タケちゃんは自転車通勤をしていますが、自転車の走行が指定されている歩道は左側通行と思っていました。それで車道と同じように歩道の左側を走っていたのですが、前から右側を逆行するオバサンやオジサン、高校生、中学生の自転車があまりにも多いのでびっくりしていました。後方の確認をして早めに避けて走行していましたが、警察庁のホームページを見たら、自転車の走行を認められている歩道は「車道寄りの部分を徐行しなければならない」とあり、また驚きました。車道の車の流れと同じ方向の歩道は、車道よりの右側を走らなければならないのです。私が「走行違反」をしていたのです。
ちなみに、警察庁は自転車の安全利用五則として①自転車は車道が原則、歩道は例外②車道は左側を通行③歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行④安全ルールを守る。飲酒運転・二人乗り・並進の禁止。夜間はライトを点灯。交差点での信号遵守と一時停止、安全確認⑤子どもはヘルメットを着用、を呼びかけています。
ネットで「自転車 歩道通行」で引いたら、139万件も出てきます。歩道通行でトラブルが起こったり、ヒヤッとしたり、不愉快な思いなどが綴られていたりします。「車道寄りの部分の徐行」がいかに周知していないか、のあかしでもあります。歩道通行違反は2万円以下の罰金または科料だそうです。
道路の左側を通行しないで、右側を逆行してくる自転車が多いのは、みなさんがご存じの通りです。前から右側を逆行してくる自転車が左の車道側へ避けることは滅多にありません。かえって右へ寄せて走ってきますので、こちらは後方を確認して車が来ないのがわかると、右に避けますが、後ろから車が来ていたら停まるしかありません。交通ルールを守っている方が危険な思いや急停車をしなければなりません。私は当面はこちらが避ける自衛しかない、とあきらめ顔です。