オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

カツ煮

2017-02-23 | Weblog

2/23(木) 朝方に夢をみていたが、意味不明なストーリーやシーンがつづいていた。目を覚ましたのが先か、スマホの呼びだし音が先だったか、定かでない。

スマホを手にすると、妹からの電話だ。真っ先に浮かぶのは老母のことだが・・・。なんと、叔父が亡くなったとの知らせだった。親父の弟で、兄妹の一番下だった。順番からいけば、まさに一番最後に亡くなった。三十八歳で亡くなった武本章の父親、我が家の隣の武本家に婿養子に入り、親父同様にこの地で死んだ。

若い頃は中々の遊び人だった。道楽に鉄砲をやり、その仲間の保証人になって夜逃げをされたことも。子供がローソクを使って火事になり全焼と、色々あったが、一番の不幸は章の早逝だったろう。齢を老いてからは、親父と一緒に車であちこちに遊びに出るのが楽しみで、帰ってくると兄弟で一杯やるのが常だった。

親父が先に逝き、叔父も家中に引き籠ることが多くなった。娘二人は他所に出ているので何かと不自由もあったろうが、マイペースで暮らしていた。好きな酒も飲めなくなり、一年ほど前から老人ホームに入ったが、すっかり元気も失くなり車椅子の世話になっていた。今年見舞った折には、横になったままで起き上がる元気もなかった。

気圧の谷が近づいたことも影響があるようだ。こんな時には老人が逝くと、家人は云う。葬儀場はどこもも混んでいるとか。そのとおりであろう・・・・。

明日の夜が通夜、明後日が葬儀に決まったと連絡があった。すぐにでも帰郷して、諸々の手伝いをしなくちゃならいが、こっちはこっちで予定がある。明日の一番便で帰る旨、伝えた。

今頃、先に逝った兄・姉やに迎えられ「アリヨシ、おまんもとうとう来たかよ」と、そして先に逝った妻や息子との再会をしているだろうか・・・・。此の世に残っている俺は、八十九歳で逝った叔父貴の冥福を祈るばかり。

 

訃報にもめげず、今日も弁当作りだ。今日のメニューは「カツ煮」と「キハダマグロのオリーブオイル焼」「椎茸・小松菜・油揚げ・竹輪の煮物」と「焼きタラコ」である。

昨晩、学芸大学駅に着いたのは22:30分。HOYAの兄貴と「ローカーボ」「ちょっぷく」と廻ったが、兄貴は今朝が早いと言うので早い切り上げとなった。

                           

これが正解だ。駅前の東急ストアで牛小間、キハダマグロ、タラコを買い、さあぁ帰ろうと・・・。駅横の「さぼてん」が、最後のセールと50%引きの札を掲げていたのだ。

この時間までサボテンが頑張ってるのは珍しい。売り切りたかったのであろう・・・、じゃ協力するかと、最後のトンカツ二枚を買った。この瞬間に「カツ煮」が決定した。本当なら、牛小間炒めがメインになるはずだったのに。

と云うことで、今朝も手際よく弁当作りは進んだ。なんの迷いも、ためらいもない。さくさくと事は運び、弁当二つが仕上がった。飯は、鍋で炊いたので、完成までの所要時間は三十分。スピードを競う必要もないので、こんなものでいいだろう?

                         

今日の食材は、出来合のトンカツ二枚、卵二個、タマネギ一ッ、シメジ少々、キハダマグロの薄切が一パック、明太子一切れ、椎茸三枚・小松菜二株・薄揚げ半分、竹輪四切れ、こんなところであったろうか。味付けは、白出汁・ウエイユ・味醂・塩胡椒・醤油・オリーブオイルであるが、何れも少々である。

                           

長女の弁当は、例によって「カツ丼弁当」と相成った。

俺とYOSHIOのランチタイムは、老夫妻(?)が営む喫茶店「ロリオ」のことが多くなった。ここのランチセット、コーヒー付きのサンドイッチor トーストで600円か700円。これを一つ注文し、コーヒー(四百円)を別に頼む。二人でランチセットを分け合うのだが、「何時ものセット」で通じるようになっている。

                          

yOSHIOから五百円玉を受け取り、後の600円は私の持ち分となる。これで、今日も五百円玉が一つ確保できると云う次第だ。今月の五百円玉投入数は、今朝で113枚となった。月間の予定数を既にクリアできた。あと半年で、目標額をクリアできそうだ。

今夕は、KIYOTA大兄と後輩のTAKAHSHI君で一献交わすことになっている。先月の予定だったが、大兄がリハビリの頑張り過ぎで筋肉を傷め延期になっていた。久しぶりに元気な大笑いと、バカっ話しにオヤジギャグの連発が聴けることだろう。

明日は今月、再度の帰郷。家を五時半には出なくちゃならないのだ。日曜日の帰京となろう、故に弁当はお休み。週明けの月曜日~木曜日まで、沖縄の離島に遊ぶ予定だ。月曜日も五時半に家を出なくちゃならない。そんな次第で、弁当は三月三日の雛祭りまで休止。暫し、暇を頂戴する。

 

 

 

 

 

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弁当だ!

