夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京郊外は夏本番前なのに、猛暑の日々が続き、高齢者の私は戸惑いを重ねて・・。

2012-07-17 07:39:34 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
過ぎし13日の金曜日から連日32度前後の猛暑となり、
今からこのような熱い日が続いたら、夏本番の猛暑の時はどのようになるの、
と暑さに苦手な私は、青空を見上げながら、天上の気候の神々の采配に戸惑ったりしている。

今朝も燦々と照りつける快晴となり、地元の天気情報を見たりすると、
朝の6時は26度、昼下りは34度前後、夕暮れの6時は30度前後、
と表示されて、私は今年一番の猛暑なるかしら、と何よりも暑さに苦手な私は、溜息をしたりした。


日常の買物は、定年後から自主的に私の担当となっているが、
この5日間は最寄のスーパーに買物に行き、駅前までの片道徒歩20分のスーパーは敬遠し、
散策も近回りのコースを歩き廻ったりしている。

そして半袖のスポーツ・シャツと長ズボンのストレッチ・パンズ、夏の帽子を深めに被り、
サングラスをして、ときには扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも気合いを入れて、足早に歩いているのが実情である。


そして帰宅後は、洗面所で顔を洗い、衣服、そして下着も脱いで、
お風呂場でシャワーを水に近い低温で浴びたりした後、
恥ずかしながらこっそりと居間のエアコンの冷風の下で、身を寄せたりしてきた・・。

そして、涼しげになった身体に、
新たな下着、半袖のスポーツ・シャツと長ズボンのストレッチ・パンズを身につけた後、
冷やした煎茶を飲んだりしている。

この後は、殆ど居間で過ごすことが多く、昼下りには居間の外れに簡易ベットを敷いて、
エアコンの冷風の中、私は横たわり本を読んだりすることが多い。

高齢者3年生の私は、熱中症で救急車、或いは病院にお世話になることは、
勘弁してほしいので、このように過保護のような生活を過ごし、
猛暑の時は、エアコンの冷気に享受している。


先ほど、燦々と照らす玄関庭の片隅みから門扉の前の歩道を眺めると、
働いて下さる諸兄諸姉の出勤する姿が見えたりした。
そして熱くなる休日明けの出勤は何かと大変だなぁ、とサラリーマンを引退した私は同情をしたりした。

私は現役のサラリーマン時代には、
本社勤務で情報畑、管理畑で30年ばかりディスク・ワークであったが、
この時節、ときおり夏のスーツを着る程度であり、
殆どワイシャツとネクタイで出社すると、まずはトイレの洗面所で顔を洗ったりした。

その後、定年の5年前にリストラ烈風の中で、私は出向となり、
物流情報会社に勤めだした・・。
現場の物流会社の倉庫で、冷房がないフロアーがあり、
不馴れな最初は眩暈(めまい)を感じたりした。

この時は、外廻りでスーツにネクタイの人を考えたり、
或いは炎天下の中で業務をする人を思いながら、耐えたりしたのが本音である。

そして私は35年ばかり勤めた夏の時節は、
暑さを感じて、したたる汗をハンカチで拭〈ぬぐ〉ったりした時、
ときおり、冬の寒さの情景を思い浮かべながら、自身を励ましたりしてきた。

しかしながら昨今の諸情勢は、果てしなき悪循環の『デフレスパイラル』の時代となり、
こうした『デフレスパイラル』のもとで進められた国家によるサービスの縮小、
そして大幅な規制緩和による市場経済重視する新自由主義と命名された『ネオリベ(ネオリベラリズム)改革』の中、
何かと短期に成果を求められる時代であり、
働いて下さる諸兄諸姉は奮戦されている状況に、無力な私でも同情させられる。

このようなことをぼんやりと思いながら、
せめて夏本番の時節は、余り熱くならないでねぇ、
と青空を見上げながら、天上の気候の神々に祈願したりした。

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