団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

看取り難民になったら、なったで仕方がない

2013-05-05 09:34:41 | 健康・病気

今から12年後、2025年、65歳以上の高齢者人口は3600万人に上り、全人口に占める高齢化率は30%を超えると推定されます。高齢者の増加とともに、死亡率も上昇し「多死時代」に入ります。

2011年の年間死亡者数は125万人ですが、2030年には165万人に達するといわれます。鹿児島県の人口170万人が年間亡くなる計算になります。このうち、病院、医院で亡くなる方が89万人、自宅が20万人、介護施設9万人と推定されます。医療機関、施設に入れなかったり、自宅に介護する人がいなかったりで47万人が看取る人がいない「看取り難民」になるとみられます。孤立死、孤独死です。

カミさんは「どの易者さんに見てもらっても、90歳まで生きるといわれている」と言いますから、おそらく私が先に旅立つことができると思いますが、そううまくいかないのが人生です。カミさんを私が看取ってから、一人暮らしが続くかもしれません。

介護が必要な事態なったら、子どもの世話になるわけにはいかないので、コレクティブハウス(集合住宅)に入居するか、施設に入るかを選ぶことになるでしょう。とはいえ、いろいろな準備をしていても、死が突然来るかもしれません。

その時はその時です。カミさんの決め台詞ではありませんが、「死んじゃったら、後は野となれ」です。看取り難民になったら、なったで仕方がありません。私のこれまでの経験では、そう腹をくくると、不思議とそういう事態にならないものです。「運の良さ」を信じることにしています。

コメント
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