4/21(日)日曜日の今日、朝から雨がつづく・・・。こんな雨の日は、買い物に行くぐらいが関の山。
日曜日と云えば休日、勤労者の皆様の大半は体を休め、或いは行楽や映画に買い物でもする一日かな?。こっちは、365日が日曜日の暮らしである。で、ありながら、ここんとこ仕事の夢を見ることが多い。殆どが冷や汗をかくようなシーンばかり・・・。これも辛いものがるんだよ、目覚めてから一生懸命言い訳など考えるんだから。
さておき、ブログを一か月近くもアップをしてないことになる。先月の25日に保谷兄いへの敬意を込めて記して以来だ。特に理由もないが、畑や飯つくりに時間を要すると落ち着かなくてblog を記す気が起きないのだ。気になりながらもキーボードが打てない!。
昨夜からの雨で、今日は一日中のんびりと過ごすことにしていた。そんなことで朝から、ご無沙汰だったblogでも打つ気になっていた。とはいえ、さしたる話題があるもなしだが・・・。
山里もすっかり春の陽気で、これはこれで畑作業が多くなる。と云うよりは、追われている!。春夏野菜の育苗した苗の管理、畝作りに植え付け、追肥や草引きと枚挙に暇なし。まああ、チンタラやっている所為でもあるが。
昨日の午前は生姜の植え付け、午後から延び延びになっていたミカン畑で草刈りをした。小さな甘夏と小夏ミカンの収穫もと思って畑に出ると・・・、なんと小夏が半分くらい喰われて皮が樹下に散乱していたのだ。
最初は、ハクビシンか狸の仕業と思っていたが、木に残った皮を見る限り鳥が食べた皮のようであった。そういえば、さっきひよ鳥が枝にとまってうろついていた。それにしてよく喰ったものだぜ。
小夏と甘夏は五月に入ってから収穫するつもりだったが、妹から早く獲れと急かされていたのだ。残り少なくなっていたミカンを収穫した次第。
庭先でのホットなニュースが一つ!。なんと諦めていた枝垂れ桜(かの有名な三春滝桜の子孫と云うことだが?)が、5~6輪咲いていたのだ。殆ど気付かないぐらいの小さくて白っぽい花に気付いたときは「驚き桃ノ木山椒の木」だったよ。今年咲かないと伐っちゃうぜと言い聞かせた成果?。
十年以上にもなるのに咲かなかった、土壌か気候なのかと思うしかなかったのだ。憧れていた三春の滝桜を見れたのは、東北大震災の翌年の春だったはずだ。取材で気仙沼に向かう途中で立ち寄り、満開を過ぎて、葉桜に近い時期ではあったが、それでも満足した。そこで、幼木を買って田舎に送って植えた木である。
滝桜の子孫で印象に残るのは、女性登山家で三春町出身の田部井さんの埼玉の自宅を訪れた折、庭に綺麗に咲いた枝垂れ桜があった。それが、滝桜の子孫だと聞かされていたのだ。その時の桜のように薄紅の見事さとはかけ離れているが、取り敢えず咲いてくれたことが嬉しい!。
取材で訪れた方、先輩や友人と遠くに旅立た人は増えていくばかりだ、何かの折、ふとした瞬間、甦ることがままある。そうした時、共有したシーンを思い返すのである。心の中に、脳裏に全ての記憶が現存している。
こんな雨の日は・・・、過ぎ去りし日々の中に戻ることが多い。