2017-02-22 | Weblog

2/22(水) 五日ぶりの弁当作りとなるが、一人分の弁当だ。六時半過ぎに台所に入り、一つ弁当の為に先ずは飯を炊く。菜は冷凍食材の中から鶏とホタテ、豚小間を取りだした。野菜は、レタスとエノキ・タマネギにした。後は、卵をどう使うかである。

二階から降りたきた家人に『今日は、ゆっくり弁当を食べる時間は取れるのか? 』と、訊くと「時間がないんで、軽くていいわ」と返ってきた。が、既に船は岸壁を離れており戻れないのだ。

今日のメニューは、揚げ物が「鶏唐揚&豚小間の素揚げ」、「豚小間と野菜の炒め物」、「ホタテのソテー」である。卵焼きはオムレツ風にした。レタスは千切って菜の下敷きと間仕切りに使った。以上、簡単な弁当ながら量は十分である。

                      

一つ弁当と云うのは物足りないが、こればかりはどうしようもないのだ。残った菜は、私の胃袋に収まった。

 

  ―ほめほめ詐欺、とやらが・・・―

世の中には「ほめほめ詐欺」とか「ほめ商売」とか云うやつがあるそうだ。振り込め詐欺ではあまりにも見え見え、そこで半ボケや気弱な年寄りを相手に、趣味のことを誉めあげて、新聞・雑誌の掲載や展示会への出展と云う仕掛け。程々の金額(平均二十数万円らしい?)を提示して、老人の虚栄心や名誉欲を満たして金を巻き上げる。ようだ。ネットを諸々さがした結果、そんなビジネス?(年寄り相手の詐欺)が、横行しているのを知った。

未だ若い俺が、なぜそんなことを調べたか? 来たるべき本ボケに備えたわけじゃないよ。我が田舎に、独り暮らしの老婆がいるのだが、これがその「ほめ殺しならぬ、誉め商売」の餌食になっている。と、こっちは思うのだが、当の老婆は虚栄心やらをくすぐられてそうは思ってないのだから始末が悪い。

ネットによると十年も前から、俳句や短歌・絵画を趣味とする老人を相手に、「素晴らしい作品ですね!是非新聞、雑誌で紹介したい」などの電話勧誘で、釣り上げるとのこと。暇で淋しい思いをしている老人を、優しく言葉巧みに持ち上げて銭を振り込ます。消費者センターや役所にも苦情が随分寄せられたと知った。

 その誉め殺しならぬ、褒め誉め商売の亜流か本流か。そのボケ老婆は俳句とやらを少々嗜んでいた。俳句同人の会員になり、自費出版の句集を出しもした。何処でそれが目に留まったのか、或る日、家電話が鳴り取った。自作の俳句を「素晴らしい句ですね、いい趣味をおもちですね。」とか言われたのだろう。挙句に「俳句を展示し、グラスに句を彫って届けます。子孫への記念に残しませんか」とかの甘言。

ボケていながら、虚栄心が残っている老婆は、これでいちころ。クアラの空港で起きた毒殺事件よりも、ネタも顛末も簡単・自明。詐欺であろうが詐欺でない、詐欺は詐欺でも白か黒か、灰色の羽根のサギだろう。と、吾輩は賢察するが、検察に召捕って欲しいネ。「黒白とほめ色問わば灰色と」いい川柳だ!

てなことが、今回の帰郷で判明した次第。財布の紐とケツアナの緩みきった婆さんは始末が悪い。実は昨年の夏にも同じことが、同じとこからあって断った。向こうの会社に電話をし、今後一切止めてくれと。「わかりました」との返事だったが、その手は桑名の焼芋だった。で、改めて連絡をし、今回は書面でも送付したが、その効き目や如何に?

これまで、少なくとも50~60万円は出してるだろう。それで干からびた虚栄心が満たされれば安いもんかもしれないが、この手の商売は生きている限り続く。何度言っても、コロリと騙される。問題は、ボケている老婆は騙されていると思っていないことだ。所以に、始末が悪い!

世の中には財布の紐が緩い、虚栄心を纏ったまんまの輩が多い、故にこの商売が成り立つ。でもネ、半ボケの老人を相手にしちゃイカンザキだぜ。天に代わって、俺が討つ! しかねえか・・・・・。

今回は、渋谷区に在るその褒め殺しビジネスの社名公開は控えよう。されど未だ続くようなら、公開の鞭打ち刑に処す所存だ。

 

 

 

 

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梅は咲いたが・・・

2017-02-21 | Weblog

2/21(火) 「梅は咲いた~か桜は未だかいな・・・」と云う小唄があるが、まさに故郷の畑にある梅の樹は、白い小さな花弁が満開を迎えていた。

小春日を思わす土曜の午後、梅の木の下に立つとブンブンと云う羽音が。頭上を仰ぐと蜂が蜜を求めて飛び交っていた。寒と餌不足に喘いだであろう蜜蜂も、これで一息つけるといいのだが・・・。

                           

金曜日の午後に羽田を発ち帰郷、本日の午後便で帰京した。毎度のことながら、月に一度、数日を過ごす田舎は何ものにも代えがたい安らぎの日々である。これで老母の、毎度の繰り言がなければ云うことなしだが。

                           

老人由に致し方なし、黙って聞いてやればいいとは思いながらも、同じ言葉を何十回も聞かされると些か疲れるのである。それも自慢話だが、当人はそう思ってないのであろう。幾つになっても、誉めてもらいたいのだろうか・・・、と聞かされる方は思う。

帰京の仕度をしていると「今度は何時来てくれる? 帰るのか?」と五分おきに訊き、煩い。『今度は、お彼岸だよ』と、こっちも何度も何度も繰り返すのであった。

 

