「イギリスの老人は貯金140万円で楽しく生きていけるのか」「イギリスの老人に学ぶ、お金に左右されない老後の七つの習慣」など英国在住のエッセイスト井形慶子さんのレポートが現代ビジネスオンラインで載っていました。
それによると、英国の人たちは「年を取って自由になる」と老後を考え、リタイアメントから始まる老後のプランを30~40代から計画を練っているといいます。身の丈に合った住宅投資やスモールビジネス始めるのも、老後を楽しく生きたいからです。
この考えは私も同じでした。定年後、運よく第二の勤務先が見つかっても、通常は年金の支給が始まる65歳まで、実績が認められても70歳で退職となるでしょう。そうならないためには、自分が経営する自営業を起こさなければなりません。かといって加齢とともに知力も体力も落ちていきます。そういう条件で、第二の仕事を探したら、整骨院が良いのでは、となったわけです。一人でできるスモールビジネスですし、体力知力の衰えを経験が補うことができます。
さて、井形さんは「イギリスの老人に学ぶ、お金に左右されない老後の七つの習慣」を次のようにあげています。
①住まい 生活する楽しみが見つかるか、仲間になって楽しめるコミュニティーがあるかどうかで選ぶ
②生活道具 新品は不要
③地域生活 楽しめるボランティアを細く長く
④食 畑仕事で薬要らず、健康を維持する
⑤家族 成人した子どもとのつきあいはバランスよく、とぎれないように
⑥イベント 元同僚との同窓会を計画する
⑦学び 例えば、挫折しないドイツ語の学び方はドイツの料理を一人一皿持ち寄るシェアランチで料理を楽しみながら下手なドイツ語で話し合う
どうやら、決め手の一番は終の棲家をどこに選ぶかのようです。