棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

触らぬ神に祟りなし--28愛欲曼荼羅

2008-12-01 09:26:10 | 大人の童話
とうとお今年も師走になってしまいました。
ブログを読んでいただいている皆様に、感謝申し上げます。
ご感想を投稿していただければ幸いに存じます。

れから先はワシが思うことで、オフレコということでマー聞いてくれ。
この世はうたかたの夢だといっても、災いに溢れた現世に 生きていかなくてはならない。

自然の災い--天災--などにワシラ宗教家の出番があるのだ。
かたや、人間がしでかした戦争や自然破壊には、無力だといえる。
「逆ではないですか・・・」と、
そお思うのは当然だが、先ほど申したとおり、人間は戦うことがDNAに組み込まれた本能で、どうにもならぬ。
ところがだ、自然の脅威に対しては、子供心からめばえることで、これもDNAのなせる業だ。
自然崇拝・祖霊信仰・アミニズヌ・シャーマニズムなどなど、人類が自然の脅威に対し知恵を働かしてきた証でもある。
人間を超えたものへの意識があれば、そこに神が生まれる。
生まれれば育てる。それが宗教者であり、それを信じる者の集まりが教団をうみだしていく。
教団とは、人間を超えた存在を信じる家族 ということだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