土曜、日曜日と蜜柑畑に遊んだ。が、昼ごろからである。老母が蒲団から出てくるのが十一時過ぎ、それから飯を食べさすので、畑に行くのは遅くなると云う次第だ。

畑に行っても、大してやることはないが、先ずは火を熾して焚火。それからが作業となるが、今回は柚子の剪定だった。

たかだか二十本ばかりの柚子だが、一年で枝は伸びに伸びる。それを羊の毛を刈るぐらいに刈った。剪定前の半分ぐらいの大きさになったが、風通しと陽当たりはグ~ンとよくなった。結構時間を要するのだ。

リンゴの木村秋則さんのように自然農法とは参らぬ。枝を刈り、枝を引いて矯め、引っ張る。年に何度かは、有機肥料の油粕ぐらいは施肥もするのだ。

従姉や妹が畑に来ると、焚火で焼芋をし、残しておいたネーブルや八朔・文旦を振舞う。剪定した柚子の枝を燃やす。そんなことをしている内に、五時を知らせるメロディーが有線放送から流れる・・・・、懐かしき「夕焼け小焼け」が。

                    

この頃には、夕日は西の山に隠れ、山郷は黄昏てくる。さあ! 家に戻って晩飯の用意だこんなことを繰り返して、優雅なる(?)私の休日は過ぎていくのだ。

此度の帰省では揚げ物をしなかった。煮物(野菜・鶏・豚・牛)が中心。ロールキャベツ、茄子の煮物、肉じゃが、鯖味噌煮、大根と手羽煮、大根煮、ピーマン肉詰め焼、スキ焼きなどであった。

そうだ、親戚が釣ってきた「グレ」の煮物と塩焼きと云うのもあった。鱗を取るのに一苦労し、尖った背びれで指を突いて血を流したのだ。未だ痛い。

特筆すべきは「小鳥」だ。畑に水槽を置いて、菌を培養している。この水槽に小鳥が入って死んでいた。水を飲みにきて、菌にやられた? その夜、親戚のKATUOが小鳥を焼いて持ってきた。最近では小鳥の焼き鳥を口にするのは珍しい。旨かった

その翌朝、窓を開けて足元を見ると”ヒヨドリ”が死んでいた。前夜に口にしたのと同じ種だが、何故こんなとこで死んでるか? 体から血を流し、羽毛が散っていた。ガラス窓に激突したのじゃない。猛禽類に襲われて逃げたが、力尽きたのであろう。ハヤブサがいるそうだから。

                        

畑の水槽で死んだ小鳥と同様に、土葬にしてやった。が、焼き鳥にして喰ってもよかったかな? 妙に小鳥に縁がある今回の帰省であった。されど、窮鳥は懐に飛び込んで来なかった。

今夜あたり、美しい小鳥ちゃんが懐にくるかも・・・・? 。バカだねェ~、なにを言ってんだ

 

 

 

 

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焼肉

2017-02-16 | Weblog

2/16(木) 昨日の午後はOB会の理事会、会が終わると意見交換会と称している立食懇談(飲み会)になる。理事会の方はそれなりに大事な議題があった。が、本格的な論議を望まない雰囲気があるので軽いジャブ程度の意見で済ませた。いずれにせよ、事務局で揉んでいるだろうし、それに水を掛けるのも大人気ない・・・。

そう云えば、昨日。友人のMATUMOTO氏からメールが届いた。彼が北海道新聞のインタビューを受け、それが掲載されたと記事を添付してきたのだ。内容は、失敗の本質について。彼の著書「なぜ日本は同じ過ちを繰り返すのか」があるが、彼の大戦や企業の不祥事を例に”場の空気、声の大きさ、序列など”からくる、責任を取らない体質が過ちを繰り返してきた。と解説している。

OB会の議題は大したことではないが、それにしても課題の解決を巡って本質的な論議に至らないのは旧体質のままである。その一員である小生としては、何とも申し開きできないが。日本的思考と構造は、脈々と引き継がれていると云うことだ。ニッポン万歳! だね。

そんなこともあり、第二部の意見交換会の方は早々に退散した。もう一つ、孫のSORAが、チョコを作ったので渡したいと云う大事な連絡を受けていたこともあるが。長女とSORAに地元・学芸大学駅前で落ち合い、夕食を摂った次第。

焼肉がいいと云うのだが、娘が言わしてるんじゃないかと勘繰った。が、どうやらSORAは冷麺を食べたかったようだ。久しぶりに「東紅苑」と云う馴染の焼肉店に入った。孫と三人で、カルビや牛タン、ブロック肉など六人前ほど注文したら、最後は食べきれなくなった。以前は一人が四人前ぐらい喰ってたはずだが・・・。

食べきれない肉は弁当で使おうと、生肉を少し持ち帰った。娘に『喰えなくなったな~』と云うと、「あれだけ食べれば十分よ」と叱られてしまった。まあ、サラダや石焼ビビンバ・ユッケジャンスープ、定番のキムチもあったからな。二人で作ったと云うチョコレートを貰って、別れた。

家に着いたのは九時前か。玄関の取っ手に、手提げ袋に入ったチョコレートがぶら下がっていた。誰かな?いっこうに思い当たらない。

暫くして帰宅した家人に訊くと、次女が来たとのこと。鍵を持ってないし、誰もいないので帰ったと云う。電話をくれれば、焼肉食べれたのになぁ・・・、運の悪いやつだ。次女も長女も、肉が、とりわけ焼肉が好きだ。こっちは堪らないが・・・・。

 

と云う次第で今朝の弁当は昨晩の残り肉を焼いた。焼肉丼がいいと言った長女は「焼肉丼弁当」に。それと、前日に冷凍したピーマン肉詰め、ホウレンソウ炒め、一切れだけ残っていたギンダラの漬け焼、卵焼き。以上である。

