団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

握力が強い人ほど長生き!

2012-03-09 09:17:27 | 健康・病気

1年に1回、人間ドッグを受診していますが、私が受けている医療機関では、希望者には体力テストをしてくれます。タケちゃんは十数年前から、この医療機関で人間ドッグを受診しており、体力テストも続けて受けています。先日、人間ドッグを受診し、体力テストも受けてきました。その結果、左手の握力がやや下がり、33キロと5段階評価の下から2番目でした。右はやや良くなり、39キロでした。

握力が強い人ほど長生きという結果が出たと、厚生労働省研究班(研究代表者 熊谷秋三・九州大教授)が最近発表しました。福岡県久山町の住民2527人(男性1064人、女性1463人)を対象に約20年間、追跡調査した研究結果です。男女とも握力の強さに応じて4グループに分け、調べたところ、最も弱いグループ(男性35キロ未満、女性19キロ未満)に比較して、最も強いグループ(男性47キロ以上、女性28キロ以上)は死亡率が4割も低かったといいます。

日米共同研究機関・放射線影響研究所(広島市)が4912人を対象にした約30年間に及ぶ追跡調査でも同様な結果が出ており、心臓疾患や脳卒中による死亡率が握力が強い人ほど低かったそうです。

60~70歳の人の筋肉は、最も強かった20~30歳に比べると、足は6~7割、腰は5割、握力は2~3割低下するとされています。握力が18キロ以下になると、雑巾が絞れなくなります。91歳の父は雑巾を絞ることができません。

握力が弱くなれば、足腰をはじめ、体全体の筋肉などの運動機能が衰えているわけですから、健康に良いはずがありません。長生きができないのも、むべなるかなです。

それにしても、私の左手の握力は最も弱いグループです。テニスボールを握ったり、ハンドグリッパーをクローズして鍛えようと思います。そう、小さな努力でも体はウソをつかないからです。

コメント
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