8/31(火) 散歩を始めて一月が経過した。我が体調には何の変化もなし。何となく今朝は散歩に出なかった。代わりではないが、暇にあかせてオニギリと出し巻き卵を作る。
何となく、と記したが、当初の散歩ルート「目黒区の公園を訪ねる」が日曜日で概ね終り、目的地の設定ができなかったことによる。明日からは、碑文谷公園の散歩とグランド周回ジョギングとする予定。
昨日は午後から都市対抗野球の応援に駆りだされ「後楽園ドーム」へ行った。都市対抗はかって勤務した会社で、野球部員の部下を持って以来か。久し振りの社会人野球だった。応援するチーム、日本製紙石巻は残念ながら敗れたが、ゲームは面白かった。大応援団で、チケットを貰い入場するのに一時間も並んだのには参ったが。
さて、日曜日の散歩。湿気が少なく爽やかさを感じる朝だった。暇に任せて等々力不動・等々力渓谷に向かうこととした。8時15分頃から歩き始め、目黒通りを下る。目指す不動は、目黒通りが終わり環八を越えた処となる。所要時間は40分と見積もる。
目黒通りを下る途中、中根交差点を過ぎた辺りで「九品仏」への案内石碑があった。江戸末期に作られたものか。面白いのは、このあたりは日蓮宗の信徒が多く、この碑を建てるにあたって相応の根回しや布施をした、とあった。こんな事を知るのも散歩の愉しみ。
途中、屋敷森が残されているのを見つけ「神社か公園」かと思い回り道をする。意外と色んなところに大きな木が残っている。そんな木には大概「保存樹」の表示があり、行政の取り組みが伺える。
目黒通りと環八の交差点につくと45分が経過。ここから等々力不動は目と鼻の先である。
交差点
「等々力不動」は渓谷の瀧の轟く音から、轟の瀧・轟不動が転じてともある。弘法大師や役の行者に縁があると記されている。私も年に一度や二度は訪れる処である。
等々力不動山門
参拝の後、等々力渓谷へと辿る階段を下る。と、其処が轟の瀧が落ちており、社が建ち、かつての修験の場である。
渓谷は都心に在ると思えない閑寂さを何時も湛えている。此処の由緒書きを眺め、静寂を愉しんで不動の対岸にあたる急な階段道を登った。「野毛公園」へ260mの案内板がある。これに釣られて公園へと向かう。
公園の入り口に片腕が羽根の形の「羽ねを持っ女」のブロンズ像がある。どんな意味があるやら考えもしなかったが、面白い。公園は野球グラウンドやプールまであるが、目を引いたのは「古墳」。野毛大塚古墳が保存されている。古墳を見学し、公園をひと回りして環八を渡って帰路に就いた。
さて、これからどう云うルートで何を目指すか、これが問題である。時刻は既に10時となっている。それに、段々と暑くなってきた。目標や目的が明確でない行動は疲れる。散歩とは云え目的・目標は大事なのだ・・・。
「ぶどう園」先日閉まっていた小杉農園を目指し、そこで葡萄の一房か二房葡萄を狩って帰ることにした。となれば駒沢公園を目指し、駒沢通りを上がればいいのだ。
玉川小学校を覗いて、環境がよさそうだど一人ごちって歩く。意外と農地や空き地が残っている。途中、東京都市大学なる学校の前を抜けて、深沢から駒沢公園通り、駒沢通りに合流する。
玉川小学校
駒沢公園を過ぎ自由通りを抜けると、目指す八雲の小杉農園は直ぐだ。路地をぶどう園の方に入ると、入り口に「今年の葡萄狩りは28日で終りました」と書いてある。農園を覗くと、先日は枝から袋掛けが沢山ぶら下がっていたのに何にもない・・・。
昨日の土曜日が最終だった。残念・無念、後はとぼとぼと帰るだけか・・・。帰宅するとお昼前となっていた。先ずはビールか!となった。