                           

五時前に目覚め、六時前に台所に入った。そんな訳で、今朝の仕上がりは早かった。一仕事の後は、ゆっくりと風呂に浸かり、朝番組で金正男の暗殺の話題などを見て時間を過ごした。

トランプ一色から、ニュースの目先が変わったのはいいことだが・・・・。これでトランプが、「暗殺なんかアメリカでもやってるじゃん、大したことじゃないぜ」ロシアもアメリカも北朝鮮も同じだ。ぐらいのことを言うと、男だがな。 ヨォッ大統領だぜ

                         

 

明日の午後に帰省する。帰京は21日の予定だが、この間に熊本・高森町の友人SEIさんが来高の予定。仕事の関係で高知に行くと、先月、上京した折に聞いた。『ならば家に泊まって貰い、一杯やろうよ』と誘った。多分来るだろう。その時は猪鍋?カツオタタキ?「南」の大吟醸で歓待するつもりだが・・・・。

 

 

 

 

 

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バレンタインな夜は・・・

2017-02-15 | Weblog

2/15(水) 昨日のバレンタインディ、義理チョコを沢山頂いたが、その殆どは飲み屋がらみだった。来月が怖いね!と、云うと「期待してるわよ!」の大合唱が返ってきた。恐れを承知で云うと、誰から頂いたのか朧なんだ  。これじゃお返しのしようがないんで、全て忘れる水に流す、と云うのが一番いいかな?

昨夜は七時過ぎに「ちょっぷく」へ。ここでワインと生ビール、日本酒を飲んでから「せいじゅ」にてカラオケ。「せいじゅ」のママが足を骨折して入院とのことだが、詳細は不明。店は、ちょっぷく助っ人隊のマッチャンとフナッシ―が守っている。その二人も詳しいことは聞いてないとのこと。ママから電話で「骨折して入院するので、店をお願い」と頼まれたとか。分っているのはそれだけだ。

お願いをされて、気の毒だからと店を開けて、売り上げをすべて渡してやるとは見上げた心掛けなのだ。三年前になるか、ママさんが手術で一月ばかり休んだ。その時もこの二人が店を守っている。「人情に篤い人形町らしくていいや」とは、HOYA兄いと飲みながらの話である。

「せいじゅ」から「ローカーボ」へと廻り、最後に「ちょつぷく」に舞い戻った。が、これはYAMAちゃん店長の「帰りに寄るんだろうナ」の脅し文句に負けた所為だ。客の姿も疎らになった店で、『早くカラオケセットしろ ! 』と。みんなでカラオケ大会を始めたところ、残っていた客も姿を消したのであった(さぞや驚いたであろうが)。

             

                   左から、HOYA兄い&ヨッチャンの娘・店長&ヨッチャン

俺たちも相当酷いんだ。カラオケでも始めりゃ、客は帰るさ、と確信犯なんだから。一番唄ったのはYAMAちゃんだな、こう唄うんだと講釈を垂れて、しっかりマイクを握っていた。こうして、バレンタインな夜は更けていったのである。

帰宅は当然午前様、気が付けばリビングのカーペットで寝ていた。呼び出しがあったと、出掛ける家人に起こされたのは午前四時。おおご苦労さん、帰ったら起こしてくれよと、家人を送り出して蒲団に潜り込んだ次第。

 

そんな朝だが弁当作りは欠かさない。時刻の方は七時なっていたが、長女はお休みで弁当が要らない。飯も弁当一っ分は昨日の残りがあった。

菜の方は、挽肉を使った「ピーマン肉詰め」と「ハンバーグ」がメイン。これは昨夜から予定していた。鯖の文化干し焼き、パスタ・ジャガイモ・人参・シメジ・セロリのサラダ、卵はポテト・ベーコンのオムレツ風に。

                         

以上が今日のメニュー、これだけなのに弁当箱に詰めるにひと苦労した。

                           

 

 

 

 

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ボケも極まり・・・

2017-02-14 | Weblog

2/14(火) 今日の弁当は、昨日の予告通り「チンジャオロース」作りから始まった。時刻は六時丁度であった。ピーマンや筍を細切にして後は、冷凍の牛のチンジャオロース用の食材とで炒めるだけのことである。ここで、ご飯の仕掛けをしてなかったことに気付く。大急ぎで米を磨ぎ、電気釜のスイッチを入れた。

最初に仕上がった菜は「チンジャオロース」、これを邪魔にならぬように脇にどけた。次いで、ヒレカツと小エビのフライにとりかかるが、その前に残っていたゴボ天を揚げた。鍋に湯を沸かし、スナップエンドウと小松菜を茹で、稲庭うどんも茹でたが、これはパスタサラダ風にするのだ。キャベツの千切を水にさらしてシャッキリとさす。

トンカツと小エビをフライにしてからが・・・・。時間もあるので、もうひと手間かけて「カツ煮」を作ることにした。フライパンの一番小さいのをコンロにかけて、酒・味醂・醤油で出汁を整え、タマネギ・シメジ・長ネギを煮る。頃合いを見てトンカツを二枚だけ入れて溶き卵を廻しかけ、カツ煮が出来上がった。

                          

順調に菜が仕上がり、最後は弁当箱に詰めるだけである。ご飯とのバランスや、菜の並べをあれこれと考えながら詰めるのだが・・・・・。長女の弁当はカツ丼風にすることで全部収まったが、家人のほうが難しい。菜の量を減らしてなんとか詰め込んだ。

