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定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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自治体、財政破綻になると・・!?   《初出2006.7.8.》

2008-05-02 13:40:49 | 時事【政治・経済】等
先頃、北海道の夕張市で財政破綻というニュースがあった。

私は都道府県、市町村の自治体が、国に『財政再建団体』の申請の結果、
どのような過程になるのかは知らなかった。

読売新聞の夕刊で【週間 KODOMO新聞】のニュース・ウイークリー定例記事がある。
話題となっている事項を子供が理解できるように記載されているので、
私の拙(つたな)い知識で一般記事で理解出来にくい場合、
ときたま読んだりしている。

本日は、【夕張市 財政破綻】であった。

この記事で、財政再建団体になると、具体的な過去の事例を提示して、無知な私なりに理解できた・・。

この記事の一部を無断転記させて頂きます。



財政再建団体になると、
監督役の国に、お金の使い方を厳しくチェックして貰い、
無駄を徹底的に省(はぶ)く《倹約》で借金を返していく・・。

1992年に財政再建団体にに指定された福岡県の赤池町(現・福智町)は、
10年掛りで32億円の赤字を無くしました。
最低限必要な住民サービス以外にお金を使うことが認められず、
町営住宅の家賃や水道料金も値上げされて、
町民の負担が増えました。

町も、職員の数を減らして給与を減らしました。
職員は、道路にあいた穴の補修や、町民会館の掃除も自分達でやりました。
敬老会ではプロの劇団に来て貰うとお金が掛かりますので、
町長や議員等が劇を披露しました。
役場ではしばらくクーラーもつけられなかったそうです。

『子供や孫に借金のツケを回したくない』という思いで、
町の人がひとつになって取り組んだ結果、
当初の計画より2年早く目標を達成しました。



以上、新聞の記事を転記させて頂きました。


自治体の多くは、消防、学校、病院等の地域の人々の生活必要なサービスが
実施されている。
今回の夕張市の場合、市民の実質負担がこれから具体的に明確になる。

私は東京都の調布市に住むひとりであるが、
日頃から自治体に対して、不可解なことがある。

私は民間会社でサラリーマンを35年間して、定年退職をした身であるが、
調布市、そして東京都に対してである。

市庁、都庁の建物が何故あのような豪華にするのか。
市会議員会議室、都庁の都会議員会議室、
何故あのような過剰な部屋にしなければならないか、
理解出来ない。

そして文化会館と称する豪華な建物・・
たとえプレハブの3階建ちであっても、中身のソフトが充実したものであれば、
と思ったりしている。

年に数回、東京都、調布市のホーム・ページで、
財政収支概要を私は都民、市民のひとりとして見ている。

今回の夕張市の場合、収入のボタンの掛け違い、
と責任逃れは許されないと思っている。
少なくとも、ここ20年前後、市長、市会議員に携わった方達は、
豪華な市庁の前で、市民に土下座するべきと思っている。

市民は市会議員、市長を信頼して選出し、
その託(たくさ)された市の政策の立案から運営までの信頼を裏切った結果、
最低限の責務と思ったりしている。
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