オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

オムスビ&丈夫卵

2012-04-26 | Weblog

4/26(木) 今日はオムスビとなった。実は、帰郷のため今夕から高知へと旅発つ。帰京は5月1日となるが、弁当箱を持ちたくないのでオムスビの登場。

昨夜帰宅前に、学芸大学のスーパー・東急ストアに立ち寄り鮭とタラコを買っておいた。準備万端・用意周到なOyajiであった。

鮭やタラコを焼くだけでは面白くも無いので、肉味噌を作ることとした。挽肉に刻みネギ・生姜、酒と醤油・味噌に砂糖を少々加えてフライパンで炒めるだけのことだが。それに、ゆで卵・スナップインゲン・卵焼きが今朝のフルラインであった。

                       

卵焼きは趣向を変えて、胡麻&出汁&刻みネギ入りとしてみたが、さて味はどうなるのか?オムスビは、上品に小さめにする。小さなオムスビが十二個ほど出来上がり完成となった。ゆで卵は、先日伺った益子の丈夫卵である。

23日、「生命農法研究会」を訪ねてこだわりの養鶏を見学をさせてもらった。ニワトリは、卵を生むために品種改良が重ねられてきた。その結果、体にかかる負担が増え、病気に掛かり易い体質となったようだ。

ヒヨコが母鳥から貰う免疫力の効果は三日間ぐらいだそうな。それ以上過ぎると、病気に掛かるようになる。鳥インフルエンザなどという病気があっという間に蔓延し、大量死にいたるニュースを目にしたりするわけだが。

それだけひ弱なニワトリを、親鳥にして卵を産ませていくためにはそれなりの手当が必要となる。一般の養鶏所では薬品を使って鶏の命を永らえているようだが、生命農法研究会は、自然界から生まれるもの(組合せ)で強い鶏を作っていた。

それは、水・餌・鶏舎の環境・管理方法等と長年に渡る研究と実践から生まれている。卵が腐らない、米酢に浸け置いても溶けない、不思議な力を持った卵(丈夫卵という)であった。

鶏舎は普通臭いが酷いものだが、ここの鶏小屋は匂わない。雨の中を鶏糞置き場も見せて貰ったが、嫌な匂いがなかった。自然で健康な餌と配慮が届いた環境で育った結果であろう。

卵酢を作ってみようと生協の卵(米酢)と丈夫卵(スダチ酢)を瓶に入れたのが四日前。丈夫卵の殻は未だ溶けない。実は三週間ほど前にも、丈夫卵を酢に浸けたが、殻は溶けたが皮膜が溶けない。溶けないと困るのだが、溶けない。それだけ生命力の強い卵と思える。

                           

                               右:「丈夫卵」

実は、私は大の卵喰いなのだ。弁当の定番メニューが卵焼きからも押して知るべし。子どもの頃は嫌いでした、中年になってから何故か卵料理が好きになったのであります。丈夫卵を買ったとき、先ず「卵掛けご飯」と「目玉焼き」にした。正直、味の違いは良く判らなかった。

そこで、生協の卵と丈夫卵を食べ比べた。それでも味は、よく判らなかった。殻の硬さ、黄身のふくらみ、白身の粘りなどの違いは分かる。しかし、肝心の味の方が・・・。処が「ゆで卵」にしたとき、この卵のよさ、味が判った。柔らかな卵のかおり、ふわっとした食感・・・これだ、と思ったね。

家人は、体質的にエビ・カニの類や抗菌薬に弱い。それが、この丈夫卵については全く違和感が無いと云う。これまでの卵には多少違和感を感じていたということだが、「抗生物質を使ってないせいかしら」と言った。

高知から帰京したゴールデンウィークは、この卵を使って究極の「茶碗蒸」と「プリン」つくりに挑戦しょう・・・。何とも安くて実用的なオヤジ流の休暇の過し方ではないか・・・。

 

コメント
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