ああ~やっと終わったと、思ったら・・・・。なんと、最初に作った今日のメインであるべき「チンジャオロース」が、出番なく脇に忘れられていたのだ  。大慌てだが、スペースが、こいつが鎮座すべきスペースがないのだ

                            

ご飯を詰めて無理やり押し込むも、主役のはずがわき役もいいとこのチョイ役になってしまった。然しねぇ~、ここまでボケたかと悄然、茫然自失のオヤジであった。

                            

 

  ― 車中にて・・・―

未だ時々咳が、咳が止まらなくなることがある。特に出社後の社内でのことが多いが。電車の中でも一・二度そうなる 。今朝の電車内のこと、座席を確保して文庫を読んでいた。すると、喉の奥がむず痒くなってきた。こりゃやばいなと思って、鞄の中をまさぐり喉飴を探したが、無い・・・・・。

とうとう咳の奴が襲ってきやがった・・・ゴッホン!ゴホンッ!と止まらない。先週程の酷さはないが、咳は咳。前に立っていた姐さんが、右の方に3歩4歩と避けた。ご本は読んでるといっても、咳のゴホンは容赦がないのだ・・・・。

次の駅で席を立った。隣の車両に移り、マスクをポケットから取り出して掛けた。マスクを掛けてから周りを見渡す。と、なんと云うマスク姿の多さよ! 初めて気づいたのであった。

スマホを弄っているいる姿は、車中では90%以上じゃないかと思う。マスク姿はそれには及ばず50%ぐらいであったか。それでも多い。

オイラも最初からマスクをしとけばいいのだが、咳の回数が減っていると云うのと、マスクをするとメガネが息で曇るんだ。それが嫌なもんで掛けないんだが。廻りの迷惑と嫌な思いをさすことを考えれば・・・・。やっぱマスク・マンにならざるを得ないか。それよりも、早く良くなってくれるのが最良なのだが・・・・、

喉が気管が弱い、季節の変わり目は特にそうだ。「ちょっぷく」のYAMAちゃんによると「それやぁ、花粉症だぜ」と、薬までくれたのだが・・・・・。

昨夜は午後7時丁度に「ちょっぷく」に顔を出した。ワインを1・2杯飲んで帰るつもりだった。早い時間に客が入ったとのことで、店内は静かになっていた。ワインだけの心算が、日本酒を一杯やる気分になった。暫くすると、YAMAちゃんが「寒ブリだぜ、美味いから喰えよ」と、席に来た。これが運のツキ、2杯3杯とグラスが空いていった。最後は普段口にしない濁り酒まで一杯やる羽目になった。

                      

暇な店というのは困るよな、店主に無理強いされて飲まなきゃなんねえから。『ヨッチャンと一緒に俺の故郷へ来いよ、歓迎してやっから』そんなことを言ってると、ヨッチャンが「明日も来るでしょ?」と云う。そうか明日はバレンタインディだったか・・・・。でも、来月が怖いよ~。

てぇ云うことで、今夜も人形町安酒場巡りということになりそうだ・・・・。

 

 

 

 

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ブリ照り焼き

2017-02-13 | Weblog

2/13(月) 土曜日の帰宅は午前様になった。「ちょっぷく」でランチタイムの皿洗いを手伝う破目になったが、祝日と重なり客足は少なかった。云ったとおりだが、店長のYAMAちゃんは意に介さず。競馬放送を聞きながら馬券の検討で忙しかった。成果はトントンとのことだ。先週のような七十万近い馬券のゲットはそうそう転がってない。二匹目のドジョウは逃げた。

                           

夕方になって、何時もの助っ人隊の面々が休日出勤を終えて顔を揃えた。揃った辺りから、恒例の酒盛りが始まった。この日は焼肉ともんじゃ焼きがメイン。ランチの小鉢も沢山残っているが、誰も手を付けず残ったままになった。生ビールからサワー、日本酒が注がれたあたりからカラオケが始まった。

                   

そこそこに帰るつもりが、とうとう最後まで居残った。悪徳不動産のマッチャンから電話が入っていたのでコールするも出ない。23時過ぎになったので帰ろうと駅に向かう。その途中、マッチャンから電話「こま吉」にいるとのこと。終電まで少し間があったので、顔を出すことにしたのだ。

「高松」のミッチャン、平山電機の大将と見慣れた顔が揃っていた。暫く止まっていた咳き込みが始まった。悪い面々を前にした所為であろうか・・・・。ホッピー一杯だけで打ち止めにした。帰宅は25時になろうとする時刻であった。

土曜日の反動と云うわけじゃないが、日曜日、家人が早目に仕事から戻れば、自由ヶ丘か銀座をぶらつくつもりだった。が、帰宅したのは夕方。結果、一日中家に籠ったままとなった。夕方から晩飯の菜を軽二品ほど作った。これが唯一の生産的活動といえるか?

