて不気味だったが、安倍政権ができて臨時国会が始まろうとしているのに何も動きがない。何度も言ってきたが、教育基本法は憲法の内面法規であり、すなわち大日本帝国憲法にとっての教育勅語と同じペアの存在であり、これを改正されることは大坂城の外濠を埋められることと等しい。だからこそ、改憲勢力は教育基本法改正を決定的な里程標として外さず位置づけてきたのであり、この手順と目標は何十年も前から変わっていないのだ。改憲勢力の方が教育基本法の意味と重要性をよく認識している。「護憲は息の長い戦い」などと嘯いて悠長に構えている者が相変わらず多いが、その情勢認識が根本的に誤っていることを一刻も早く知るべきだ。

危機感を持っている百人の教師がブログを作れば、百騎のブログ軍団ができる。経験から言って、それはネットの中の声として決して小さくはならない。外濠が埋められ、天守閣が焼け落ち、城を枕に滅びるのなら、その気があるなら、せめて幸村になって歴史に名前を刻むことを考えたらどうだ。百騎の精鋭の武者を編成して、家康の本陣まで疾駆突撃して討ち死にしたらどうだ。乾坤一擲のワンチャンスに賭けたらどうだ。意地を見せろ。生と抵抗の証を残せ。教育基本法の殉教者となれ。信念と美学に殉じて滅べ。

 ※ブログ「世に倦む日々」9月22日の記事 「地裁判決と教育基本法改正・・信念と美学に殉じて滅べ」より抜粋しました。

            
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安倍晋三氏の歴史認識における自己矛盾  へそ曲がり

2006年09月25日 12時14分15秒 | Weblog
 25日付「朝日新聞」第11面の「風考計」で、若宮啓文論説主幹が『祖父とチャーチルに何を見る』という見出しで、安倍氏の歴史認識について述べています。
 長い論稿なので、後半の部分を転載します。

 今度の総裁選では谷垣禎一氏も麻生太郎氏も、あの戦争の多面性を認めつつ、中国に対しては「侵略戦争」であったと明言した。安倍氏だけが「侵略」と言わず、「歴史認識は歴史家に任せるべきだ」の繰り返しだった。
「侵略」や「植民地支配」をわびた村山首相談話について、あるいはA級戦犯を裁いた東京裁判についても言葉が煮えきらないのは、本音ではそれを認めたくないからに見える。「歴史を単純に善悪の二元論でかたづけられるのか」と著書で強調している。

 そんな安倍氏に警戒の目を向ける外国メディアは多いが、今月、強烈なパンチを浴びせたのがドイツのニュース週刊誌シュピーゲルだ。ホローコーストの歴史的事実を認めようとしないイランのアフマディネジャド大統領に「安倍氏は似ている」と書いた。
 いささか度の過ぎた比喩である。ホローコーストを作り話だと言うこの大統領は、安倍氏とは比較にならない教条主義者だ。加えて言えば、安倍氏はナチスに対しては決して甘くない。
 実は彼が「古今東西の政治家で最も決断力に富んでいた」と言うのは、ナチスに真っ向から戦った英国のチャーチル首相なのだ。著書では、、チェンバレン内閣の「融和政策」が「結果的にナチスドイツの侵略を招いた」とし、断固たる信念で勝利に導いたチャーチルを高くたたえている。
 なにやら北朝鮮に強硬姿勢をとる自分を重ね合わせているようであるが、おやっと思ったのは、安倍氏もナチスの行為については「侵略」と、こだわわりなく断定していることだ。「歴史家に任せる」とか、「善悪二元論はとらない」などとは書いていない。
 チャーチルが首相になった時、欧州に覇を求めるナチスはチェコ、ポーランドなど周辺諸国に次々に兵を進めていた。やがてフランスも占領する。
 だが、これを侵略だと言うのなら、満州支配に飽き足らず、上海へ南京へと次々に進撃し、膨大な被害を与えた日本の戦争は、なぜ侵略だとすっきり言えないのか。チャーチルの警告を無視し、ヒトラーと手を結んで米英と戦った日本の是非も、やはり「歴史家に任せる」というのだろうか。シュピーゲルが問いたいのは、そういうことではないか。
 そもそも、いまさら「歴史家に任せる」もなかろう。満州事変からの中国進攻はどう見ても侵略であり、見通しなき米英との開戦も愚かな選択であったというのが、まっとうな歴史家のほぼ一致した見方だからだ。「任せる」のなら、これに逆らうことはない。
 さて、岸氏は外相や首相になった時、国会で自身の戦争責任を聞かれ「巣鴨などで十分に反省した」と何度も答えている。それでなければ首相は務まらなかったはずである。
 おじいさんの強さ、したたかさは見習うのがよい。同時に、その負の部分はクールに見てほしい。
 明日はいよいよ内閣総理大臣への就任だ。安倍さん、ここは新たな見識を示して、シュピーゲルを見返していただけないか。
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冬の行事「キャンドル・アピール」について    九条 ひかる

2006年09月25日 01時09分33秒 | Weblog
 昭和区九条の会では二年目の今年も、平和アピールの企画をいくつか計画して皆さんと交流したいと思っています。
 世話人会で話し合われた企画は、秋・・平和ハイキング 冬・・平和キャンドル
春・・平和展覧会 夏・・二周年記念イベント などです。
 秋の海上の森平和ハイキングの企画はすでに十月二十二日の開催にむけて準備中です。
 そして、新企画としての「キャンドル平和アピール」を十二月に開催しようと準備を始めました。夏と違い冬の平和行事がないので、この企画を定着させる事によって市民のみなさんに平和について考えてもらえる機会をと考えているわけです。
 そしてこの企画を単独企画ではなく他の九条の会との共催として成功させたいと考えています。

先日この「キャンドル平和アピール」(仮称)について、昭和、千種、みずほ九条の会の役員5名で第1回実行委員会を行いました(みずほは3名の方が参加)。
 アピールの日は、12月9日と12月8日(日米開戦の日・金曜日)のふたつの候補がありましたが、8日の午後6時頃から、キャンドルを灯し、阿由地通りを行進して「平和と憲法九条を守れ」をアピールすることにすることになりました。
 詳細は今後詰めることになりますが、準備の関係で日時と歩くコース(博物館から今池まで約3キロ)を決めました。また、コースの途中の公園などで「ミニ集会」を開き、平和演奏、歌などを行う方向ですすめることになりました。
 今後も三つの「九条の会」から参加した実行委員で詳細を決めることになりますが、次回は10月4日午後6時から「瑞穂区の喫茶店」で行います。実行委員会に参加してもよい、とお考えの方は「昭和区九条の会」の事務局までご連絡ください。
 (連絡先)FAX・TEL 052-731-2749です。
   
            

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