夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ビール事情に疎(うと)い私は、思わず微苦笑し・・♪

2009-04-27 09:25:46 | 食べ物、お酒
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であるが、
この2月より市の推薦のメタボの研修を受けて折、
保健師の麗(うらら)かで清純なしぐさの女医さんとの指きりの約束をしたせいか、
アルコールが大幅に変化して我ながら驚いている。


研修を受講するまでは、殆ど純米酒の辛口を2合前後を呑んだり、
ときおり缶ビールを500mLをコブレットに注(そそ)いで、2、3本を呑む晩もあった。

研修後の私は旅行以外の日常生活は、
缶ビール350mLを2本としているが、
ときには1本で満足してしまう晩もあるので、我ながら不思議と感じたりしている。


特にこの時節、日中のひととき、主庭のテラスに下り立ち、
簡易椅子に座りながら、薫風に身をゆだねて、若葉の枝葉を眺めながら、
ビールを呑んだりしたことがあったが、
いまや煎茶を主体に、コーヒーなども飲んだりしているのである・・。
やはり麗(うらら)かで清純なしぐさの女医さんが思いだされたりするので、
私は微苦笑したりしている。


私は東京オリンピックが開催された若き頃は、
実家に住んでいたが、この頃はキリンのラガービールの大瓶を
近くの酒屋から取り寄せていた。

こうしたせいか、私はビールを呑む時は、このビールの味わいになじんでいた。
私は20代の後半になると、バーボン・ウィスキーとかワインが主体で、
ときおりビールを呑む程度であった。
家内と交際していた時、都心の名の知れたホテルのロビーの横にある喫茶コーナーでは、
コーヒーの値段と何故かしらギネス・ビールが同一なので、
私はこの黒ビールを呑むことが多かったりした。


結婚後は、サントリーのウィスキー『白』をオンザロックで呑むことが多かったが、
キリンのラガービールの大瓶を酒屋より取り寄せたりしていた。

この後、実家の近くに家を立てた後、
ビールが主体となり、キリンのラガービールの大瓶を呑んだりしたが、
休日などの時は、6本前後も呑め、わが人生としては一番呑めた時だった、
と苦笑している。


そして40代の頃からは、日本酒が晩酌の友と変貌し、やがて純米酒の辛口となり、
ときおりビールを呑む程度であった。

この頃、日本経済新聞の元旦号を読んでいた時、
愛読書のアンケートの特集記事で、
あるお方が、立原正秋氏の『男性的な人生論』と書かれていた。
経済人の多くは、司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』とか、経済専門書、
歴史専門書等を選定することが多い中で、
中々気骨の或る人と感じ、解る人解る、と私は思わず共感してしまったのである。

このお方は住友銀行からアサヒビールに建て直しに、
最高責任者として一人の男が投入された人であった。
まもなく、このお方の元で、スーパードライのビールの発売にされた。

私は衰退したアサヒビールに少し頑張って欲しいという理由もあったが、
やはり立原正秋氏の作品を愛読していると明記されたこの方に親愛の情を感じてしまい、
私はビールを呑むなら、アサヒビールのスーパードライと切り替えたのである。

この後、旅行に行った時、
たまたまアサヒビールの福島工場が新設された情景を観た後、
アサヒビールは再建され、躍進したのだからと思い、
私はアサヒビールのスーパードライから遠ざかったのである。


この頃、私は作家・山口 瞳の随筆を愛読していたので、
なんとなくサントリーのモルツとした・・。

そして、50代の頃になると、
ビールを呑む時はサッポロのエビスビールが多くなったりしていた。


定年退職後は、相変わらず純米酒の辛口を呑んでいたが、
ときおりビールを呑みたい時は、スーパーなどで缶ビールを買い求めるように変貌した。
そして、キリンのラガービール、或いはアサヒビールのスーパードライで、
価格が廉(やす)い方に選定し、年金生活のせいかしら、と苦笑したのである。

そして、年に何度かの少し高級の食事処に於いては、
サッポロのエビスビールを呑み、少し背伸びしたりしている。

旅行に行ったりした時は、ビールを呑む時は、
北海道の場合はサッポロのクラシックビール、
沖縄の時はオリオンビールと私は選定してしまうのである。


私はスーパーなどに買物に行く時は、牽(ひ)き車のキャリーカートを愛用しているが、
昨今はビールを購入する時は、350mLの24本入りの箱で購入することが多く、
お買い得などの場合、キャリーカートに乗せてくる。

昨日もスーパーのチラシを見た上で、アサヒビールのスーパードライを購入してきたが、
箱を収納する前、
【 あなたの1本が
       明日の日本をつくる 】
と明示されていたので、創意工夫のない宣伝文と苦笑したのである。

私だったら、少なくとも、
【 あなたの1本は
       大いに社会に貢献します 】
と酒税をかけて文案にするのに、と思ったりしたのである。


この後、この箱の先ほどの明示された下段に、
小さな文字で、
【 この商品1本につき1円が
  あなたの住む都道府県の自然や環境等の
  保護、保全活動に活用されます 】
と明記されていたので、私は驚いたのである・・。

そして私は、ネットでアサヒビールのスーパードライを検索したのである。

http://www.asahibeer.co.jp/superdry/umaasu/

このサイトをしばらく眺めていたが、
私はテレビを視聴する時は殆どNHKしか見ないひとりなので、
こうしたキャンペーンは無知だった、とため息をしたのである。

そして年金生活の私は無力ながら、ささやかに貢献できるので、
今宵からはスーパードライに20数年ぶりに専念しょうかしら、
と微笑したのである。


尚、私の現役時代はビール会社とは関係はなく、レコード会社に勤めた身であり、
現在も親族はもとより、親戚もビール会社とは一切無縁です。


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