棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ありがとう

2011-02-20 08:21:33 | 山郷の暮し
絵本「窓辺の象」が刷り上る前に、友人が販売用のHP(photo art 0360)を立ち上げてくれ、当方がその体制の無いままご注文をいただきびっくりしております。
一番の問題は、輸送費とお払いいただく方法でした。可能な限りご購入いただいた方にご負担がすくないようにと、送料は当方負担とし、お払い込みはご面倒でも郵便振込みといたしました。
この小冊子は利益を上げるのが目的ではなく、できるだけ皆様に観ていただき、できれば大手出版社からお声がかかるのを期待しています。
絵本を読んでくれた方からストーリーがよくわからない、とご質問をいただきましたが、いわゆる絵本的な物語ではなく、一ページ一ページが、様々な人の生き様を語っているのです。
苦悩する象は私であり、貴方でもあるのです。本当の物語は私たち自身ではないでしょうか。
ただ今の風潮が「答えをただちに得る。考えている時間が無い」などと、自分を掘り下げる苦悩をしたがらない。
不安や寂しさ失意は簡単には解消できるものではありませんが、私たちは決して孤独ではありません。
今ある自分の姿がどんな風なのか・・・絵本のページの中に見出していただければ、次のステップに踏み出す力添えになろうかと確信しております。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本