棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

絵と私

2011-02-16 08:22:23 | 山郷の暮し
3-私と絵本ー
絵本といえば、おおくの大人は幼児向きの作品だとしかおもわないだろう(むしろ、絵本と無縁な時代の方々)前記したように私は幼児用向きの絵本は知らない。
高学年から大人に向けた絵本が対象だ。
私が絵本を製作したいと心から思った作品がある。
「樹を植えた男」原作者=ジャン・ジオノ 画家=フレデリック・バック 訳者=寺岡 襄 1989年初版発行  あすなろ書房
原作者は1895年ーー1970年 エッセイ・小説・シナリオ等を残した。
「木を植えた男」は自分の体験を基にしたもので、世界的な話だ。
絵本の文も、小説と同じだったと記憶しているが・・・。
発売  絵本 窓辺の象文・りゅう王丸  絵・岩淵 城太郎  
B-5版 ソフトカバー 45ページ 定価2000円 郵便振込み
送料無料 絵本・森へ帰ろう(金の星社)プレゼント
自費出版による小部数のため、単価・装丁に目いっぱい努力しました。

主人公の象は、生まれた意味や存在について悩み、心の巡礼にでます。
満足のいく答えをえるどころか、自己喪失におちいってしまう。
やがて、『大いなるナニカの力』を感じてから、苦しみの本質が観え自信をとりもどしてゆく。
大人から子供に伝えたい、人間賛歌・希望への絵本です。
詳細はブックマーク HP--photo art 0360 をごらんください。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本