今期最後の弁当は、冷蔵庫の残り物を棚浚いして使うこととする。
私の弁当はオニギリにする。起床後、JAが監修発行している全国オニギリ・マップを取り出し検討するが、何だかリアリティを感じない。
材料は、大根の切れ端、賞味期限切れのモヤシ、南瓜の残り、半分の玉葱、昨日サラダ用に茹でた人参・ブロッコリの残り、半分の薩摩芋。蒟蒻・油揚げ、豚バラ肉と共に煮物や炒め物に仕上る。
未だあった、小松菜の残り。こいつは、胡麻油で炒める。
ご飯はタップリと炊き上げた。
弁当は、家人とK君用の二つ。次女はオニギリ一個と菜。自分はオニギリ二個と菜。
週末で二日間弁当は休みとなるので、K君用にオニギリを四個をサービス。
二つの弁当とオニギリ七個が今日の収穫。
オニギリの具、結局、紫蘇縮緬ジャコと葉唐辛子漬の混ぜオニギリ、梅干となった。
余談だが、昨日のオム弁は中々の好評・・・。
今朝、出社早々に築地へと出かけた。
と云うのは、昨夜、渋谷村の「奈加野」へ客人を誘った。
店は、珍しく早い時間から盛況。何人かの顔見知りと会うが、お互いに客人を連れており挨拶は遠慮した。
奈加野の親父は、店の盛況と昼間のゴルフのニギリの上がりに気を良くしていたのか、帰り際に「明日築地へ行こう」と言う。明日の朝、連絡すると別れた。
今朝になって思い出し、買いたい魚があるじゃなし、どうしたものかと考えた。
築地の場内市場は暫く行ってない。行けば国吉のM社長や作家の山本一力さんお気に入りの喫茶店「愛養」で美味いコーヒーが飲め、仕入に来ている方々の店主の声が聞ける。
また、学生時代からの仲間のTの会社も直ぐ側で会える。
そうか、久々に築地市場のウォッチングをしてみるのも悪くないと、出社後、K君に弁当を渡して直ぐに出かけた次第。
愛養でコーヒーを飲みながら様子を聞くと、月末で市場も仕入の人は少ないとか。(以前、此処のコヒーを無理を言って分けて貰い、会社で飲んだが好評だった)
M社長によると、嫁も台所が汚れると、自宅では魚を焼かず、俺のところに食べに来る。魚離れで何処も良くないとのこと。
そう言っている割には、何時お会いしても元気な方だ。
二年前、人形町のベッタラ祭りで屋台を出し、イワシや鯖を焼いて売ったが、このときの魚は、M社長の処にお願いして届けて貰った物。
しかし、場内・外ともすし屋だけは増えている。人気店は、未だに長蛇の列。何が違うのか?
相変わらず、外国人の来場者も多い。だが、魚は買わん!
昼前に帰社する。
結局、魚は市場の中に入る前、奈加野のオヤジに電話でホタテとヤリイカを弁当用に頼んで済ました。