 

今朝の起床は六時前、六時から弁当作りとなった。今日は「ブリ」がメインとなる。一切れは塩を振って、もう一切れは醤油・酒・味醂で漬けにする。先週は肉が多かったので、今週は少し目先を変えたいと思う。思いはするが、レパートリーとやらが、やたらに狭いのだ・・・・。

小松菜があるので、これをどう食そうかと考える。煮たり炒めたりは散々やってきたのだ。漸く思いついたのが、刻み小松菜と豆腐の胡麻油炒めであった。油揚げがあればよかっが、残念なことに出払って帰ってこない。小松菜と豆腐を炒め、最後に卵を一つ割り込んだ。仕上がってから気が付いたのは、水気が多いこと・・・・。それやそうだ、トーフを使ってるんだから。味付けは。胡麻油・白出汁・醤油にしたが、使用量は適宜。

                       

そして定番の卵焼きは「厚焼き」にする。これだけじゃ物足りない・・・、と「豚バラの野菜炒め」を。野菜は、舞茸・キャベツ・タマネギ・長ネギ・ピーマンが少しづつである。味付けは塩胡椒と中華スープの素である。昨夜の菜、大根とイカの煮物も少々残っていたが、出番はこなかった。

以上で、二人前の弁当が完成した。明日は、チンジャオロース―の予定だが?今から明日のことを言っちゃ、鬼ならぬ鬼嫁が笑うか

                   

 

 

 

 

 

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晴れ間が・・・

2017-02-10 | Weblog

2/10(金) 昨夜、咳き込んで目覚めたのは一度だけだった。今日は朝から三本もタバコが吸えた。霜空に煙たなびくうれしさよ と、ばかりに吸いはいたのだ。漸く青空が垣間見えてきたようだが・・・・。

出勤途上、亡くなったと連絡を貰っていた金子昇氏のことを思い出していた。後輩のABE君から連絡があったのは二週間も前のことだ。近いうちに恵比寿の焼き鳥屋で会って、話を聞かせて貰うことにしたが、その日程も立ってない。

 

亡くなった金子氏とは、二十代の後半から資材局で同じ職場に勤め、同年令だった。厚木の在の出身でそこから通い、親から土地を分けてもらって家を建てたと記憶する。

本社時代、ABE君は金子氏の下に一時いたが、その後立場が逆転した。ABE君が川崎のセンター長の時に金子氏はそこの課長だった。その二人と、川崎駅で落ち合って一杯やってから十年になろうか。金子氏とその後に会ったのは、本社時代の課長を囲んだ会で一度会っただけだ。

ABE君と金子氏は、OBになった後も職場仲間で東海道を歩く会や山行会で一緒に遊んでいたと聞く。金子さんが胃癌で入院したとか、元気になったとか、情報を入れてくれていたが、年末のABE君からの連絡は「金子さんから電話貰ったけど、もうダメなようなことを言ってましたよ」だった。

思うに、ホスピス病棟に入院していたのでなかろうか。年末始を迎え、最後の帰宅と云うことは本人も自覚していたと思う。そして、お別れの電話をしたのだろう・・・。 ネコさんの冥福を祈る。

俺たちは何時逝ってもおかしくない、惜しくもない(私は)年齢だが、友人知人、先輩や後輩が逝くと淋しいものがある。年末の藤谷さん、年が明けてからの樋川さん、そしてネコさんと訃報がつづいた。次は俺の番かと思いつつ、生きる日々である。かといって、一日一日、日々を大事に生きよう、感謝で生きようなんて殊勝な心はサラサラない・・・・・。

俺の遺言代わりにビデオメッセージで、人形町「安酒場日記」で会社のホームページで流すか?。毎週一本、十分程度の尺で、酔っぱらいオヤジが、店の紹介から人生の機微、失敗や赤っ恥の人生を語る。時々は対談にして、HIROさんやパトロール隊のオヤジからギャラを貰って出演してもらうなんて。面白いと思うがな~・・・・。どうだろう ? スポンサー付くかな? スタッフも器材も揃ってるんだから、自前でやりゃいいか。

 

こういっちゃ、みもふたもないが、日々大事にしているのは安酒場巡りと弁当作りに尽きるからね。

昨晩は肩慣らしと云うことで、「ローカーボ」から「ちよっぷく」を覘きリハビリを開始した。リハビリなので、22時には切り上げた。漏れ伝わった情報では、「せいじゅ」のママさんが足を骨折、ピンチヒッターでちょっぷく助っ人隊のマッチャンが、カウンターに入ったとか。ママさんの足なんか俺の腕ぐらいの大きさだからな、さもありなんだ。

今朝の目覚めは五時、台所に入ったのは六時半であった。昨朝とほぼ同じ時間帯になる。

メニューは「牛小間のスキ焼風煮」、蒟蒻と新根ヶ布のピリ辛炒め」これは超辛になった。そして「ジャーマンポテト」「ホウレンソウの卵和え」「鯖文化干し焼き」以上。

                      

今日も有難いことに弁当二つ。お食べ頂き忝い、と云うとこだ。

                         

  ― 徒然に ―

午後、海老屋本店のAKIMOTO氏に久々に会ってきた。彼は脳梗塞をやってからはアルコールを断ち、ジムでの運動を欠かさないようにしていると言う。が、最近膵臓の数値や前立腺の数値がよくないと診断され、検査等に追われていたとのこと。少々、気になっていたのだ。

彼の自宅兼本店所在を置く、代官山の超高級マンションに近い「つたや」のサロンで、久しぶりに雑談をした。

リハビリの様子や日々のことなどを聞き、『趣味はなんだい?』と、訊ねると「ジム通い」と返ってきた。そのジムもオバサンパワーに圧倒されるとこぼしたが・・・・。謹厳実直な日々を送れるとは、それはそれで立派である。

仕事の方は殆どカミさん任せで、事務所にはあまり出ていないとのことだが、年末は業界関係の忘年会などに呼ばれる機会が多かったとか。そんな中で、若い人との会はいいね、と言う。「病気の話はしないし、活気があっていいよ 」と。確かに、年配者の会話は病気や介護、はたまたお墓の話と、夢を聞くことは希である。

