団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

年寄り笑うな行く道だもの

2014-05-26 09:25:55 | 健康・病気

年1回開かれている会社のOB・OG会に出席して、先輩たちの言動を見聞きしますと、私の何年後の姿が見えてきます。定年退職をした人たちの集まりですから、60代から80代の参加者がほぼ全員です。90代の方は大阪の中心部まで出かけてくるのは、さすがにしんどいようで、毎年のように顔を出している私も、お会いしたことはありません。

現役のころは天下国家を論じて意気軒昂な人が多かったのですが、寄る年波から心映えも穏やかになり、温厚な雰囲気を醸し出す先輩が増えてきました。ご本人は加齢に伴う諸症状を素直に受けているのか、体に現れた変化を気にとめていないようです。

すぐに気がつくのは身長が低くなったことです。私と同じくらいの背丈だった先輩が私を見上げていたり、私よりずっと背の高い先輩の目線が私と同じになっています。猫背になったり、身長そのものが縮んだためです。

猫背になるのは肩の僧帽筋や腹筋が衰退し、前かがみ姿勢になったのが原因です。身長は加齢とともに背骨の椎間板から水分が少しずつ減少することから、数センチ低くなるといわれます。

そして、一緒に歩くとよくわかりますが、歩くスピードが落ちています。横を振り向くと、ともに歩いているはずの先輩が2、3歩後ろにいます。そのつど、歩行の速度を落としますが、自分のペースになると、つい先に行ってしまいます。

膝や股関節が痛めた先輩も目立ってきました。軽いびっこを引きますから、伺いますと、やはり膝や股関節に痛みが出ています。こうした現象は、いずれ私にも訪れると覚悟しなければならないでしょう。「年寄り笑うな 行く道だもの」

こうした症状をできるかぎり先送りできるよう、自分なりの努力を重ねています。

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