団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

勝手に大割引

2012-03-22 09:13:49 | 社会・経済

友人の商店主ら3人で焼き肉店に行ったときのことです。友人は芝居っ気のある男で、カウンターに座るなり「〇〇署の??は△△署の生活安全課に異動だって」と切り出しました。私は、また芝居心を出して、と思いながら「防犯関係の捜査がしたいと言ってたから、よかったんじゃない」と受けました。その後、焼き肉を次々とたいらげ、生ビール、焼酎のお湯割りを飲みながら、知っている限りの警察の話をして盛り上がりました。

腹いっぱいの焼き肉を食べ、しっかりと飲んでいい心持ちになって、友人が代表して料金を払うのを見ていたら、勘定は3人で「3000円」でした。

店を出て割り勘分の1000円を友人に渡すと、友人は「クックックッ」と笑って「うまくいったな。警察と間違えて大割引や」。友人はこの手で何回か、安く飲み食いすることに成功しているようです。

警察官の男性が親類にいる知人の話です。この親類の警察官が非番の日、開店してすぐのパチンコ店に行くと、店の男性従業員が「〇〇番と??番がいいよ」と言うので、そこの台で打ち始めると、二人ともすぐにフィーバーし、大儲けしたそうです。

こちら側が求めたわけではないのに、相手側がこの配慮です。いずれも昔の話ですが、こうした「見えない役得」は「魚心あれば水心」の現実の中で、なかなかなくならようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする