団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

歯の神経が腐りますか?

2012-09-21 09:47:19 | 健康・病気

鮭の小骨を噛んで右上の小臼歯が割れたという診断で、歯科医院で治療を受けていますが、歯科医の説明が良くわからず、困っています。「歯が割れたら、神経が腐るので抜かなければなりません」といいますから、「丸ごと抜くのですか」と尋ねますと、「悪くなった歯は持ちませんから、抜くしかありません」と、こんなこともわからないのかという調子で話します。

でも、この日の治療は麻酔を打って歯の神経を抜きました。歯を抜いてしまうのなら、神経を抜く必要があるのでしょうか、とも思いましたが、インフォームド・コンセント(十分な説明と同意)をする歯科医とは思えないので、質問を飲み込みました。

この歯科医院のHPには「できるだけ歯を残すことを最優先にした治療をします」と書かれていたので、受診したのですが、どうも「看板に偽りあり」の歯科医院のようです。

「歯の神経が腐る」という説明は、これまで聞いたことがないので、ネットで調べたところ、歯髄の神経細胞(通常、神経と呼んでます)に、歯が割れると血液や唾液が入り込み、口の中は雑菌の塊ですから、菌による感染が発症し、神経細胞が壊死する、とあります。神経細胞の壊死を「神経が腐る」と表現したようです。

歯医者仲間では、こんな心ない表現をしているのかもしれませんが、歯痛で苦しんでいる患者に語る言葉ではない、と感じました。それに、レントゲン写真を撮らないで、歯根の状況まで分かるはずがないので、この歯科医の診断は信頼できないと思いました。

本当に歯を抜かなければならないか、を掛かりつけの歯科医にセカンドオピニオンとして受診してこようと考えています。

コメント
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