8/16(金) 昨日の三島は、一日中雨の予報が出ていたので、行くべきか行かざるべきかと悩んでいたが・・・。
弁当を作り終え、ビールを友の朝飯を終えた頃に、孫のSORAが小さなリュックを背にして来た。末娘が三島のホテルに宿泊しているとLINEがありして、それによると雨が降っているとのこと。祭りの屋台で買い食いや金魚すくいを楽しみにしているSORA、雨を覚悟で出掛けることにした。
東横線で横浜に出て、JRの熱海行に。熱海で乗り換えて三島に着いたのは正午だった。三島駅から伊豆箱根鉄道で二っ目の三島田町駅で下車。そこから三島大社まで歩いた。揃いの法被の町衆の姿が行きかい、神社の前を山車が通りかかる。笛太鼓の音色が祭り気分を盛り上げる。
上手い具合に雨は上がっていたが、午前中に降った雨の名残に水溜りがそここに残り蒸し暑い!。肩にかけたバッグからハンドタオルを取り出して流れる汗を拭いながら大社に参拝した。SORAは境内に出ていた屋台に「杏子飴」を見つけて最初の買い食い!。
三島は水の町、富士山の伏流水が流れ出て街中を流れる。蒸し暑いながら、清らかなその流れは清涼剤である。大社から賑やかな通りの裏道を歩き、楽寿園から流れてくる源兵衛川に行く着く。流れの縁に続く遊歩道沿いに広小路を目指す。
水量は多いながら浅い流れの中に指を入れたSORAは「気持ちいい~」喜ぶ。「水の中を歩いたら」と進めると、最初は渋っていたが・・・冷たそうな流れに入りご満悦。
小川の流れゆく先、広小路に向かう。この先にお目当ての鰻屋「桜屋」があるのだ。末娘にLINEから予約をするように頼んでおいた。大人のやることに抜かりはない!。人気店なので直ぐには入れない、ましてや今日は祭りだ。SORAは金魚すくい、射的とお目当ての遊びにチョコバナナを食べて目的を果たした。
「桜家」の周りは順番待ちの客であふれていた。娘とその婚約者に合流して三十分近く待ったか。漸く順番が来て店の二階へと案内された。ここはいつ来ても千客万来、客足が絶えない店である。立地もいいし、味もいいのであろう。娘たちは美味しいと満足していた。私は財布の痛みに疼いてた・・・。
「桜家」の値段はウナギの数で決まり、丼も重も同じ値段である。然し鰻の値段の値上がりは、まさにうなぎ上りだ。幸いにも近頃は食が細くなり、昔のように柵のうな丼(7800円)は食べれない。一匹だけのうな丼で十分であった。お土産の折を用意してもらったのは、長女からのだLINEで「ウナギ食べたい!」催促に負けたからだ。
幸いにも小雨がパラついただけで天候に恵まれてよかった。暑さには参ったが。大社の夏祭りに来たのは三度目か?四度目か?定かでないが、半世紀もまえになる昔、一年ほど暮らした町である。マンションが建ち町の様相は変わりつつあるも、通りは変わらずだ。忘れがたい町である。
お仕舞いに昨日の弁当を・・・。ご飯の上に、ウニふりかけを掛けてみた。
「牛小間炒め」「サーモンのバターソテー」「卵焼き」以上です。アスパラとマイタケのソテーを添えています。