棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

師走の朝

2008-12-01 10:43:39 | 山郷の暮し
とうとお師走。
雲一点とない空にうながされ、久しぶりに「創造の道」となずけている、山裾の散歩道。
霜で薄化粧した小道を、杖を手にポトポトと歩む。
葉がすっかり落ちた小枝が、ぬけるような空に逆光のレース模様。
久しぶりに、本当に久しぶりに、アルプスを背景にした「花の谷」全体が観える地点まで歩いた。
常念岳が氷塊のごとく見える。
車で2-30分行った梓川岸からのアルプスは、息を呑むような美しさであろう。
投稿写真はUPか標準化か・・・。迷います。
アート写真ではないから、谷のたたずまいを感じてもらえればいいのだと。

脊柱狭窄症と診断され、なんとも冴えない夏が過ぎ、新そばの美味い季節になった。
友人が打ってくれた極上の蕎麦を食べに行きたいが、まだまだしんどい。
調子に乗って歩きすぎると、ビリッと激痛が走る。アーアー。

触らぬ神に祟りなし--28愛欲曼荼羅

2008-12-01 09:26:10 | 大人の童話
とうとお今年も師走になってしまいました。
ブログを読んでいただいている皆様に、感謝申し上げます。
ご感想を投稿していただければ幸いに存じます。

れから先はワシが思うことで、オフレコということでマー聞いてくれ。
この世はうたかたの夢だといっても、災いに溢れた現世に 生きていかなくてはならない。

自然の災い--天災--などにワシラ宗教家の出番があるのだ。
かたや、人間がしでかした戦争や自然破壊には、無力だといえる。
「逆ではないですか・・・」と、
そお思うのは当然だが、先ほど申したとおり、人間は戦うことがDNAに組み込まれた本能で、どうにもならぬ。
ところがだ、自然の脅威に対しては、子供心からめばえることで、これもDNAのなせる業だ。
自然崇拝・祖霊信仰・アミニズヌ・シャーマニズムなどなど、人類が自然の脅威に対し知恵を働かしてきた証でもある。
人間を超えたものへの意識があれば、そこに神が生まれる。
生まれれば育てる。それが宗教者であり、それを信じる者の集まりが教団をうみだしていく。
教団とは、人間を超えた存在を信じる家族 ということだ。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本