オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

帰京を控え・・・

2023-01-21 | 弁当

1/20(金)帰郷して十日、帰京まで四日となった。予定した畑仕事は進まず、柑橘樹の剪定もままならずの状況は相変わらずだ。

我が家の綺麗でもない車庫脇の文旦は八ケース程収穫して熟成のため保管。川向こうの畑に今日はじめて行ったが、文旦・小夏の木に病気がでていた。農薬散布でもしなければ温州・文旦などのミカンの木が駄目になりそうだった。だが、そんな時間がない。明後日あたりから天気は下り坂、おまけに寒波襲来とか・・・。

雨で三日ほど作業をしなかったので、これがスケジュール遅延の最大要因だが、働く方もチンタラしているからね。一昨日は思いがけない突風で資材小屋の屋根が壊れ、昨日はこの修理に大方一日を要した。予定外の出来事は常について回る。

田圃畑の野菜たちは順調に生育と云いたいが、種蒔きが一ヵ月も遅れてのことだった所為で寒くなり、収穫はまだまだ先になる。草引きに施肥、ジャガイモ用の畝作りが専らである。有機肥料に化成肥料など入れて三月の種芋植えに備えている状況だ。

               

           この写真の間引き野菜を毎日のように食している。

写真の大根・蕪・タマネギ・ほうれん草が植わっている先の、空けてある畝にジャガイモを植えるのだが、近辺のホームセンターにおいてある種芋が三種しかない。キタアカリ・メークイン・男爵だけなのだ。他の物はネットで取り寄せるしかないが・・・。

田圃畑は水はけがよくないので、ジャガイモの生育に心配をしている。植え付け前であるが、田圃後は畑と土質が違うので、そこが気掛かりなのだ。

何はともあれ、三月以降の農事計画表を作って時期遅れがないように進めなくては・・・。何事も段取りが不可欠。想定外のことはまま発生(資材置き場の屋根修理とか)するので余裕を持って!。

 

俄か百姓は頭だけ先走りして、体と行動がついていかない。何時ものことながら、帰京が迫るとあたふたしています。

 

 

 

 

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悲しい哉・・・御子柴さんの死を悼み

2023-01-19 | 弁当

令和五年1月18日(水)BLOGを記すのは帰郷以来となった。10日に田舎に戻り細々と畑遊びなどで過ごし、一週間が経過したことになるが、全て遅々として進まず。雨に三日も降られて田圃畑に入るのは泥んこになるせいでもある。

前夜も深夜に雨音がした・・・。だが、明けると晴天、今日の午後実験用に有機たい肥作りの実験畝を作っていたら資材置き場の屋根が強風ではがれた。夕方に広勝に見てもらい、明日修理をすることになった。一昨日、資材置き場の整理をし、屋根の雨漏り場所を補修したのが災いしたか。

骨折をして以来、長く次女の処に行っていた従姉のかっちゃんが、自宅に戻ったのが先週の土曜。その後も体調不良だったが、今日はデイサービスに行ってから戻ったので、体調を訊くと元気だった。夕食を一緒し、軽く燗酒など飲んだ。そんな一日が終わる頃にメールの着信音が・・・。

暫くしてメールを確認すると、JUNKOさんから。なんと訃報の連絡であった。

四半世紀以上も前、と云っても、ついこの前のような気がするが。サラリーマン時代に職場を一緒にした御子柴君が、独居自宅で倒れて亡くなったとの連絡であった。只々、残念というしかない。

当時、現場仕事のチームリーダー(課長)の一人だった彼は、理知的に物事を考え、やさしいタイプで異色とも思えた。海千山千の強者スタッフをまとめて成果を上げるために苦労をしていた。そんな彼らと、職場を別にしても交流がつづいたが、一人二人、三人と冥途に発っていく。生きとし生けえるものの宿命とはいえ、残念な思いである。

御子柴さんはサリーマンを退職した後、社会福祉や障害を持つかたのお手伝いをされていた。サラリーマン時代と違い、時には私に憎まれ口?をたたくような可愛げがあった。

数年前、私は函館に旅をして丁度桜が満開の松前城を歩いていた時、携帯が鳴った。御子柴さんからで「JUNKOさんとお付き合いをさせて頂くことになりました」との声が!。電話口で思わず大笑いをしたのであった。奥さんを亡くしてから長いし、JUNKOさんもひとり身(両親の世話をしていた)になっていたので何の問題もないが、JUNKOさんは皆のアイドル、象徴的な存在だった。皆から恨まれなければいいがと、少し心配もした。要らぬお節介ながら。

コロナの所為や私の田舎暮らしも相まって、御子柴さんに会った最後は一昨年の初夏、田辺さんの墓参に数人で行った時が最後である。蛇足ながら、その帰途、川越で鰻屋さんに寄って食事をした覚えがある。