 ホームページのリニューアルをしたい、との依頼を受けてから人形町に戻った。駅からそのまま喫茶店「ロリエ」に向かった。ここで、YOSHIOと遅いランチ兼コーヒータイムを取るのが日課のようになっているのだ。

『何時もセットお願いします。コーヒーはホットで』とオーダーすると、写真のようなランチセットがでる。何時もセットと言うのは、二人ながらランチセットを一つに、コ―ヒーを別に一つ。というセットなのだ。ランチセットは700円、コーヒーは400円。〆て1100円が二人のコースになっている。

                             

このランチセットのサンドやトースト、時にはホットドッグを二人で分け合う。と、小皿とホークを別に出してくれる。これを称して、俺たちは「貧乏オヤジセット」と呼ぶ。が、このランチを分け合うのを諍っていたのは過去になった。最近は、YOSHIOが三分の二、残りがオイラとなった。支払いはオイラが600円、YOSHIOは五百円玉を寄こす。これでメデタシメデタシ、五百円玉貯金が出来るのだ。

この店で一時間弱、仕事の進捗を訊き『君はスパースターだね!今度スパースターのバッチでも進呈しようか』などと与太を飛ばす。そして、馬の話とボートの話で締めるのが常である。帰り際に必ず皿を持って行って返すのは、安いセルフの暮らしが染みついた所為か、二人で分けるセットへの申し分けなさが為せるのか・・・・?。

 急に降りだした小雪にまみれながら社に戻った。デスクの上にメモが在った。「高松の女将さんが品物を持ってきました。冷蔵庫の中にイチゴが入ってます」と。AOKIに開けさすと、立派なイチゴが並んでいた。見るからに旨そうなイチゴだ。

『俺、礼を言わなくちゃなんねぇから一つ食べるぜ』と、一番立派なやつをにかぶりついた。勿論洗いもしないさ。甘い香りが鼻孔をつき、完熟の赤いイチゴが”食べてチョ-ダイと”脳味噌を刺激した。ウマッ、美味いぜーーーと叫んだね。甘さと香り、歯触りの柔らかさと噛み応え、口中に広がる汁の旨味。最高でした!  。

                             

直ぐに御礼の電話を入れましたよ。今まで食べたイチゴで最高の味わいでしたと。「よかった。お客さんで福岡に帰ってイチゴ栽培を始めた人がいたんで、美味しかったので取り寄せたの」と、女将は申しておりました。ご馳走様でした。

 

 

 

 

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小康に・・・

2017-02-09 | Weblog

2/9(木) 前日に比べて我が咳は、小康になってきた。字面がにてるんで敢えて言うが、小便じゃないから間違いのないように。とは云いながらも、思い掛けないタイミングで空襲警報の間もなく我が胸うちからジェットコースターのように噴き上げてくる。こうなると止まらない、咳まかせに咳き込むしかない。出勤途上の車中で一度、午後の来客対応中にも込上げてきた。それでも、昨日に比べれば噴火は半減した・・・・。

昨夜から今朝にかけての噴火は二度だけだった。お蔭で眠れたが、それでも睡眠不足だろう。頭と眼はボ~ッとしたままだ。何時もと変わらねぇじゃん、と言われれば返す言葉もないが。

体調が良くないお蔭で、酒場廻りも休暇を頂いている。そのうち、あちこちの酒場からお見舞いの品が山のように届くだろうと、物置を空けて待っているのだがねぇ。お返しも考えとかなくちゃと・・・、そんな心配しない方がいいか?

ともあれ、日々刻々と快方に向かうは間違いない。夜の帳も降りたようだし、今夜あたりから慣らし運転を始めた方がいいんじゃなかろうかと思案六方の最中だ。

 

さて、時化た話は置いといて、今日の「弁当」について報告する。報告するほどの値打もねえじゃねか、と言われるかもしれねぇが勘弁してくんな。

五時頃に起きてひとしきりの咳込みが。それが落ち着いてから煙草を一本・・・。すごい進化だよ、タバコに火をつけるなんて。今朝まではそんな気も起きなかったのだから・・・。本を捲って暫く時間を潰した。台所に入った時は、既にラジオ体操が流れていたので六時半を過ぎた頃合い。

実はラジオ体操の曲が流れるまで、弁当のメニューを決めあぐねていたのだ。こうはしておられんと、ラジオに急かされて次第だ。牛小間煮にするか、肉ジャガにするか、はたまたトンカツにしようかと。あちら立てればこちらが立たず、あっちこっち右往左往と繰り返して、脳味噌がクルクルパー(ゴルフなら大したもんだが)状態。それをラジオ体操が救ってくれたようなものさ。

迷いに迷いながらも消去方で、豚肩ロースの「トンカツ」に決した。そして、キャベツの千切、スナップエンドウとジャガイモの素揚げを添えることに。焼物にも迷ったねぇ~、迷った末に「冷凍のブリ照り焼き」と、イージーな線に落ち着いた。

野菜の方は「小松菜と薄揚げの煮物」、ウインナーも副え煮。最後の一品は定番の卵焼きだが、これがチョっクラ失敗。時間が迫ってきたので火を強いままで焼いたのだ。結構・日光に卵を溶くのもて丁寧に、ふっくらコンと仕上げるつもりだったのだが熱し過ぎて、上手く畳めなかった。味の方は上々ざんしたが

                             

と云うことで、今日は弁当二つでした。明日は牛小間を使うが、肉じゃが?それとも牛煮?。 またしても明け方からハムレットの心境か? 他に悩みが無いから、こういうことになるんだろうネッ

                               

