2/23(木) 朝方に夢をみていたが、意味不明なストーリーやシーンがつづいていた。目を覚ましたのが先か、スマホの呼びだし音が先だったか、定かでない。
スマホを手にすると、妹からの電話だ。真っ先に浮かぶのは老母のことだが・・・。なんと、叔父が亡くなったとの知らせだった。親父の弟で、兄妹の一番下だった。順番からいけば、まさに一番最後に亡くなった。三十八歳で亡くなった武本章の父親、我が家の隣の武本家に婿養子に入り、親父同様にこの地で死んだ。
若い頃は中々の遊び人だった。道楽に鉄砲をやり、その仲間の保証人になって夜逃げをされたことも。子供がローソクを使って火事になり全焼と、色々あったが、一番の不幸は章の早逝だったろう。齢を老いてからは、親父と一緒に車であちこちに遊びに出るのが楽しみで、帰ってくると兄弟で一杯やるのが常だった。
親父が先に逝き、叔父も家中に引き籠ることが多くなった。娘二人は他所に出ているので何かと不自由もあったろうが、マイペースで暮らしていた。好きな酒も飲めなくなり、一年ほど前から老人ホームに入ったが、すっかり元気も失くなり車椅子の世話になっていた。今年見舞った折には、横になったままで起き上がる元気もなかった。
気圧の谷が近づいたことも影響があるようだ。こんな時には老人が逝くと、家人は云う。葬儀場はどこもも混んでいるとか。そのとおりであろう・・・・。
明日の夜が通夜、明後日が葬儀に決まったと連絡があった。すぐにでも帰郷して、諸々の手伝いをしなくちゃならいが、こっちはこっちで予定がある。明日の一番便で帰る旨、伝えた。
今頃、先に逝った兄・姉やに迎えられ「アリヨシ、おまんもとうとう来たかよ」と、そして先に逝った妻や息子との再会をしているだろうか・・・・。此の世に残っている俺は、八十九歳で逝った叔父貴の冥福を祈るばかり。
訃報にもめげず、今日も弁当作りだ。今日のメニューは「カツ煮」と「キハダマグロのオリーブオイル焼」「椎茸・小松菜・油揚げ・竹輪の煮物」と「焼きタラコ」である。
昨晩、学芸大学駅に着いたのは22:30分。HOYAの兄貴と「ローカーボ」「ちょっぷく」と廻ったが、兄貴は今朝が早いと言うので早い切り上げとなった。
これが正解だ。駅前の東急ストアで牛小間、キハダマグロ、タラコを買い、さあぁ帰ろうと・・・。駅横の「さぼてん」が、最後のセールと50%引きの札を掲げていたのだ。
この時間までサボテンが頑張ってるのは珍しい。売り切りたかったのであろう・・・、じゃ協力するかと、最後のトンカツ二枚を買った。この瞬間に「カツ煮」が決定した。本当なら、牛小間炒めがメインになるはずだったのに。
と云うことで、今朝も手際よく弁当作りは進んだ。なんの迷いも、ためらいもない。さくさくと事は運び、弁当二つが仕上がった。飯は、鍋で炊いたので、完成までの所要時間は三十分。スピードを競う必要もないので、こんなものでいいだろう?
今日の食材は、出来合のトンカツ二枚、卵二個、タマネギ一ッ、シメジ少々、キハダマグロの薄切が一パック、明太子一切れ、椎茸三枚・小松菜二株・薄揚げ半分、竹輪四切れ、こんなところであったろうか。味付けは、白出汁・ウエイユ・味醂・塩胡椒・醤油・オリーブオイルであるが、何れも少々である。
長女の弁当は、例によって「カツ丼弁当」と相成った。
俺とYOSHIOのランチタイムは、老夫妻(?)が営む喫茶店「ロリオ」のことが多くなった。ここのランチセット、コーヒー付きのサンドイッチor トーストで600円か700円。これを一つ注文し、コーヒー(四百円)を別に頼む。二人でランチセットを分け合うのだが、「何時ものセット」で通じるようになっている。
yOSHIOから五百円玉を受け取り、後の600円は私の持ち分となる。これで、今日も五百円玉が一つ確保できると云う次第だ。今月の五百円玉投入数は、今朝で113枚となった。月間の予定数を既にクリアできた。あと半年で、目標額をクリアできそうだ。
今夕は、KIYOTA大兄と後輩のTAKAHSHI君で一献交わすことになっている。先月の予定だったが、大兄がリハビリの頑張り過ぎで筋肉を傷め延期になっていた。久しぶりに元気な大笑いと、バカっ話しにオヤジギャグの連発が聴けることだろう。
明日は今月、再度の帰郷。家を五時半には出なくちゃならないのだ。日曜日の帰京となろう、故に弁当はお休み。週明けの月曜日~木曜日まで、沖縄の離島に遊ぶ予定だ。月曜日も五時半に家を出なくちゃならない。そんな次第で、弁当は三月三日の雛祭りまで休止。暫し、暇を頂戴する。