棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

散歩道の分校跡

2008-12-20 16:05:08 | 山郷の暮し


私が瞑想の道または迷走・夢想の道と呼んでいる山裾の散歩コースの一部は、一昔は生活道であり、分校への通学道でもありました。
散歩の折り変えし地点はその分校跡で、今は水源地になっている。
  看板には 三稲学校跡 とある。
明治22年(1889)本郷村が発足。児童は1年交代で三才山(みさやま)学校と稲倉(しなぐら)学校へ通学した。
同25年小学校令改正により両校は統合。独立して三稲尋常小学校となる。
同42年三稲文教場と改称した。
大正13年(1924)から4学生4学級。
昭和5年以降児童数百数十人と数え、校歌もあった。
同32年本郷小学校に統合された。(平成12年12月記
と言うところですが、三稲 をどお読むのか正直私は長い間わからなかった。
私の国語力は其の程度なのです。
解ったのはジッちゃま連の話からだった。 つづく

写真-1フェンスに囲まれた分校跡 2-子供たちが飛び回った校庭はフキノトウがいっぱいになる

天地創造・伝説 46愛欲曼荼羅

2008-12-20 08:36:16 | 大人の童話
ンドの神話では、神が色々と創造した末に、自分たちの話し相手、遊び相手として人間を創造した。
というのは代表的な創造説だが、尊師様がヒマラヤの奥地で筆舌を超える修業地の少数民族の創造説も面白い。

「この世は人間に良く似た形をした巨大な女神おった。
人間は女神のお腹の上に住んでおった。
ある時女神さんが突然起きだしたから大変。人間どもは振り落とされて死んでしまった。女神も自分の重みに耐えかねやがて死んでしまった。
女神の屍は現在のインド大地へとなったのだが、なかでも豊かなオシリは、アッサム地方の肥沃なだいちになったという。
両目からは月と太陽がうまれた」
大雑把な筋だが、人間はその後に大地に再び生まれたのであろう。
注目したいのは、肥大になりすぎて死んでしまった 暗示的ではないか。

古代中国の民族宗教や古代伝説を明らかにするのは容易ではないが、有名なのに
盤古の伝説がある。
「宇宙の始まりは混沌として、全体の形は鶏の卵のようであった。
天も地も無かったが卵が壊れると盤古がうまれた。
盤古は小人だったが次第に大きくなり、体が自然界の要素になった。
・・・人間は体についていた蚤から生まれ変わった」
人間は宇宙のノミみたいなものなのかーーー
映像 「絶対生命-2」 F100油彩

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本