団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

穏やかに注意できないの、おじいさん

2014-05-08 09:16:05 | 健康・病気

シンポジウムを後部座席で聞いていたときのことです。左前の3列先の通路側に座っていた70代と思われる男性が突然、立ち上がり、すぐ後ろの高齢の女性の背もたれを足で何回か、けった後、叫びました。「後ろからコンコンとけり上げ、いい加減にせんか」

女性は当惑したように「私、けってなんか、いません」と言いました。

男性は「何回もけったやないか。ごたごた言うと、外へ放り出すぞ」と怒声を浴びせ、前の席に座りました。

私の席から少し離れていたので、女性が前の男性の背もたれをけったどうか、はわかりません。女性はしばらくして席を立ち、帰って行きました。

映画館などで体験するのですが、脚を組み替えるとき、背もたれに足先が当たることがよくあります。コンと当てられるのは不愉快なものですが、当てる方はあまり気にしないようです。

今回、女性が脚を組み替えたかどうか、足先が当たったのかどうかは私は見ていませんのでわかりませんが、おじいさんはどうしてもっと穏やかに注意できないものか、と思いました。男同士だったら、あるいは私だったら、「けってなんか、いないぞ、表へ出ろ」となっていたかもしれません。

こんなとき、重宝なのが大阪弁です。私がプラネタリウムを見ていたとき、リクライングで椅子を倒すと、後ろの席の中年女性が組んだ足のローヒールが顔のすぐ横にあります。「すんまへん、ヒールが顔の横に並んでいるんやけど」と小声で言いますと、女性は脚を組むのをやめてくれました。やんわりと注意する際、便利な言葉です、大阪弁は。

コメント
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