ガッツ藤本(藤本正人)のきょうのつぶやき

活動日記ほど堅くなく、日々の思いをつぶやきます

商品化に関して このごろ思うこと

2010-06-16 10:30:25 | かんじたこと、つぶやき
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昨日の講座ではないが、 命も値段がついて、「商品」になっている。

商品はいやなら買わない。
もっとよいのが出てきたら換える(買える)。
買い手の判断で、どうにでもされる存在である。

今朝、日本サッカーチームの岡田監督の特集をやっていた。
「岡田やめろー!!やめさせろ!」
W杯前の練習試合で連敗した数週間前のファンの言葉が映し出される。
そして、そのあと
「岡ちゃん、ゴメーン。いいぞー!!」
と青いシャツのファンたち。
(カメルーンに勝利したから。)

それをみて思った。
この人たちは、同じことを雇用主にされたらどうなんだろうか・・・?
そして、思いだした。
政治家も同じく商品になってしまったなぁ、と。

若い、フレッシュのほうがいいんである。
かわいい方がうれしいんである。
年季も経験も実績も選挙でそれほど評価されない。
飽きたら換える。
ただ、それだけである。
テレビチャンネルをかえるように、そして、商品を選び、買うように。

所沢市で議会ウォッチをして評価している団体の方々と話をしたことがある。
あいつは議会報告を出さない、あいつは一般質問をしない、あいつは安易な質問が多い、と評価され公表されるわけだが、なんか違和感があった。
「評価されるのはやぶさかではないが、何をするかは個人に任せてほしい。
だめなら自己責任で選挙で落ちればそれでよいのだから。」
そう申し上げたが、
なんか言い得ていず、気持ちが残った。
が、結局「商品化(モノ扱い)」に対する違和感だったのだ、と気がついた。

時間とゆとりのある博識の方々がその能力を発揮され、
議員たちをチェックすることに、
「商品化」「交換可能なモノ扱い」を感じて、
それで違和感を感じたんだと改めて気がついた。

日本はすべてが「商品化」されてしまったのか、
新しいものに飛びついて、飽きたら捨てる。
消費者意識とか納税者意識といえば聞こえはよいが、
なんか勘違いした感じに見える。
もっと寛容(鷹揚さ)と崇敬(他者を尊重する態度)と辛抱、そして長い視点があってもいいのではないか。

実践は尊い。
評価はその次、である。

内容が暗いので明るい衣装の少数民族イ族の写真で
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2 コメント

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商品化に向き合わない消費者 (北秋津のo君)
2010-06-16 17:26:27
私も常々、いい大人が「消費者」と化したと感じていました。
「選択の自由」は尊いことと思いますが、自由には責任が伴うもの。消費者に成り下がって「選択の自分勝手」になってしまっては、後で取り返しがつかなくなってしまいます。

もし社会が消費者だらけになってしまったら…。想像するだけで、将来に希望が持てなくなってしまいます。

でも消費者の方が楽チンだから、これからも増殖することになるんでしょうね。欧米的な相手を信じないことから始まる契約が横行することになるんでしょうか?心配です。
ありがとうございます (ふじもとまさと)
2010-06-22 00:52:39
消費者のほうが楽ちん

そのとおりですね。そして互いを信じなくなって契約社会の裁判社会になるんですね。

困ったものです。
が、我々の手で何とか食い止めましょう!!