木曜日(3日)のニューヨーク株の動きを分析しながら「あれっ?」と思ったことがある。
原油相場が一時は$55.20と昨年10月の$55.67まで接近したのに、株価は大きく反応せずにNYダウはむしろプラスで引けたことである。市場の関心は日本時間の今夜、発表になる雇用統計の方に関心が向いた。2月は22万5000人の雇用増というのがエコノミストの予想の平均値。これより上回ればドルが買われ、インフレ期待を沈静させると読むのか、景気の強さに目がむいて金利上昇を嫌気するのか?
この問題は明日に譲るとして・・・。
この日は帝国石油+4.65%、AOCホールデングス(5017)+3.60%、国際石油開発(1604)+3.51%とエネルギー関連株の3羽烏が人気を集めた。
特に注目されるのは国際石油開発の足取りがはじめて、帝国石油のように軽くなってきた。時価総額1兆円の株が、住友金属と同じような動きをし始めた。これまで上値を抑えてきた売り物が、機関投資家と外人の吸い上げで足取りが軽くなっていくのではないか。
「エネルギー関連でなにを買うか?」という問いには、迷わずこの銘柄の中期投資を薦める。日本を代表する石油メジャーである。先週の「トリトンスクエア通信」(2月23日号)でも、この株とエネルギー関連への投資を詳しく書いた。昨年11月の公開時からの注目株で価値は90~100万円とみた。会社は円相場100円、原油価格40ドルで第4四半期の予算を立てているので、ここで説明するまでもなく、大幅な増額修正になる。
本日公開のファーストエコ(9514・マ)は公開値75万円に対して150万円カイで終わった。
エネルギーの新時代をつくる銘柄である。
原油相場が一時は$55.20と昨年10月の$55.67まで接近したのに、株価は大きく反応せずにNYダウはむしろプラスで引けたことである。市場の関心は日本時間の今夜、発表になる雇用統計の方に関心が向いた。2月は22万5000人の雇用増というのがエコノミストの予想の平均値。これより上回ればドルが買われ、インフレ期待を沈静させると読むのか、景気の強さに目がむいて金利上昇を嫌気するのか?
この問題は明日に譲るとして・・・。
この日は帝国石油+4.65%、AOCホールデングス(5017)+3.60%、国際石油開発(1604)+3.51%とエネルギー関連株の3羽烏が人気を集めた。
特に注目されるのは国際石油開発の足取りがはじめて、帝国石油のように軽くなってきた。時価総額1兆円の株が、住友金属と同じような動きをし始めた。これまで上値を抑えてきた売り物が、機関投資家と外人の吸い上げで足取りが軽くなっていくのではないか。
「エネルギー関連でなにを買うか?」という問いには、迷わずこの銘柄の中期投資を薦める。日本を代表する石油メジャーである。先週の「トリトンスクエア通信」(2月23日号)でも、この株とエネルギー関連への投資を詳しく書いた。昨年11月の公開時からの注目株で価値は90~100万円とみた。会社は円相場100円、原油価格40ドルで第4四半期の予算を立てているので、ここで説明するまでもなく、大幅な増額修正になる。
本日公開のファーストエコ(9514・マ)は公開値75万円に対して150万円カイで終わった。
エネルギーの新時代をつくる銘柄である。