当時の職場仲間、その後は友人達が一人、また一人と亡くなっていく。歳下の御子さんまで逝くとは・・・残念と云うしかない。

そんなメールがあったからか、先ほどうたた寝をしていると夢をみた。

私は死んでいた。その死後の世界のなかで、今までとちっとも変わらずに街を津川さんと歩きながら「死んでも何もかわらないね」と、喋りながら死後の世界はこんなものかと、なんにもかわらず未練心もないんだと、死んでいる自分に言っていた。

帰郷前、長女一家が食事に来て云うに「お父さんが死んじゃったと、ワアワア泣いている夢をみちゃった」と、長女の瑞希が言った。早晩死ぬさ・・・と応えたが、ワアワア泣いてくれるものが一人いるだけで十分だと思った。

生きとし生けるもの、みな成仏するのみか・・・。それでも若い人が逝くのは残念だ。御子柴んさんに合掌、ご冥福を祈ります。

 

そういえば、今日は大星さん(徳島県板野町の先輩)の三回忌だった。安らかにお眠り下さい。

 

 

 

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帰郷

2023-01-09 | 弁当

令和5年1月9日(月) 正月早々の三連休は今日まで。明日の午前便で一ヶ月ほど空けた田舎に戻るが、畑の手入れと柑橘の剪定を二週間で済ませて(どこまでやれるかは?)帰京する。そして、二月末まで江戸暮らしと決めている。

師走から正月にかけて連日のように飲み食いがつづいた。鈍った体を動かし、重労働を科した胃の腑を休めるには二週間は短いかもしれないが、厳冬期になり雑草もさほどのことはなかろうし、義母の容態もよくないので東京に戻ることにした。

新年の計画では、今年から酒場廻りは週一にして清廉?な暮らしをすることにしたが・・・。そして、田舎で野菜作りの勉強?体つくり?の生活をする。???ばかりで、どいう結果になろうか、これも?だが。

 

昨日、津川さんからの連絡で世田谷の砧にある妙法寺へ。ここに眠る故黒田君の墓参に行った。八年前の一月七日、東大病院で働き盛りの身を没した。当時の前後の日々を日記で読み返し、記していない細部が甦った。この頃は、会社を畳むとは努々なかったが。

墓所に奥様も来てくれ、立ち話ながら子供たちの成長した様子を伺うこともできてよかった。私の中では風化した出来事だったのか、津川さんから連絡があるまで命日のことを失念していた。赤面の至りであった。

 

先週木曜日、吉祥寺で津川&花岡さんと午後一時から歓談、そして四時、網代さんとハーモニカ横町の居酒屋で二時間程歓談した。金曜日は人形町の馴染の店を保谷兄いと廻り、土曜日は地元学芸大学で末娘が小学生の頃に所属したバレーボールチームのオヤジ達との歓談。帰郷前の今夜、末娘夫妻が一杯やりにくるとのこと。

胃の腑が落ち着く間がないとはこのことだが、今宵の摘みは何がいいか?未だ思案中である。

 

そんな日々も明日からお休みを頂いて(弁当は作る)、いざ帰りなん故郷へGOO!。野菜がどうなっているか、そればかりが気掛かり。それに、吊るしたままの干柿が三十個、これもどうなっていることやら・・・。

次回は、田舎での様子をお届けします。

 

 

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令和五年を迎え・・・

2023-01-01 | 弁当

令和五年元旦 零時を過ぎて新年を迎えたが、特段の感慨もなく迎えた。先ほどまで末娘夫妻が来ていたが「おめでとうございます」の挨拶をして帰って行った。その帰りの挨拶で、年が改まったと知る程度のことである。

新年早々は年賀状となるが、年賀状の儀は止めている。虚礼廃止とかの世迷言に便乗したわけではない。年賀状も、中元・お歳暮の類も含めて虚礼とは思っていないし、意味のあることだと思う。ただ、終末に向けての一歩と云う次第で、年賀状は止めにした。何卒ご容赦頂きたい。

これまでの私の年賀状、どちらかと云えば日頃のご無沙汰と、存在証明のようなつもりで記してきた。それもそろそろ欠礼をする時期であろうし、これまでの生き方と違う道へと歩む一歩。様々なしがらみから離れて田舎暮らしを中心にしようと思うのである。

家族とは離れ離れとなるが、命を終える頃合いに一人暮らしでは周りが迷惑するであろうから、東京に戻ることになろうが・・・。

 

新年早々に明るくもないことを記したが、新年にあたり我が思いと理解いただきたい。

最後になり恐縮ですが、

 「明けまして おめでとうございます」 皆様のご多幸とご健勝を心より願います。

 

 

 

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