新年あけましておめでとうございます。7日が私の仕事始めです。
大峰千日回峰行を成し遂げた塩沼亮潤・大阿闍梨(52)が「笑いたくないときでも笑いましょう」と呼びかけています。笑って口角を上げると、運気も上がるとされます。「笑う門には福来たる」です。
笑いが健康づくりにも大いに役立つことは医学的にも証明されています。副腎皮質ホルモンのコルチゾールはストレスを感じると分泌されます。コレチゾールは免疫系にかかわる細胞の数を減らす働きがあり、免疫力を低下させます。
ストレスを受けたあと、笑うと7~9割の人がコレチゾールの濃度が低下したというデータがあります。免疫力がアップしたわけです。
さらに、自然免疫の重要な役割を果たすNK(ナチュラルキラー)細胞の働きがよくなります。NK細胞は全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第、攻撃するリンパ球です。当然、新型コロナウイルスの感染細胞を駆除します。
作り笑いでも同じ効果があるといいます。コロナ対策にもなりますし、私は「笑いたくないときでも、笑いましょう」の一年になるよう心がけます。