そえじゃ、これからリハビリに繰りだしま~す・・・・・。

 

 

 

 

 

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咳・咳・咳が・・・

2017-02-08 | Weblog

2/8(水) 電車に乗って席が空いていると儲かったような気分になる歳になっちまった。が、その車中で咳き込んでしまっちゃ顰蹙もんになる。そんなことを恐れ、昨夕は早目に帰宅したが、その恐れていた咳が・・・・。冷や汗もんと云いたい処だが、冷や汗どころじゃなくて、息苦しくて四苦八苦の赤鬼に。

蒲団に入っても、二時間毎に咳き込みが襲ってきた。二時間ごとだぜ!二時毎だ。激しく咳き込んで、やっと小康状態になる。漸く眠りがやって来る・・・、とまた逆巻く怒涛の如くに咳き込みの襲来だ。首を絞められた鶏の断末魔のように咳き込む!苦しいし眠れないのだ。これが、朝までつづいた。

気の長さにかけちゃ天下一品の俺様も、このしつこい咳には流石に腹が立った。このヤロー   勘弁ならねえと。そんな次第で、今朝は一番で近所のクリニックに行って受付を済ませ、席に座して咳を堪え順番を待った。憎ッくき咳ヤローを懲らしめるために。

一通りの問診や聴診、症状に応えてから胸のレントゲン撮影となった。その写真を見ながらお医師が言う「左下の肋骨上に出ている影が気になるんですよ」と。その結果、総合病院でCTを撮って貰うことになった。それじゃ早い方がいいと、所縁の五反田にある病院あての紹介状、ついでに予約状況まで確認して貰った。

お医師会の策略だろうと推察するが、大病院にいきなり行くと初診料だけで5400円が要るらしい(近所のクリニックでは、レントゲン代も含めて2500円程度だったのに)。11時までに受付を済ませば診察できるとのこと。咳は銭に代えられぬと、五反田のダイナミックループ病院に駆け付けたのであった。

10:30に無事受付完了、順番札を貰って待合室に入った・・・・・、ここからが長かったよ。なんと二時間だ。予約を取ってないので文句は言えんが。待ちましたよ、診察室の表示板にF03番のランプが点くのを。判明したのは、オイラの番号はこの日の外来患者のドンケツと云う事実だった。

漸く呼ばれて診察室へ、それが女医さんなんだ。四十頃かな?三十代後半?、なんだか不安になるよネ?症例はこなしてるんか、腕はいいか?と。別に霞ヶ関GCのような女性区別主義じゃないけど・・・・。でもネ、よくよく顔と体型をみるとAKIさんに似てるんだよ。それで一安心、オイラの残り少ない人生ながら委ねよと。

AKIさんと云うのはね、うちの末っ子が通ってた中・高学校のOGでバレーボール部のコーチだったのよ。娘はしごかれてたけどネ、なかなか安心・信頼感のある女性なんだよ。年末に我が地元のJVCに息子が入部したとのことで、十年ぶりぐらいに会えたが。その姿と女医さんが重なったね。

ちょいと太目、それも固太りのタンク型というのは安心感を与えるのかな? AKIさんはこのBLOGを知らないと思うが、知ってちゃ拙いよな・・・。

余計な話が長くなったが、先ずはその女医さんに安心感を抱いたと云うこと。クリニックで撮ったレントゲン写真を前に説明を聞く。「心配だという部分は影が写ってるだけでしょうから問題ありません」とのことだが、咳がつづいてることもあるのでCTを撮って貰うことにする。

咳と云えば、十年も前からそうだし、風邪を引くとてき面に酷くなる。が、これだけ酷くなったのは今回だけかな? CTの撮影後、再度診察室へ。ここでCTの画像を前に改めて説明や解説が・・・、「レントゲンでは見えてなかった処で、右側の下にある部分が気になりますね」と云い、幾つか質問される。

「癌とか肺炎の心配はありません。だけでこのでっぱりのところが気になります。血液検査とレントゲン、痰をとって検査をしましょう」となった。レントゲンを撮り、血を抜かれたのであるが、診察料と薬代で〆て17500円程だった。これにクリニックでのお代が載ると、二万両のお足が・・・・。

お足のことはどうでもいいが(よかねえって)、気管が悪いのは間違いない。とっとと治してほしいもんだが、薬を飲んで効果有りやナシやの一月、それから再度の受診となった。

咳き込むのは廻りに気を使うよ、マスクをしててもね。熱はないし、血圧も普通だし。と云うことは、酒もタバコもいいんだろうが、酒飲んでもタバコ吸っても咳・咳・咳のオンパレードじゃ興ざめも甚だしい。ここは喉が黙るまで、隠忍自重か!

 

前夜から二時間ごとの襲撃に耐えて、ようよう朝を迎えることができた。先ずはメデタイ  ! 弁当だ とばかりに、台所に向った。

前夜に贖った肉三種(味付き焼肉用・牛小間・豚肩ロース)の中から、味付き牛肉を選んだ。これをタマネギ&エノキに一緒にフライパンで炒め焼きにする。野菜は「キャベツの千切」「ホウレン草のお浸し」。

                        

魚は「冷凍塩秋刀魚」、サラダは「パスタ&ポテト・人参・キャベツ・ゆで卵のオリーブ和え」、卵は「土佐のスクランブル風」、以上が今日のメニューでした。

                          

今日は二人分のお弁当です・・・、長女用は焼肉丼風弁当になった。旨さとボリューム感一杯で、満足することこの上なし。と言いたいね!

 

 

 

 

 

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