オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

益子町

2012-04-25 | Weblog

4/25(水) 月曜日の朝、何時もどおりに弁当作る。この日は栃木県益子町の生命農法研究会を訪問のための自宅から直出。会社に寄らないのでKの弁当は無かった。

                       

この日、ピーマンの肉詰めや烏賊ゲソのソテ、卵焼きなどを作り、二人分の弁当を用意した。

                      

生憎朝から雨、9時前に家を出て何度も乗り換えて益子駅に着いた時は12時43分。予定どおりであったがと~い、遠いのでありました。同行者は相棒のHiroさんである。

駅には、生命農法研究会で研修中の瀬井さんが出迎えてくれた。この方を頼って伺った次第。取敢えず食事にしようと、お薦めの店に向かった。「ウドン&そば」のお店で、瀬井さんによると讃岐のウドンや蕎麦の老舗に負けない味とか・・・。

ここで「蛤ウドン」なる品書きを見つけたので、これを頼む。蛤のウドンとは初めてであるが、いかにも美味そうな雰囲気が、何の変哲も無い品書きに漂っていたのだ。出てきた熱々の丼に、身の厚いハマグリが5~6個、青ネギを少々散らしただけのシンプルさである。

丼の中からハマグリの香りが濃厚に発っている。汁を啜る前に先ず一つ、ハマグリの身に齧りついた。新鮮な味と香り、上々のハマグリが頃合いよく煮へ、上質のスープの香りとなり鼻孔をくすぐった。店構え、店内ともにど田舎の食堂そのもであるが、美味かったですよ750円の「ハマグリウドン」・・・。

雨が降り止まぬ中を生命農法研究会に着いた。迂闊なことに、ここの代表・高橋丈夫さんが、今年1月2日に逝去されたことを知らなかった。瀬井さんが、「私が最後の研修生」と言った意味が漸く判った。農場は、二男・三男が力を合わせて切り盛りをしているとのことであった。

農場は五千数百羽の養鶏を核に、田圃五町、畑二町を耕作しているとのこと。雛鳥から成鶏、排卵鶏になるプロセスを聞かせて貰う。餌・飼育法・鶏舎・管理法と独自に研究開発した手法とか。不思議なことに雨の中でも鶏糞の匂いがしない。

未だ試行中だと言うトマトのハウスを見せて貰う。一年中収穫ができるようになるそうだが、未だ完成には至ってなかった。ここの田圃は「ベニカブトエビ」と云う古代種の生物が棲息し、雑草を食い、田の肥料にもなっているとか。

自然界に存在する菌であり微生物の力を利用・作用さした農法を研究・活用されている。

鶏は200日でその使命を終えるそうだ。解体業者に引き取られ鶏肉となったものを販売していると言うので試しに注文した。肉は固いというが、どんな味がするやら・・・。

 

益子町のことは稿を改めるとし、今朝の弁当にも少し触れよう。昨日は益子泊りのために弁当はなし。今朝は5時ごろに目覚めて、早やくから弁当の準備をした。

今日のメニューは鶏の唐揚、冷凍メカジキの漬け焼き、温野菜とパスタのサラダ。ピーマンと牛蒡・さつま芋も少しながら素揚げとなった。丈夫卵でゆで卵を作り半分にカット。以上で、四人分の弁当となった。

                           

ご飯の上の鮎甘露煮は、清流の岩場を縫って泳ぐ稚鮎をイメージして配置したが・・・。

                           

 

 

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